2025年6月4日開始、絶滅危惧種フサヒゲルリカミキリの3D NFT販売と環境保全活動

ベストカレンダー編集部

2025年6月4日 14:41

フサヒゲルリカミキリNFT販売

開催日：6月4日

フサヒゲルリカミキリ3D NFTって何？

フサヒゲルリカミキリ3D NFTは、絶滅危惧種の昆虫を3Dモデル化しNFTとして販売、その売上が環境保全活動に使われるプロジェクトです。

NFTを買うとどんな特典があるの？

購入者はフサヒゲルリカミキリの3Dデジタル標本4種類をダウンロード可能で、仮想空間などで自由に利用できる特典が付いています。

絶滅危惧種を救う「フサヒゲルリカミキリ3D NFT」販売開始

岡山県真庭市において、蒜山自然再生協議会と株式会社ICHIZEN HOLDINGSが共同で、売上資金を環境保全活動に活用する「フサヒゲルリカミキリ3D NFT」の販売を開始しました。このプロジェクトは、絶滅危惧種IA類に分類されるフサヒゲルリカミキリの個体数増加を目指す取り組みです。

本日、2025年6月4日（虫の日）の12時より、デジさとにて「フサヒゲルリカミキリ3D NFT」の販売が始まりました。このNFTは、かつては北海道と本州の各地に分布していたフサヒゲルリカミキリが、現在では真庭市蒜山地域にのみ生息が確認されているという絶滅の危機に瀕している現状を受けたものです。

「フサヒゲルリカミキリ3D NFT」を購入することで、その売上資金はフサヒゲルリカミキリの個体数増加や生育状況の改善に関する環境保全活動に利用されます。具体的な活動内容は以下の通りです。

このNFTは、3,000円で購入可能で、クレジットカードでの決済が可能です。また、購入特典としてフサヒゲルリカミキリの3Dデジタル標本が付いてきます。

フサヒゲルリカミキリ3D NFTは、実際のフサヒゲルリカミキリを基にした3Dモデルが作成されています。Gaussian Splattingという技術を用いて、体長約1.5cmの小さな昆虫を様々な角度から撮影し、3Dモデルとして構築しました。

購入者は、フサヒゲルリカミキリの3Dモデルを4種類ダウンロードすることができ、仮想空間などで自由に利用することが可能です。この取り組みは、環境変化や密猟による個体数減少を防ぐ手助けとなることを目指しています。

「フサヒゲルリカミキリ3D NFT」プロジェクトは、ネイチャーダオ真庭3100という取り組みから発展しました。このプロジェクトは、NFTや3D技術を活用して、岡山県真庭市の自然と文化を守り、次世代へと継承することを目的としています。

ネイチャーダオ真庭3100は、環境省の協力のもと、真庭市・蒜山自然再生協議会・株式会社ICHIZEN HOLDINGSが中心となって運営されています。この取り組みは、地域資源をテーマにしたNFTプロジェクトを立ち上げ、次世代への継承を目指すものです。

このプロジェクトの詳細や実行の裏側について、7月2日（水）13時から14時にウェビナーが開催されます。ウェビナーでは、以下の内容が取り上げられます。

ウェビナーへの参加は、事前に申し込みが必要です。興味のある方は、公式サイトから申し込むことができます。

株式会社ICHIZEN HOLDINGSは、「善い人が得をする世界」をミッションに掲げ、ブロックチェーン/Web3の事業創出支援を行う企業です。WEB3.0を活用した新規事業の企画立案や、地方創生事業、メタバース空間の開発など、多岐にわたる事業を展開しています。

この企業は、地域の活性化を図るために、NFTマップ「デジさと」や「WEB3地方創生ねっと」を通じて、地域資源を可視化し、流動性を生み出す取り組みを行っています。

真庭市は岡山県北部に位置し、人口約4万人の地域です。「安心安全」と「持続可能性」を重視し、資源循環型の生活基盤を整備しています。この地域は、多様性を受け入れ、住む人が長く住み続けたいと思える生活環境の実現に向けて取り組んでいます。

蒜山自然再生協議会は、岡山県有数の観光地である蒜山高原の自然環境を維持・再生するため、地域の文化や生業と結びつけた取り組みを進めています。地域の自然環境の保全は、地域の未来を支える重要な要素です。