2025年6月11日発表「@cosmeベストコスメアワード」上半期新作コスメの注目トレンド
ベストカレンダー編集部
2025年6月11日 12:21
2025上半期ベストコスメ発表
開催日:6月11日
2025年上半期のコスメトレンドを総括
2025年6月11日、株式会社アイスタイルは「@cosmeベストコスメアワード2025上半期新作ベストコスメ」を発表しました。このアワードは、生活者からの支持を基にしたコスメの評価を行うもので、特に半年間に発売された新商品を対象としています。これにより、化粧品業界や美容業界のトレンドを把握することが可能となります。
また、同時に発表された「2025下半期トレンド予測」では、今後の美容トレンドや生活者の意識変化が示され、特にヘアケアへの関心が高まっていることが強調されています。
「@cosmeベストコスメアワード2025上半期新作ベストコスメ」の概要
「@cosmeベストコスメアワード」は、@cosmeメンバーから寄せられたクチコミを基に、現在最も支持されている商品を表彰するものです。特に「上半期新作ベストコスメ」は、昨年11月1日から本年4月30日までに発売された新商品を対象としており、毎年恒例のイベントとして2008年から行われています。
このアワードは、生活者の視点に立った受賞ラインナップが特徴で、化粧品業界からも注目されています。受賞商品は、クチコミの数や評価を基に決定され、生活者のリアルな声が反映されています。
2025年上半期の受賞商品とトレンド分析
今年の総合大賞には、THE ANSWERの「スーパーラメラシャンプー&EXモイストトリートメント FOR DAILY DAMAGE」が選ばれました。これは、シャンプー・トリートメントが総合大賞を受賞したのは史上初の快挙です。これにより、ヘアケア製品に対する関心が高まっていることが示されています。
また、ユーザーアンケートによると、ヘアケアにかける支出を増やしたいと考える人は53.3%に達し、今後のヘアケア市場の高単価化が予想されます。特に、生活者は「成分」や「効果」を重視する傾向が強まっており、スキンケアのようにヘアケア製品にも高い期待を寄せています。
総合大賞受賞商品「THE ANSWER」の特徴
THE ANSWERは、100年の研究に基づく成分と技術を活かした製品で、特に「美髪5大必須成分」が配合されています。さらに、独自の「塗り洗い」という新しい洗髪スタイルを提案しており、使用者から高い評価を得ています。
クチコミ分析によると、成分や効果に関する言及が多く、特に「びっくりする」や「感動する」といったポジティブな反応が目立ちます。これにより、生活者のニーズに応える製品としての地位を確立しています。
トレンドの変化と消費者の意識
2025年上半期のトレンドとしては、物価高の影響で「失敗したくない」という消費者の心理が強まっていることが挙げられます。高価格帯の商品に対する安心感が増し、信頼性の高い商品が求められています。特に、研究開発や技術力が裏付けされた商品に対する支持が高まっています。
また、クチコミでは「さすが」「裏切らない」といった言葉が多く見られ、高価格帯商品に対する期待感が伺えます。これにより、消費者はより慎重に商品選びを行うようになっています。
今後の展望とトレンド予測
2025年下半期に向けて、ヘアケア市場では「美髪課金」というキーワードが注目されています。これは、ヘアケアに対する投資意欲が高まり、今後も高単価商品が支持される傾向が続くことを示唆しています。
また、成分買いのトレンドも継続しており、特に「発酵」成分に対する関心が高まっています。これにより、今後の新商品開発においても、成分の質や効果が重視されることが予想されます。
受賞商品一覧と集計方法
「@cosmeベストコスメアワード2025上半期新作ベストコスメ」は、以下の基準で集計されています。
- 集計対象期間: 2024年11月1日~2025年4月30日
- 集計対象クチコミ件数: 124,660件
- 集計対象アイテム数: 3,964アイテム
受賞商品は、生活者のクチコミや注目度を基に決定され、化粧品、美容グッズ、日用品が対象となっています。
| 受賞商品 | カテゴリ | ポイント |
|---|---|---|
| スーパーラメラシャンプー&EXモイストトリートメント | ヘアケア | 総合大賞受賞 |
| &be ブラックスポンジ | メイクアップ | 成分の質が評価 |
| ルルルン ハイドラ AZ マスク | スキンケア | 注目成分配合 |
| ラ ロッシュ ポゼ UVイデア XL | 日焼け止め | 敏感肌対応 |
2025年上半期のコスメトレンドは、ヘアケア製品の重要性が増し、消費者の意識が変化していることを示しています。特に、成分や効果を重視する傾向が強く、今後の市場動向に大きな影響を与えることでしょう。
参考リンク: