2025年6月12日開始、BiPSEEがVRとAIで心のケア革新を目指すブランド刷新

VRデジタル療法のBiPSEEがブランドリニューアルを発表

株式会社BiPSEE（本社：東京都渋谷区、代表取締役CEO 松村 雅代）は、2025年6月12日に全面的なブランド及びロゴのリニューアルを行うことを発表しました。このリニューアルは、社会や技術環境の変化、事業の進捗に伴い、BiPSEEとしての新しい方向性や叶えたい未来、担っていく役割を明確にするために行われるものです。

VRデジタル療法というひとつの解決策を創り上げていくプロセスは、新たな技術の活用で課題を解決することが現実的な選択肢であることを伝える道のりでもありました。寄せられた課題の解決を、利用可能な技術の全てに照らし、ソリューションを生み出していく中で、BiPSEEが向き合う課題は医療の枠を超え、活用する技術もVR・メタバース・AIへと拡がっています。

ブランドリニューアルの背景と理念

BiPSEEのブランドリニューアルは、医療の枠を超えた心のケアを提供するための新たなビジョンを示すものです。VRやAI、そして今後登場する技術を活用し、心にかかわる全ての課題や要望を受け止め、具体的なソリューションを届けることを約束します。

新たなロゴには、私たちの想いと取り組みのかたちが込められています。うつ病を中心とした精神的なつらさに寄り添い、心の健康を大切にする想いを「折り返したハート」で表現し、開発チームと心療内科の実践、そして大学との産学連携が生み出す継続的な学びと改善のサイクルを「無限大（∞）」で表現しています。

新ロゴデザインの特徴

新ロゴは、ブルーからグリーン・オレンジへと柔らかく変化するグラデーションを採用しています。このグラデーションは、心に希望の光が差し込み、健やかな変化へと向かう道のりを表現しています。私たちは、ひとのありようは常に変化し続けるグラデーションであると考えています。

病と健康の間に明確な境界線は存在せず、医療の課題の多くは医療の枠組みの中だけで完結せず、社会や環境と密接に関わりあっています。さまざまなグラデーションをありのままに、しなやかに受け止め、弾むようなスピード感と力強さで対応するという思いが込められています。

代表メッセージとビジョン

BiPSEEの原点は、ひとりの心療内科医として直面した臨床の課題と、その課題を解決したいという強い思い、そして目の前に登場したVRという技術の可能性にあります。共同研究等を通じて、多くの方々の課題を共有し、一緒に向き合う中で、医療の枠を超えた技術の選択肢が多様化していきました。

心のケアは、身体を支えるためにも重要であり、私たちのアプローチの基盤は「Bio-Psycho-Social-Eco-Ethical（BiPSEE）Model」です。このモデルは、身体、心、社会、環境、倫理の全てを踏まえて一人ひとりと向き合う姿勢を大切にしています。

新たな治療の可能性

今回刷新したロゴとビジュアルアイデンティティは、新たな治療の可能性をテクノロジーで切り拓くBiPSEEを体現するものであり、響きあう心と身体をしなやかに、途切れることなく支えていくという私たちの誓いでもあります。

ブランドリソースと今後の展開

今回のブランドリニューアルに合わせて、新しいロゴやブランドガイドラインを含むブランドリソースをWebサイトにて公開します。プレスキットやロゴデータは、ガイドラインに準拠してご利用いただけます。詳細は当社のブランドリソースページ（https://bipsee.co.jp/brandresource）をご参照ください。

私たちBiPSEEは、「こころに寄り添う、新しい医療のかたちを」創り出すことを目指し、医学的根拠に基づいたVRやAIを用いたメンタルケアソリューションの開発と提供を行っています。

会社概要と実績

株式会社BiPSEEは、2017年7月に設立され、東京都渋谷区に本社を構えています。代表取締役CEOは松村雅代氏です。現在、うつ病向けVRデジタル療法（VRx）の治験準備中であり、厚生労働省から「プログラム医療機器に係る優先的な審査等の対象品目」に選ばれています。

また、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構（NEDO）より「ディープテック・スタートアップ」、東洋経済社より「すごいベンチャー100」にも選ばれるなど、数々の採択実績があります。

まとめ

以上のように、BiPSEEは新たなブランドイメージを通じて、心のケアに関する革新的なソリューションを提供することを目指しています。今後も新しい技術を取り入れながら、個別化されたメンタルケアの実現に向けて邁進していくことが期待されます。