2025年7月4日公開『満天の星』が描く対馬丸事件の記憶と命の重み

満天の星沖縄先行公開

開催日:7月4日

満天の星沖縄先行公開
映画『満天の星』ってどんな内容?
『満天の星』は、1944年の対馬丸事件に焦点を当てたドキュメンタリー映画で、戦争で失われた学童の命と記憶の継承を描いています。
映画はいつどこで公開されるの?
沖縄で2025年7月4日に先行公開され、その後8月に全国公開予定です。先行公開ではトークイベントも予定されています。

映画『満天の星』公式ランディングページが公開

2025年5月14日、東京都中央区に本社を置くIT企業『株式会社ファーストイノベーション』は、戦後80年を迎える節目に公開予定のドキュメンタリー映画『満天の星』に対する無償の広報支援を発表しました。この取り組みの一環として、公式ランディングページが制作され、2025年6月に公開されました。

この公式ランディングページでは、映画のあらすじや制作背景、予告映像、上映スケジュール、クラウドファンディング情報、製作陣からのメッセージ、応援者からのメッセージなどが掲載されており、作品の魅力を多角的に伝えています。

映画『満天の星』公式ランディングページ公開のご案内 画像 2

映画『満天の星』の概要

『満天の星』は、戦時中に発生した最大の学童死亡事件である「対馬丸事件」に焦点を当てたドキュメンタリー作品です。この事件は1944年8月に沖縄から九州へ向かう学童疎開船「対馬丸」が米潜水艦によって撃沈され、784名の子どもたちが命を落とした悲劇です。この出来事は長らく秘匿され、語られることがなかった歴史の一幕です。

映画では、事件の生存者である中島髙男氏の孫である俳優・寿大聡氏が、祖父の死をきっかけに事件の真相を追う旅に出る様子が描かれます。寿大聡氏は自身も監督を務め、当事者家族としての視点から、深い葛藤とともに記憶の断片をたどります。その道中には戦地ウクライナも含まれ、戦争の傷跡と向き合う姿がリアルに映し出されます。

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制作陣とナレーション

本作の監督は、映像作家・葦澤恒氏と俳優・寿大聡氏が務め、ナレーションは田中真弓氏が担当しています。彼らの手によって、対馬丸事件の真実がどのように描かれるのか、多くの人々が注目しています。

寿大聡氏は、映画について次のように述べています。「満天の星は、僕にとって“祖父との対話”であり、“命との対話”です。小さな命が消えていった悲劇を、僕たちがどう受け止め、次の世代に何を残していくか。この映画を通じて、一人でも多くの方に“戦争の記憶”と“いのちの重み”を感じていただけたらと思います。」

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沖縄での先行公開について

映画『満天の星』は、物語の出発点でもある沖縄で2025年7月4日に先行公開される予定です。この公開は、対馬丸事件の舞台であり、今なお多くの遺族や関係者が暮らす地で行われるため、本作にとって象徴的な意味を持ちます。

上映当日は、関係者挨拶やトークイベントの開催も予定されており、記憶を継承する第一歩として、地域に深く根ざした上映機会となります。このイベントを通じて、観客は映画を観るだけでなく、対馬丸事件についての理解を深めることができるでしょう。

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公式サイトとSNSでの情報発信

映画『満天の星』の公式サイトや特設サイトでは、最新情報が随時更新される予定です。公式サイトでは、映画の詳細や上映スケジュール、関連情報などが一目でわかるように整理されています。以下に公式サイトと特設ページのリンクを示します。

これらの情報源を通じて、映画の進捗や関連イベントについての情報を得ることができます。

ファーストイノベーションの想い

株式会社ファーストイノベーションは、『満天の星』の想いと重なる「命の尊さ」「記憶の継承」の重要性を強く感じています。BOOST∞による広報支援は、単なる企業活動ではなく、未来を担う世代への社会的責任の一環として実施されています。

今後もファーストイノベーションは、社会課題の可視化や平和の意義を伝えるプロジェクトに対し、技術と創造力を活かしたWEB支援を続けてまいります。

映画『満天の星』の基本情報まとめ

項目 詳細
映画タイトル 満天の星
公開日 2025年7月4日(沖縄先行公開)、8月(全国公開予定)
監督 寿大聡、葦澤恒
ナレーション 田中真弓
テーマ 対馬丸事件の記憶、命の尊さ、記憶の継承
公式サイト こちら

映画『満天の星』は、歴史の一幕を振り返り、次の世代へのメッセージを届ける重要な作品です。多くの人々がこの映画を通じて、戦争の記憶や命の重みについて考える機会となることが期待されます。