2025年6月21日開始！大阪・関西万博で最新福祉機器「TANOステーション」を体験できるイベント

EXPO2025大阪・関西万博での「TANOステーション」体験

TANOTECH株式会社は、2025年6月21日から29日の間、EXPO2025大阪・関西万博の「HEALTH DESIGN 輝き、生きる―Live Brighter―」イベント内に設けられる「次世代医療機器等体験コーナー」に出展します。このイベントでは、最新の医療機器や福祉機器を体験できる機会が提供され、特に注目されているのが「TANOステーション」です。

「TANOステーション」は、非接触型の福祉テクノロジーを活用した体験型の展示ブースであり、来場者は最新の介護・機能支援テクノロジーを実際に体験することができます。体験は無料ですが、事前登録が必要です。万博会場への入場にはチケットが必要な点にもご留意ください。

イベントの詳細

以下に、イベントの基本情報をまとめます。

TANOステーションの特徴

TANOステーションは、非接触・非装着型のセンサー技術とゲーミフィケーションを融合した先進的な福祉機器です。利用者はセンサーの前に立つか座るだけで、身体の動きに反応し、画面上のプログラムを操作できます。このインタラクティブな仕組みにより、運動、発声、認知機能の活性化を目的とした300種類以上のプログラムが搭載されています。

高齢者や障がいのある方々に向けて、リハビリやレクリエーション、脳トレーニングなどに幅広く対応することができ、利用者は機器の装着や複雑な操作を必要とせず、簡単に楽しむことができる点が特長です。

TANOステーションの運用と利点

このシステムは、地域や福祉施設における健康づくり、認知症予防、フレイル対策を支援することを目的としています。ロボットが運動メニューの提案や使い方の説明を自動で行うため、スタッフによる案内は必要ありません。これにより、受付から終了までを一貫してシステムが誘導し、無人での運用も可能となっています。

さらに、複数の利用者が同じ空間で運動することで、自然な会話や交流が生まれ、情報交換やコミュニティ形成の促進にも寄与します。TANOステーションは、利用者の身体機能の維持・向上を目指すとともに、介護スタッフの負担軽減にも貢献する革新的なソリューションです。

展示内容と導入実績

本展示では、TANOステーションの最新技術を体験できるほか、国内外での導入実績やリハビリ、福祉現場での活用事例、海外展開の展望なども紹介されます。これにより、未来の介護福祉の可能性について多くの方々と意見を交わせる場となることを期待しています。

TANOは、令和5年度に国立研究開発法人 日本医療研究開発機構（AMED）の「ロボット介護機器開発等推進事業」に採択され、機能強化と操作性の向上が進められています。利用者の自発的な参加を促進し、介護スタッフの身体的・精神的負担軽減にも寄与しています。

関連情報と受賞歴

TANOTECH株式会社は、以下のような受賞歴や認定を持っています：

• 国立研究開発法人日本医療研究開発機構　令和5年度「ロボット介護機器開発等推進事業」採択
• 大阪府、「いのち輝く未来社会」10歳若返り事業　採択
• 大阪健康寿命延伸産業創出プラットフォーム
• アジア健康長寿イノベーション賞2021 国内最優秀事例採択
• JETRO「新輸出大国コンソーシアム」採択企業

まとめ

EXPO2025大阪・関西万博での「TANOステーション」体験は、最新の医療機器や福祉機器を実際に体験できる貴重な機会です。TANOステーションの特長や運用方法、導入実績などを通じて、未来の介護福祉の可能性について考えるきっかけとなるでしょう。

以下に、この記事で紹介した内容を整理した表を示します。

この展示会を通じて、TANOステーションの進化した技術を体験し、今後の福祉や医療の発展について考える良い機会となることを期待します。