6月10日公開開始『ただいま相談受付中！ #Sottoの中の人』自殺相談現場を描く漫画全10話

心の居場所を描いた漫画『ただいま相談受付中！ #Sottoの中の人』の全話公開

認定NPO法人 京都自死・自殺相談センターSottoが展開する電話相談の現場を描いた漫画作品『ただいま相談受付中！ #Sottoの中の人』が、全10話の構成でWEB公開されました。この漫画は、一話完結のドキュメンタリー形式で、実際の相談員のやりとりを基にしたリアルなセリフが特徴です。

この作品は「死にたい気持ちのとき　あなたのそばに　そっといたい」というメッセージを持ち、相談を受ける現場の様子を描くことで、自殺相談の理解を深めることを目的としています。漫画はスマートフォンで手軽に読める無料デジタルブックとして提供されており、どこからでもアクセス可能です。

自殺相談の現場を知るための優しい入口

自殺相談の現場は、一般的にはあまり知られていない場所です。『ただいま相談受付中！ #Sottoの中の人』は、そんな現場の実情を知るための優しい入口として設計されています。この漫画を通じて、相談の流れや相談員の思い、そして相談者の気持ちを理解することができます。

全10話はそれぞれ独立しており、どの話からでも読むことができます。各話は、実際の相談事例を基にしたストーリーが展開され、相談員と相談者の心の交流が描かれています。これにより、読者は自殺相談の現場がどのように機能しているのか、またその重要性を感じ取ることができるでしょう。

作品の概要と特徴

本作品は、以下のような特徴を持っています。

• 全10話構成：各話は独立しており、自由に読み進めることができます。
• リアルなセリフ：実際の相談員のやりとりを基にしたセリフが使用されており、現場のリアリティが伝わります。
• 無料で読める：スマートフォンからアクセスできるデジタルブックとして、誰でも無料で利用できます。
• 心の居場所の提供：自殺相談の重要性を広めることで、心の居場所を提供することを目的としています。

団体概要と活動内容

認定NPO法人 京都自死・自殺相談センターは、2010年に設立され、今年で設立15年を迎えました。この団体は「自死・自殺の苦悩を抱えたときの心の居場所づくり」を目的として、様々な活動を行っています。

主な活動内容は以下の通りです。

1. 相談活動：電話やメールによる相談を受け付け、心のサポートを提供しています。
2. 対人支援活動：自死・自殺の苦悩を抱える当事者が参加できる居場所の運営を行っています。
3. 啓発活動：講演や研修、シンポジウム、街頭活動を通じて、自殺に関する啓発を行っています。

これらの活動は、すべて日本財団の助成金を活用して進められています。団体の代表は生越 照幸氏で、相談窓口は京都府京都市下京区に位置しています。連絡先は075-365-1600、メールアドレスはso-dan@kyoto-jsc.comです。

作品公開の詳細

『ただいま相談受付中！ #Sottoの中の人』は、以下のリンクから全話読むことができます。

作品のURLはこちら

この漫画は、自殺相談の現場を知るための貴重な資料であり、多くの人々にとって心の居場所を見つける手助けとなることを目指しています。

まとめ

認定NPO法人 京都自死・自殺相談センターが公開した漫画『ただいま相談受付中！ #Sottoの中の人』は、自殺相談の現場を描いた重要な作品です。全10話の構成で、リアルなセリフを通じて相談員と相談者の心の交流を描いています。この作品は、誰でも無料でスマートフォンから読むことができ、自殺相談の理解を深めるための優しい入口となっています。

以下に、この記事で紹介した内容を整理した表を示します。

このように、漫画を通じて自殺相談の重要性や心の居場所の提供を広める取り組みが進められています。興味のある方は、ぜひ作品を読んでみることをお勧めします。