2025年6月4日開始 エイアンドエフのトレイル整備事業がアウトドア文化と地域活性に新風を吹き込む

株式会社エイアンドエフが新たにトレイル整備事業を開始

株式会社エイアンドエフ（所在地：東京都新宿区、代表取締役 赤津大介）は、2025年6月4日より新規事業としてトレイル整備事業を開始したことを発表しました。この事業は、全国の自治体やキャンプ場、公園、森林空間、スキーリゾートなどを対象に、マウンテンバイクコースやバイクパーク、アスファルトパンプトラック、登山道、ハイキングトレイルの整備を行うものです。

エイアンドエフは、この事業を通じて多様なレクリエーションの選択肢を提供し、豊かなアウトドア・アーバンスポーツ文化の創造を目指しています。また、これらの活動を通じて交流人口の増加や地域資源の魅力向上を図り、地方創生にも貢献することを目指しています。

トレイル整備事業の具体的な内容

トレイル整備事業では、以下のような具体的な業務が行われます。

• マウンテンバイクコース、バイクパークの設計、施工、監修、管理運営業務
• パンプトラック設計、施工、監修業務
• 登山道やハイキングトレイル整備、設計、施工、監修業務

マウンテンバイクコースとバイクパーク

マウンテンバイクコースやバイクパークの設計、施工、監修、運営管理においては、地域の活性化や森林サービス産業の創出など、多様なニーズに応える提案が行われます。特に、適切な維持管理が行き届いていない森林空間においては、持続可能な利用が求められています。

また、スキー場の夏季ビジネスとしての活用も視野に入れ、地域の特性を活かしたマウンテンバイクコースの整備が進められます。

アスファルトパンプトラックの設計と施工

トレイル整備事業では、世界最大手のアスファルトパンプトラック企業であるVelosolutions社と契約を締結し、アスファルトパンプトラックの設計、施工、監修を行います。このパンプトラックは、マウンテンバイクやBMX、スケートボード、キックボード、ローラースケートなど、幅広い層のユーザーに対応した安全で楽しい施設となります。

全国の公園や河川敷、高架下などの遊休地を活用し、アーバンスポーツを通じた地域活性化を図ることが期待されています。

登山道とハイキングトレイルの整備

安全で持続可能な登山道ネットワークの整備を目指し、登山道やハイキングトレイルの設計、施工、監修、修繕維持管理等の業務も展開していく計画です。これにより、自然環境との調和を図りながら、アウトドア活動を楽しむ人々にとって魅力的なトレイルを提供します。

事業長 浦島悠太の経歴

このトレイル整備事業の事業長には、国内外で豊富な実績を持つ浦島悠太が就任しました。浦島は、以下のような国際的なプロジェクトに従事してきました。

アメリカ

国立公園、国定公園、州立公園にて、登山およびマウンテンバイク向けトレイル整備に従事。

オーストラリア

タスマニア州タスマン国立公園のロングトレイル建設プロジェクト「Three Capes Track」、タスマニア州ダービーの「Blue Derby」マウンテンバイクトレイル建設プロジェクトに従事。

ニュージーランド

クライストチャーチ市に位置する南半球最大規模のバイクパーク「Christchurch Adventure Park」の建設チームに参加。

日本国内

長野県諏訪郡富士見町の富士見パノラマリゾート マウンテンバイクパークのコースプロデュース、静岡県伊豆市のサイクルスポーツセンターの世界大会コース整備アドバイザー、神奈川県小田原市「フォレストバイク」のコースプロデュースなどを手がける。

株式会社エイアンドエフの企業理念と今後の展望

株式会社エイアンドエフは1977年に設立され、「衣・食・住を背負い、心の赴くまま自然に分け入り営みを学ぶ」というバックパッキングの精神を企業活動のベースとしています。高品質なアウトドアギアやアパレルを主に米国から輸入し、全国のアウトドアショップへの卸売事業と直営店「A&Fカントリー」を展開しています。

今回のトレイル整備事業は、長年培ってきたアウトドアフィールドへの知見と自然との共生を目指す企業理念に基づく新たな取り組みとなります。これからの展開においては、地域資源の活用や交流人口の増加に貢献し、より多くの人々にアウトドア活動を楽しんでもらえる環境を整えていくことが期待されています。

このように、株式会社エイアンドエフのトレイル整備事業は、地域活性化やアウトドア文化の促進に寄与することを目指しています。今後の活動に注目が集まります。