2025年8月開始予定、伊賀市役所にテス・エンジニアリングの太陽光発電による再生可能エネルギー供給が決定

伊賀市役所再エネ供給開始

開催日:8月1日

伊賀市役所再エネ供給開始
伊賀市役所にどんな再生可能エネルギーが導入されるの?
伊賀市役所本庁舎の駐車場にカーポート型の自家消費型太陽光発電システムが設置され、オンサイトPPAモデルで再生可能エネルギー電気が供給されます。
この再生可能エネルギー導入のメリットは何?
CO₂排出量を年間約156トン削減でき、初期投資不要で経済的負担が軽減。さらに燃料問題に左右されない安定した電力供給が可能になります。

TESSグループ、伊賀市役所本庁舎向けに再生可能エネルギーの供給を決定

テスホールディングス株式会社(本社:大阪市淀川区、代表取締役社長:山本 一樹)は、連結子会社であるテス・エンジニアリング株式会社(本社:大阪市淀川区、代表取締役社長:髙崎 敏宏)が三重県伊賀市(市長:稲森 稔尚)の伊賀市役所本庁舎向けに、オンサイトPPAモデルを活用した自家消費型太陽光発電システムによる再生可能エネルギー電気の供給を行うことが決定したことを発表しました。このプロジェクトによる再生可能エネルギー電気の供給は、2025年8月から開始される予定です。

本事業の背景と目的

本事業は、テス・エンジニアリングが「令和5年度伊賀市公共施設等の利活用に関する民間提案制度」における「公共施設のカーボンニュートラルに寄与する提案」の最優秀提案として採用されたものであり、その後、2024年1月に伊賀市と事業化に向けた協定書を締結しました。この取り組みは、伊賀市のCO₂排出量削減に貢献することを目的としています。

具体的には、伊賀市役所本庁舎の駐車場にカーポート型の自家消費型太陽光発電システムを設置し、オンサイトPPAモデルとして所有・維持管理を行い、再生可能エネルギー電気の供給を行います。これにより、発電容量は約308kW、年間想定発電量は約37万kWhとなり、発電した電力の全量を同施設に供給することで、同施設の年間電力需要量の約30%を賄うことができます。

環境への貢献と経済的メリット

本事業によるCO₂排出削減量は年間約156トン-CO₂と見込まれており、これは環境への大きな貢献となります。また、再生可能エネルギー電気の利用に際しては、太陽光発電システム導入に関わる初期投資が不要であるため、需要家にとって経済的な負担を軽減することができます。

さらに、電力需要の変動や燃料問題に左右されない長期にわたる安定電源の確保にもつながります。これにより、伊賀市役所本庁舎は、持続可能なエネルギーを利用することができるようになります。

本事業の概要

本事業の具体的な内容は以下の通りです:

設置場所 伊賀市役所本庁舎
所在地 三重県伊賀市
PPA事業者 テス・エンジニアリング株式会社
システム内容 オンサイトPPAモデルを活用した自家消費型太陽光発電システム
発電容量 307.98kW(東洋アルミニウム製 435W×708枚)
モジュール種別 単結晶
供給開始予定年月 2025年8月
供給期間 20年

テス・エンジニアリング株式会社について

テス・エンジニアリング株式会社は、1979年に設立され、現在は大阪市淀川区に本社を構えています。代表取締役社長は髙崎 敏宏氏で、資本金は1億円です。同社は、省エネ・再エネ設備のEPC(設計・調達・建設)、オペレーション&メンテナンス(O&M)、再生可能エネルギー発電所の所有・運営・売電、電気の小売供給(新電力)、エネルギーマネジメントサービスなどを提供しています。

同社のホームページはこちらからご覧いただけます。

まとめ

テスホールディングス株式会社の連結子会社であるテス・エンジニアリングが、三重県伊賀市の伊賀市役所本庁舎向けに再生可能エネルギー電気の供給を行うことが決定しました。このプロジェクトは、公共施設のカーボンニュートラルに寄与する重要な取り組みであり、環境への貢献とともに経済的なメリットも提供します。

以下に、本記事で紹介した内容をまとめました:

項目 内容
事業主体 テス・エンジニアリング株式会社
設置場所 伊賀市役所本庁舎
発電容量 307.98kW
供給開始予定 2025年8月
供給期間 20年
CO₂削減量 年間約156t-CO₂

このように、再生可能エネルギーの導入は、持続可能な社会の実現に向けた重要なステップとなります。