2025年6月9日から葬儀場でヘビメタライブ予約開始、友引限定の新たな音楽体験

葬儀場でヘビメタライブが実現する日

株式会社KOTOBUKIとさいたま葬儀連盟は、2025年6月9日（ロックの日）より、葬儀場として稼働している場所でヘビメタ防音対応のライブハウスを利用予約できることを発表しました。この取り組みは、コロナ禍で活動が制限されていたバンドのために、リアルとオンライン同時配信スタジオを作るというアイデアから生まれました。

特に「友引」の日に限定して行われるこのライブは、葬儀場としての機能を持ちながらも、ヘビメタの音を存分に楽しむことができる特別な空間です。葬儀場とライブハウスの二重の役割を果たすこの施設は、今までにないユニークな試みと言えるでしょう。

新たな音楽体験を提供する施設

このライブハウスは、埼玉県さいたま市岩槻区に位置し、最寄駅から徒歩わずか2分というアクセスの良さを誇ります。具体的な住所は「埼玉県さいたま市岩槻区本宿224-1」で、訪れる人々にとって便利な立地となっています。

ライブ会場の名称は「LIVE THEATER +810 PLUS HEART」であり、810はエンジェルナンバーとして知られ、心（ハート）を意味する数字でもあります。この名称には、訪れる人々にとって特別な体験を提供したいという願いが込められています。

音響と配信設備の充実

この施設では、葬儀からライブまで幅広く対応するために、音響システムと配信システムが充実しています。特に、3面LEDビジョンを用いて、どんな画像や演出も可能にすることで、参加者に新たな体験を提供します。

コロナウィルスの影響で葬儀業界や音楽業界が大きな打撃を受ける中、LEDビジョン配信設備を通じて、遠方から参加できない方々にも葬儀に参加してもらうことができるように工夫されています。これにより、家族葬の需要が高まっている現在においても、より多くの人々が大切な人を見送ることができる環境が整えられています。

新たな葬儀の形を模索する意義

新型コロナウィルスの影響で、葬儀は近親者のみで行われることが増え、友人や知人の最期を見届けられない寂しさが広がっています。このような状況の中で、ヘビメタバンドのボーカルとして活動している葬儀場の代表、関根信之氏は、葬儀業界に新たな風を吹き込むことを目指しています。

「人生最期のイベントに花を咲かせたい」との思いから、リアルな体験とオンライン開催を同時に行える設備が必要だと感じ、LEDビジョン配信設備の導入に至りました。この取り組みは、音楽業界においても新たな可能性を切り開くものとなるでしょう。

関根信之氏のプロフィール

生年

1971年

経歴

ヘビメタバンドに明け暮れ、葬儀業界に転身。日々「あったかいこころ」での葬儀を目指している。

関根氏は、葬儀を配信しながら映像を思い出として残せる新たな試みで、葬儀業界を変えたいと奮闘しています。彼の情熱と努力が、この新しい試みを支えています。

株式会社KOTOBUKIの概要

株式会社KOTOBUKIは、愛知県名古屋市に本社を置く企業で、音響防音工事を専門としています。代表取締役の庭瀬寿洋氏は、一級建築士としての経験を活かし、音楽と音響の専門家として活躍しています。

同社は、音響防音工事を通じて、顧客のニーズに応えるべく日々進化を続けています。特に、ドラム防音の技術に特化しており、誰もができなかった低周波を封じ込める工法を確立しています。

会社概要

このように、株式会社KOTOBUKIは、音響と防音の専門家として、様々なニーズに応えるべく活動を続けています。

まとめ

葬儀場でヘビメタライブが実現するという新しい試みは、音楽と葬儀の境界を超えたユニークなイベントとして、多くの人々に新たな体験を提供します。2025年6月9日から始まるこの予約システムは、葬儀業界の新たな可能性を示すものです。

この取り組みを通じて、人生の最期を彩る新たな形が生まれることが期待されます。音楽と葬儀が融合することで、より多くの人々が大切な瞬間を共有できるようになるでしょう。

以下に、この記事で紹介した内容をまとめた表を示します。

このように、葬儀場とライブハウスの融合は、今後の葬儀業界における新たなスタイルとして注目されるでしょう。音楽と共に、人生の大切な瞬間を共有することができる場が増えていくことが期待されます。