2025年6月12日開始 京都駅初の予約・キャッシュレス対応多機能ロッカー設置で手ぶら観光が快適に
ベストカレンダー編集部
2025年6月12日 10:49
京都駅多機能ロッカー設置
開催日:6月12日
京都駅に初の多機能ロッカーが設置される
2025年6月12日、株式会社JR東日本スマートロジスティクスと東海旅客鉄道株式会社(以下「JR東海」という)は、京都駅で予約・キャッシュレス・多言語対応可能な多機能ロッカーを設置することを発表しました。この取り組みは、公民連携プラットフォーム「KYOTO CITY OPEN LABO」を活用し、手ぶら観光の推進、観光客の利便性向上、そして公共交通機関の混雑緩和を目的としています。
多機能ロッカーの設置は、観光客にとっての利便性を高めるだけでなく、京都市内の公共交通機関の混雑を緩和するための重要な一歩となります。観光客が手軽に荷物を預けられる環境を整えることで、より快適な観光体験を提供することを目指しています。
多機能ロッカーのサービス内容
今回設置される多機能ロッカーは、従来の荷預けサービスに加え、京都市内の提携宿泊ホテルへの当日発送機能も備えています。これにより、観光客は荷物を持たずに観光を楽しむことができ、身軽な移動が可能になります。
具体的なサービス内容は以下の通りです:
- 荷預け: 一時預かりサービスとして使用可能。
- 宿泊ホテルへの当日配送: 当日11時までに預けることで、提携宿泊ホテルへの当日配送が可能です。専用ウェブサイトからの予約も可能で、利用日の1か月前から予約ができます。
- 設置口数: 72口(Sサイズ16口、Mサイズ16口、Lサイズ40口)です。
利用シーンとしては、旅行前にロッカーを予約し、スムーズに荷物を預けることや、移動中にスマホから配送手配を行い、駅で荷物を預けて当日ホテルで受け取ることが可能です。
利用時間及び料金
多機能ロッカーの利用時間と料金については、以下の通りです。
| 利用内容 | 利用時間 | 利用料金(税込) |
|---|---|---|
| 荷預け | 1日 | Sサイズ: 400円/日 Mサイズ: 500円/日 Lサイズ: 700円/日 |
| 宿泊施設への当日配送 | 当日11時まで | Sサイズ: 1,500円 Mサイズ: 1,600円 Lサイズ: 1,700円 |
なお、午前2時を超えて翌日以降に延長利用した場合は、利用された1日分の金額が追加で発生します。また、預入の予約を行う場合は別途500円の料金が必要です。
荷物のサイズは以下の通りとなります:
- Sサイズ: 幅34cm×高さ33cm×奥行65cm以内
- Mサイズ: 幅34cm×高さ50cm×奥行65cm以内
- Lサイズ: 幅34cm×高さ86cm×奥行65cm以内
決済方法は、キャッシュレス決済(交通系ICカード、クレジットカード、二次元コード)に対応しており、現金は使用できません。
設置場所とサービス開始日
多機能ロッカーは、京都駅八条口の「みやこ夢てらす」1階に設置されます。サービスの開始日は令和7年6月12日(木)午前10時からとなります。
この取り組みは、京都市交通局が公民連携プラットフォーム「KYOTO CITY OPEN LABO」を通じて実施するもので、バスから地下鉄への利用誘導と手ぶら観光の推進による市バスの混雑緩和を目指しています。
公民連携プラットフォーム「KYOTO CITY OPEN LABO」について
「KYOTO CITY OPEN LABO」は、京都市が抱える様々な行政課題や社会課題に対し、民間企業等から課題解決に資する技術やノウハウ、アイデアを募集し、課題提示部署と民間企業等が協力して実証実験や具体的な実践を行う仕組みです。このプラットフォームを通じて、地域の様々な課題に対する解決策が模索されています。
また、今回の多機能ロッカーの設置に加えて、「EXサービス」予約サイト内には、京都市内での移動に便利な地下鉄・バス1日券や観光特急バスの紹介ページへのリンクも掲載されており、地下鉄とバスを組み合わせた移動や観光特急バスの利用促進に取り組んでいます。
| サービス内容 | 詳細 |
|---|---|
| 荷預け | 一時預かりサービスとして利用可能 |
| 宿泊ホテルへの当日配送 | 当日11時までに預けることで、提携宿泊ホテルへの配送が可能 |
| 決済方法 | キャッシュレス決済(交通系ICカード、クレジットカード、二次元コード) |
| 設置場所 | 京都駅八条口 みやこ夢てらす1階 |
| サービス開始日 | 令和7年6月12日(木)午前10時 |
今回の多機能ロッカーの設置は、観光客にとっての利便性を大きく向上させるとともに、公共交通機関の混雑緩和にも寄与することが期待されます。観光の際には、ぜひこの新しいサービスを利用して、快適な旅行を楽しむことができるでしょう。
参考リンク: