2025年6月10日広島競輪場スタンド棟がリニューアルオープン、地元人気店「ちから」も営業開始
ベストカレンダー編集部
2025年6月3日 14:46
広島競輪場スタンド棟開業
開催日:6月10日
アーバンサイクルパークス広島のスタンド棟がリニューアルオープン
2025年6月10日(火)、広島競輪場のスタンド棟がリニューアルオープンします。この再整備は、株式会社チャリ・ロトと広島市が共同で実施している広島競輪場再整備事業の一環として行われるものです。スタンド棟のオープンにより、場外車券の発売が再開され、地元の人気飲食店「ちから」も営業を開始します。
新しいスタンド棟の魅力
スタンド棟は、帆のような屋根を持ち、宇品地域の新しいランドマークとしての役割を果たします。一般観覧席や指定席、最大6名で利用できる特別観覧室を備え、約500の座席を設置しています。また、屋上には「Ujinaスカイデッキ」が設けられ、開放的な空間でレースを楽しむことができます。
フロアごとの特長
スタンド棟は4つのフロアで構成されており、それぞれ異なる機能を持っています。
- 1階: モニター観覧エリアとフードコートを完備。大型ビジョンやイベントステージがあり、屋外観覧席も設置される予定です。
- 2階: 約200席の一般観覧席と指定席のほか、キッズルームや授乳室を完備。空中歩廊もあり、レースを間近で観戦できます。
- 3階: 上質な空間でレース観戦が楽しめる特別観覧室を完備。個室タイプの「ラグジュアリーボックス」や「ラグジュアリーデッキ」も利用可能です。
- 4階: 「Ujinaスカイデッキ」は、バンクを一望できる開放的な空間で、災害備蓄倉庫や緊急退避施設としても機能します。
ユニバーサルデザインの導入
スタンド棟には、ユニバーサルデザインが取り入れられており、車椅子席や小さなお子様連れの方が安心して利用できるキッズスペース、こども用トイレ、授乳室が設置されています。これにより、誰でも快適にレース観戦を楽しむことができる環境が整っています。
地元人気店「ちから」のオープン
スタンド棟のリニューアルオープンに合わせて、広島市民から愛される老舗うどんチェーン「ちから」がオープンします。京都で生まれ、広島で育まれた味として人気の「ちから」では、うどんや中華そばのほか、いなり寿司や創業商品のおはぎも提供されます。レース間でも手軽に食べることができるメニューが揃っています。
アーバンサイクルパークス広島の全体像
「アーバンサイクルパークス広島」は、競輪だけでなく、スポーツやレジャーを楽しむための複合施設として整備されています。競輪選手の宿舎も兼ねたホテル棟、芝生広場やこども遊具が設置される公園エリア、BMXやスケートボード、キックバイクなどのアーバンスポーツが楽しめるエリアなどが順次整備されていきます。
2025年6月10日にはスタンド棟が先行オープンし、同年11月には広島競輪場での市営競輪が再開される予定です。さらに、2026年3月には全てのエリアの整備が完了し、リニューアルオープンを迎える計画です。
スタンド棟の概要
スタンド棟の詳細は以下の通りです。
| 施設名称 | 広島競輪場 スタンド棟 |
|---|---|
| 構造/規模 | 鉄骨造/地上4階 |
| 所在地 | 広島県広島市南区宇品海岸三丁目6番40号 |
| アクセス | 市内電車(広島電鉄)約30分、バス約30分 |
| 建築面積 | 2,526.27㎡ |
| 延床面積 | 5,030.30㎡ |
| 設計・監理会社 | 株式会社東畑建築事務所 |
| 施工会社 | 株式会社奥村組 |
| 総座席数 | 約500席 |
| 投票機台数 | 56台(うちキャッシュレス投票機23台) |
| 公式サイト | 広島競輪場公式サイト |
「アーバンサイクルパークス広島」は、競輪とアーバンサイクルスポーツが融合した新しい施設として、地域に新たなスポーツ文化をもたらすことを目指しています。今後の展開に期待が寄せられます。
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