2025年6月14日開催、EFが提案する円安時代の留学を投資と捉える新戦略と留学フェア情報
ベストカレンダー編集部
2025年6月4日 10:52
EF留学フェア2025
開催日:6月14日
円安と留学費用の現状
近年、日本円が安くなっている影響で、海外留学をためらう若者が増えています。2025年6月4日に発表された調査によると、日本人学生の84%が留学のハードルとして「経済的理由(費用が高すぎる)」を挙げています。この調査は、留学奨学金プラットフォームを運営する「RyuLog」と海外大生就活支援「One Terrace」によるもので、2025年4月3日から5月11日までの期間に実施されました。
円安の進行や物価の高騰により、留学費用は高騰しています。特に、海外の大学や語学学校の学費や生活費はドルやユーロ建てであるため、2021年に比べて実質的に2〜3割の値上がりが見られます。このような状況下で、多くの学生が留学を断念することが懸念されています。
逆転の発想:留学を投資と捉える
海外留学EFエデュケーション・ファースト(EF)は、円安を「損」で終わらせないための新たな視点を提案しています。EFの日本支社の社長、伊東グロニング七菜氏は、留学を「消費」ではなく「通貨リスク分散型の投資」と位置付けています。
具体的には、例えば米国で年収8万ドルを得られるキャリアを築いた場合、2021年の1ドル110円水準では年収880万円でしたが、現在の140円水準では同じ8万ドルが円換算で1120万円となります。このように、為替変動をうまく活用することで、留学は将来の収入の“通貨構成”を変える手段となるのです。
留学を通じたキャリア形成
さらに、留学を通じて職業キャリアを形成することができる「大学進学準備プログラム」もEFが提供しています。このプログラムでは、海外の大学に進学するために必要な語学力とアカデミックなスキルを習得することができ、卒業生には250以上のEF提携大学への進学が保証されています。
過去の卒業生には、英オックスフォード大学やロンドン大学、米ニューヨーク大学(NYU)などの一流校への合格者がいます。留学先としては、シドニーやオックスフォード、バンクーバー、シアトル、ミュンヘン、ボストン、マンチェスターなど7カ国10カ所が用意されています。
留学経験者の声
実際にEFのプログラムを経て留学を行ったH.Mさん(28)は、イギリスの大学に進学し、現地機関に就職しました。彼女は「高校までは英語に自信がなく、海外なんて自分には無理だと思っていた。しかし、EFの留学を通じて言語だけでなく、文化の違いを受け入れる力を学ぶことができた」と語っています。
また、「社内公用語が英語なので、EF時代に体験した多様な価値観の中で会話する力が今も仕事の土台になっている。当時の留学費用は確かに大きかったが、あの時の決断が将来への最大の投資になったと実感している」とも述べています。
日本のグローバル人材育成の重要性
伊東社長は、日本で働くことを前提にしつつも、海外で稼げる選択肢を身につけることの重要性を強調しています。「将来、日本で働くかもしれませんが、海外でも稼げる選択肢を持つことで、進路はもっと自由になります」と述べています。これにより、留学を通じた日本のグローバル人材の育成が進むことが期待されます。
EFは、海外留学のブランドとして欧州地域でボルボやIKEAと並ぶ認知度を誇っています。今後は日本での認知拡大を目指し、留学フェアを開催する予定です。この留学フェアは、EFの海外留学の特徴を知る機会となります。
留学フェアの詳細
留学フェアは以下の通り開催されます:
- 日時:2025年6月14日(土)
- 開催時間:会場による
- 会場:全国のEFオフィス(東京、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、札幌、福岡)
- 参加費:無料(事前登録制)
- 対象:中・高校生、大学生、社会人、保護者
- 参加申込URL:こちら
EFについて
イー・エフ・エデュケーション・ファースト(EF)は、1965年にスウェーデンで設立された世界最大規模の私立教育機関です。「教育を第一に」というモットーのもと、言語学習、留学、学位プログラム、文化交流を通じて、人々が国境を越えてつながることを支援しています。
現在、世界100カ国以上に事業拠点を持ち、20か国に50校の直営語学学校を展開しています。EFは単なる留学エージェントではなく、教育イノベーションとテクノロジーを駆使した独自のプログラムを展開しています。また、英語能力テスト「EF SET」や「EF EPI 英語能力指数」の開発・提供にも力を入れています。
まとめ
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 調査機関 | RyuLogとOne Terrace |
| 留学の経済的理由 | 84%の学生が「費用が高すぎる」と回答 |
| 円安の影響 | 留学費用が2〜3割高騰 |
| EFの提案 | 留学を「通貨リスク分散型の投資」と捉える |
| 留学フェア開催日 | 2025年6月14日 |
| 参加対象 | 中・高校生、大学生、社会人、保護者 |
| EFの設立年 | 1965年 |
以上のように、円安の影響を受けつつも、留学を通じて得られるキャリアや経験は、将来の選択肢を広げる重要な要素となります。留学は単なる消費ではなく、将来への投資であることを理解し、賢い選択をすることが求められます。
参考リンク: