2025年6月8日開幕「こうの史代展」福知山城で特別アート御城印も限定販売
ベストカレンダー編集部
2025年6月5日 14:14
こうの史代展開催
開催期間:6月8日〜7月27日
漫画家こうの史代さんと福知山城がコラボ!特別アート御城印の販売
2025年6月8日から7月27日まで、京都府福知山市にて漫画家・こうの史代さんの過去最大規模の展覧会「こうの史代展」が開催されます。この展覧会は、こうのさんが暮らす福知山市で行われるもので、特に注目すべきは、福知山城天守閣で限定販売される“特別アート御城印”です。
こうの史代さんは、漫画家生活30周年を迎えた福知山市在住の著名な漫画家であり、彼の作品は多くの人々に愛されています。展覧会の開催を記念して、こうのさんによるイラストと字がデザインされた御城印「こうの史代×福知山城 特別アート御城印」が誕生しました。この御城印は6月8日から福知山城天守閣で販売される予定です。
特別アート御城印のデザインと販売概要
特別アート御城印のデザインには、こうのさんの代表作の一つである『麒麟のいる街』が使用されています。このイラストは、福知山城初代城主・明智光秀を主人公とした大河ドラマの放送終了に合わせて2021年に初めて公開されたもので、福知山城と城下町、麒麟に乗って微笑む光秀とその妻・熙子が描かれています。
御城印の文字はすべて、今回のためにこうのさんが新たに描き下ろしたものです。特に「福」の字には明智家の家紋であり、福知山市の花である桔梗があしらわれており、こうのさんのデザインセンスが光ります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | こうの史代×福知山城 特別アート御城印 |
| 販売価格 | 500円(税込) |
| 販売場所 | 福知山城天守閣 |
| 販売日 | 2025年6月8日から |
| 販売枚数 | 2,000枚(なくなり次第終了) |
この御城印の売上は、「こうの史代展」の開催費用として大切に使われるとのことです。こうのさんの描くアート御城印は、漫画家がイラストと字をすべて手がけた珍しいものであり、コレクターやファンにとっては見逃せないアイテムとなるでしょう。
「こうの史代展」美術館入館者特典
「こうの史代展」では、美術館に入館した全員に「こうの史代さん 福知山の変カード」という非売品がプレゼントされます。このカードは、福知山市のシティプロモーション企画「福知山の変」の最終回に登場したこうのさんが描いたポスターを元に、ポストカードサイズにリデザインされたものです。
カードの表面には、こうのさんの最新作『空色心経』の原稿や、描き下ろしの自画像が掲載されています。裏面にはこうのさんへのインタビューが掲載されており、福知山での創作や生活についてより深く知ることができる内容となっています。
「こうの史代展」の詳細と関連イベント
「こうの史代展」は、金沢21世紀美術館での展示を経て、福知山で開催されるもので、前後期にわけて延べ500枚以上の漫画原画や絵本原画、作品のメモや制作風景を記録した初公開の映像が展示されます。具体的な展示日程は以下の通りです。
- 前期:2025年6月8日(日)~7月6日(日)
- 後期:2025年7月9日(水)~7月27日(日)
また、休館日は毎週火曜日で、7月7日は展示替えのため休館となります。入館料は大人720円、子ども350円で、通常料金とは異なる設定となっています。
さらに、こうの史代さんは福知山城でのライブペインティングも予定しています。6月15日と16日の11時から17時まで、福知山城天守閣で行われるこのイベントでは、こうのさんが実際に作品を描く様子を観ることができます。入館料が必要ですが、予約は不要です。
こうの史代さんのプロフィールと福知山市との関わり
こうの史代さんは広島市出身で、1995年に漫画家デビューを果たしました。代表作には『夕凪の街 桜の国』や『この世界の片隅に』などがあり、映画化やドラマ化もされています。こうのさんは2016年に福知山市に移住し、地域との関わりを深めています。
福知山ゆかりの武将・明智光秀が主人公の作品を手がけたり、地域のイベントに参加したりすることで、福知山市とのつながりを強めています。また、こうのさんの最新作『空色心経』では、福知山を舞台にした物語が描かれています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 展覧会名 | こうの史代展 |
| 開催期間 | 2025年6月8日~7月27日 |
| 開催場所 | 福知山市佐藤太清記念美術館 |
| 入館料 | 大人720円、子ども350円 |
| ライブペインティング日程 | 6月15日・16日、6月29日 |
こうの史代さんの作品や地域との関わりを深く知ることができる「こうの史代展」は、福知山市にとっても重要な文化イベントとなります。こうのさんの魅力的な作品を通じて、福知山の歴史や文化に触れることができる貴重な機会です。