2025年6月10日発表のスマホ決済利用実態調査、若年層のQRコード決済利用が主流に

スマホ決済利用調査

開催日:6月10日

スマホ決済利用調査
スマホ決済ってどのくらいみんな使ってるの?
調査によると、スマホ決済の利用率は93%を超え、特に若年層ではQR・バーコード決済の利用が顕著で、キャッシュレスの主流になりつつあります。
スマホ決済で人気のサービスはどれ?
QR・バーコード決済ではPayPayが約46%で最も人気が高く、次いで楽天ペイが約22%、d払いが約10%となっており、これら3つで90%以上を占めています。

スマホ決済の利用実態調査について

株式会社アイリッジは、2025年6月10日に「スマホ決済に関する調査」の結果を発表しました。この調査は、20歳から69歳の男女8,802名を対象に実施され、スマホ決済の利用実態や、利用者が求めるサービスの傾向を探ることを目的としています。調査の結果は、特に若年層におけるQR・バーコード決済の利用が顕著であることを示しています。

調査の結果は、全国の成人男女に対する事前アンケートを基にしており、その後、スマホ決済を利用していると回答した330名に対して詳細な利用実態調査を行いました。調査結果はホワイトペーパーとしても公開されており、下記リンクから確認できます。

スマホ決済で「あったらいいな」と思うサービス、男女の違いが浮き彫りに|スマホ決済利用実態調査 画像 2

調査結果の概要

調査結果の概要を以下に示します。

  • スマホ決済の利用率は9割を超え、特に若年層においてQR・バーコード決済の利用が多い。
  • QR・バーコード決済の利用者では、PayPayが約46%、楽天ペイが約22%、d払いが約10%と、上位3つで全体の90%以上を占めている。
  • スマホ決済で「あったらいいな」と思うサービスについて、男性は地域活性化や寄付に関心が高く、女性はより具体的なメリットを求める傾向が見られた。
スマホ決済で「あったらいいな」と思うサービス、男女の違いが浮き彫りに|スマホ決済利用実態調査 画像 3

スマホ決済の利用状況

調査によると、全体の93%がスマホ決済(QR・バーコード決済とスマホの電子マネー)を利用しており、特にQR・バーコード決済の利用が目立っています。利用しているキャッシュレス決済の内訳としては、QR・バーコード決済が約70%、クレジットカードが約67%となっています。

年代別に見ると、特に若年層(20代や30代)でクレジットカードよりもQR・バーコード決済の利用割合が高く、今後のキャッシュレス社会においてQR・バーコード決済が主流になる可能性が高いことが示唆されています。

スマホ決済で「あったらいいな」と思うサービス、男女の違いが浮き彫りに|スマホ決済利用実態調査 画像 4

人気のQR・バーコード決済サービス

QR・バーコード決済の中での人気サービスについて、以下のような結果が得られました。

順位 サービス名 利用率
1 PayPay 約46%
2 楽天ペイ 約22%
3 d払い 約10%

特にPayPayは20代男性と50代以上女性に人気があり、楽天ペイは若年層での利用率が高いことが分かりました。これらのデータは、今後のマーケティング戦略において重要な指標となるでしょう。

男女の利用傾向と求めるサービスの違い

調査の中で、スマホ決済を利用する際に「あったらいいな」と思うサービスに関して、男女で明確な違いが見られました。男性は地域活性化や寄付に関連するサービスに関心を持つ傾向があり、具体的には以下のようなサービスが挙げられました。

  • 地域のイベント参加による特典
  • 地元の商店街で使用できる割引券
  • 地域独自のデジタル特典やクーポン

一方で、女性はより実利的なサービスを求める傾向が強く、具体的には「決済することで得られる即時のメリット」を重視していることが分かりました。これにより、男女それぞれのニーズに応じたサービス提供が求められることが示唆されています。

コメントと今後の展望

アイリッジの調査結果によると、QR・バーコード決済は従来のクレジットカードを上回る利用率を誇り、スマホ決済の選ばれる理由としては「ポイントがたまるから」が最も多く挙げられました。さらに、地域活性化や地域独自の特典に対する関心も高まっていることがわかりました。

今後、スマホ決済がますます普及する中で、企業はユーザーのニーズに応じたサービスを提供することが求められます。アイリッジでは、アプリ開発やUI/UX支援を通じて、顧客のビジネス成長に貢献することを目指しています。

調査の概要とアイリッジのサービス

以下に、今回の調査の概要を整理しました。

項目 内容
調査名 スマホ決済に関する調査
対象 20歳~69歳の男女
調査期間 2025年1月28日~2025年1月31日
調査方法 インターネットリサーチ
サンプル数 8,802名

アイリッジは、アプリマーケティングやUX改善を通じて、企業のアプリビジネスを支援しています。今後も、データに基づく戦略策定や実行支援を行い、クライアントのビジネス成長を加速させるサービスを提供していく予定です。