2025年6月8日開催「世界にはばたけ!Tasty Japan!」大阪万博で日本の洋食を体験
ベストカレンダー編集部
2025年6月12日 11:26
大阪万博洋食展示
開催期間:6月8日〜6月15日

大阪・関西万博での特別展示「世界にはばたけ!Tasty Japan!」
2025年6月8日(日)から6月15日(日)まで、大阪・関西万博において、日本の“洋食”をテーマにした特別展示「世界にはばたけ!Tasty Japan!」が開催されています。この展示は、日本食品海外プロモーションセンター(JFOODO)が主催し、来場者に日本産食品の魅力を伝えることを目的としています。
展示は、テーマウィークプログラム「RELAY THE FOOD~未来につなぐ食と風土~」の一環として行われ、初日の6月8日には1,310名(推計・暫定)の来場者が訪れました。来場者は、一口カレーライスの試食やオリジナル食品サンプルの展示を楽しみ、賑わいを見せています。

展示内容と試食イベントの詳細
展示ブースは、明治時代に西洋料理が日本に伝来した際の洋食レストランをイメージして設計されています。郷土料理研究家の青木ゆり子氏が監修したパネル展示が行われ、来場者は日本の洋食の歴史やその魅力について学ぶことができます。
また、5つ星お米マイスターの片山真一氏がプロデュースした一口カレーライスの試食や、日本の果物の美味しさを凝縮したフルーツジュースの試飲が提供されます。特に、カレーライスは動物由来原材料不使用であり、ベジタリアンやヴィーガンの方々にも楽しんでいただける内容となっています。
- 試食・試飲のスケジュール:
- フルーツジュース: 2025年6月12日(木)、13日(金)
- 一口カレーライス: 2025年6月14日(土)、15日(日)
さらに、来場者は日本の洋食や日本産食品に関するミニクイズイベントにも参加できます。クイズの参加者や全問正解者には、ポストカードや缶バッジがプレゼントされるため、多くの方が楽しんで参加しています。

来場者の反応と展示の意義
展示を訪れた海外からの来場者からは、「日本の食文化への関心が高まった」との声が多く寄せられています。また、「展示内容を家族や友人にも紹介したい」との意見もあり、今後の訪日時には展示で紹介された料理や食材を食べてみたいという希望が多く聞かれました。
展示パネルにはQRコードが設置されており、来場者が情報を読み取る様子も見受けられました。これにより、展示内容がより深く理解され、海外における日本食の認知度向上に寄与しています。

JFOODOの取り組みと今後の展望
日本食品海外プロモーションセンター(JFOODO)の執行役、北川浩伸氏は、外国の料理に対する消費者の理解が段階的に向上することの重要性を強調しています。日本食の「初級編」が寿司などの伝統的な和食であるのに対し、今回は寿司を経験したことのある海外の消費者に向けて、日本食の「中級編」として「洋食」をテーマに設定しました。
訪日外国人旅行者の増加や海外の日本食レストランの拡大に伴い、日本食を口にする機会が世界中で広がっている中で、日本の洋食を改めて見つめ直すことが必要であると述べています。これにより、日本食文化の奥深さを再認識してもらうことができるとしています。

開催概要
展示の詳細は以下の通りです。
項目 | 詳細 |
---|---|
展示期間 | 2025年6月8日(日)から6月15日(日)まで |
展示時間 | 10:00~20:00(19:00最終入場) |
展示場所 | EXPOメッセ「WASSE」イベントホール南側 |
試食・試飲日 | フルーツジュース: 6月12日、13日 一口カレーライス: 6月14日、15日 |
ミニクイズイベント | 日本の洋食や日本産食品に関するクイズを実施 |
この展示を通じて、日本の洋食の魅力を広く伝えることが期待されています。展示の内容や試食イベントは、来場者にとって新たな発見や体験となるでしょう。日本食品海外プロモーションセンター(JFOODO)は、今後も日本の食文化を世界に広めるための取り組みを続けていきます。
参考リンク: