2025年7月19日開催 杉山祥子選手による板橋区小学生向けバレーボール体験会の詳細

元日本代表・杉山祥子選手による「バレーボール体験会」開催

東京都板橋区では、2025年6月9日、元女子バレーボール選手でアテネオリンピック・北京オリンピックに出場した杉山祥子選手を講師に迎え、区内の小学生を対象としたバレーボール体験会を開催します。このイベントは、オリンピックを契機に生まれた交流や感動を後世に引き継ぐ事業として実施されており、今年で6回目を迎えます。

杉山選手を講師に招くのは令和6年度に続き2回目であり、過去には元バレーボール女子日本代表の大林素子さんや落合真理さん、東京ヴェルディバレーボールチームを招いて実施されてきました。この体験会は、地域の子どもたちにバレーボールの魅力を伝える貴重な機会となります。

バレーボール体験会の詳細

今回のバレーボール体験会は、以下の詳細で行われます。

• 日時：令和7年7月19日（土）9:30～11:30
• 場所：区立小豆沢体育館（板橋区小豆沢3-1-1）
• 対象：区内在住・在学の小学生（要保護者同伴）
• 定員：100名（応募多数の場合は抽選）
• 費用：1,000円（保険料込み）
• 申込締切：6月24日（火）まで、電子申請または往復はがきにて申込

申込方法は、電子申請または往復はがきで行うことができ、定員に達した場合は抽選となります。参加費用には保険料が含まれており、安心して参加できる環境が整えられています。

講師：杉山祥子選手のプロフィール

杉山祥子選手は、1979年生まれで、小学5年生からバレーボールを始めました。1997年には高校3年生で全日本ジュニアに選出され、世界ジュニア選手権に出場しました。高校卒業後の1998年にはNECレッドロケッツに加入し、その年に新人賞を受賞。翌年のリーグ戦では全勝優勝を達成しました。

2000年には全日本に初選出され、2001年のワールドグランドチャンピオンズカップでは銅メダルを獲得。さらに、2004年のアテネオリンピック、2008年の北京オリンピックにも出場し、国際舞台での経験を積んできました。2013年にはVリーグ歴代1位となる329試合連続出場を達成し、15年間同一チームでプレーし続けました。

バレーボール体験会の意義

このバレーボール体験会は、単なるスポーツイベントに留まらず、地域の子どもたちにオリンピックの精神やチームワークの大切さを学ぶ機会を提供します。杉山選手のような成功したアスリートから直接指導を受けることで、子どもたちは夢を持つことの重要性を実感し、自身の可能性を広げることができるでしょう。

また、板橋区が平成30年にイタリアオリンピック委員会と協定を締結し、東京オリンピックにおいて男女イタリアバレーボールチームに区立小豆沢体育館を提供したことも、地域のスポーツ振興に寄与しています。こうした取り組みを通じて、地域のスポーツ文化の発展が期待されています。

このように、杉山選手によるバレーボール体験会は、地域の子どもたちにとって貴重な経験となることでしょう。参加者は、スポーツを通じて得られる友情やチームワークの重要性を学び、将来的には自らの夢を追い求める力を育むことが期待されます。