2025年7月27日開催、熊本・山鹿市でMITが主催するSTEAM教育ワークショップの詳細

マサチューセッツ工科大学が熊本県山鹿市にやってくる

2025年7月27日（日）、熊本県山鹿市にある旧千田小学校跡を活用した地域拠点「YAMAGA BASE」にて、MIT JAPAN STEAM WORKSHOP 2025が開催されます。このワークショップは、世界トップレベルの理工系大学であるマサチューセッツ工科大学（MIT）が、日本において同窓会である日本MIT会およびMITの学生インターンを派遣するMIT-Japan Programが主催するものです。

本イベントでは、MITの学生や卒業生が日本の小中学生に科学の面白さと創造力を体感してもらう特別な1日が提供されます。参加者は、実際に科学実験やプロトタイピングを通じて、STEAM教育（Science, Technology, Engineering, Art, Math）の魅力に触れることができます。

YAMAGA BASEの概要と歴史

未来へつながるSTEAMワークショップの会場となる「YAMAGA BASE」は、地域の学び舎であった旧千田小学校をリノベーションし、イノベーションや国際交流の拠点として再生された施設です。この施設は2024年にオープンしました。

山鹿市鹿央町（旧鹿本郡鹿央町）では、過去に千田小学校を含む3校の学生が6年生になるとシンガポールで国際交流を行うプログラムが19年にわたって実施されていました。このプログラムは、「ローカル」と「グローバル」が交差する象徴的な場所であり、地方の子どもたちにも貴重な体験を提供することを目的としています。

ワークショップの内容と参加方法

MIT JAPAN STEAM WORKSHOPでは、以下のような内容が予定されています。

• エッグドロップ（エンジニア思考を養う実験）
• DNA抽出
• グループでのプロトタイピング体験

これらの活動を通じて、参加者は科学技術の基礎を学び、創造力を育むことができます。

イベントの詳細は以下の通りです：

申込フォームはこちらからアクセスできます。

開催団体と協賛の募集

このイベントは、日本MIT会とMIT-Japanプログラムが主催し、やまがBASE株式会社が共催しています。また、山鹿市教育委員会および熊本市教育委員会が後援しており、現在協賛企業・団体も募集中です。

協賛の特典としては、当日の会場見学やランチ参加、広報物（チラシ・ポスター・SNSなど）でのロゴ掲載などが含まれます。興味のある企業や団体は、ぜひお問い合わせください。

教育の未来をつなぐ取り組み

MIT JAPAN STEAM WORKSHOPは、都市部に偏りがちな高度教育へのアクセスを地方にも広げることで、「地方から世界へ」というビジョンを体現するプロジェクトです。この取り組みは、参加する子どもたちが科学技術の未来に夢を抱くための“きっかけ”を提供します。

地域と世界をつなぐ教育のかたちを体験できるこのワークショップは、地方の子どもたちにとって貴重な機会となるでしょう。

このように、MIT JAPAN STEAM WORKSHOP 2025は地域の子どもたちに科学技術の魅力を伝えるための重要なイベントであり、参加することで未来の可能性を広げる貴重な体験が得られるでしょう。