6月16日発表！2025年上半期Uber Eats人気ランキング詳細

Uber Eatsが2025年上半期トレンドランキングを発表

2025年6月16日、Uber Eats Japan合同会社は、2025年上半期（1月1日〜5月31日）における注文データをもとにした「2025年上半期トレンドランキング」を初めて公開しました。このランキングは、料理、デザート、食品・日用品、コンビニ商品という4つの部門に分かれ、注文件数の多かったアイテムの傾向を分析したものです。

料理部門ランキング：麻辣湯（マーラータン）の人気

料理部門では、近年注目を集めている麻辣湯（マーラータン）が圧倒的な人気を誇っています。この料理は、その日の気分に応じて具材や辛さを自由にカスタマイズできるため、パーソナライズ性が高く、多くのユーザーに支持されています。また、低カロリーで野菜や食物繊維を豊富に摂取できる点も、美容や健康を意識する層にとって魅力的です。

ランキングの上位には、油そば、ラーメン、まぜそばといった「しっかり味」と「麺欲」を満たすメニューも多く見られます。特に油そばはスープがないため、デリバリーの際の伸びやこぼれにくさが評価され、定番メニューとしての地位を確立しつつあります。

• 1位: 麻辣湯（マーラータン）
• 2位: 油そば
• 3位: ラーメン
• 4位: まぜそば

また、サラダボウルや鶏肉の煮込み定食、玄米ご飯弁当など、栄養バランスや健康志向を意識したメニューも一定の支持を集めています。在宅勤務や家事の合間に「しっかり食べたいけど時間をかけたくない」というニーズに応える形で、定食タイプやセットメニューが選ばれている傾向が見受けられます。

デザート部門ランキング：おうちスイーツの多様化

デザート部門では、アサイーボウルやグリークヨーグルトが上位にランクインしました。特にアサイーボウルは、再び若年層を中心に注目を集めており、バリエーション豊富なクレープや韓国発のグリークヨーグルトなども人気を博しています。これらのスイーツは、外出せずに贅沢な気分を味わえるとして支持されています。

また、タピオカティーは店舗ごとに異なるフレーバーが展開されており、根強い人気を誇っています。夜間限定営業の夜アイス専門店なども登場し、深夜の甘いもの欲に応える新たな需要が生まれています。

• 1位: アサイーボウル
• 2位: グリークヨーグルト
• 3位: クレープ
• 4位: タピオカティー

さらに、エッグタルトやシュークリーム、たい焼きなど、片手で手軽に食べられるスイーツも多くランクインしており、軽食や間食ニーズの高さが浮き彫りになっています。

食品・日用品部門ランキング：生活必需品の需要

食品・日用品部門では、日常的に使用される食材や生活必需品が上位を占め、Uber Eatsが「料理のデリバリーサービス」という枠を超え、生活インフラとして定着していることが明らかになりました。

特に人気を集めたのは、イオンのプライベートブランド「トップバリュ ベストプライス」の商品で、日常使いに適した手頃なアイテムが支持を得ています。上位には、「今これが足りない」「ついでにこれも欲しい」といったニーズに応えるアイテムが多くランクインしました。

• 1位: もやし
• 2位: 納豆
• 3位: 牛乳
• 4位: バナナ
• 5位: 水

また、調理が簡単で汎用性の高い食材も多くランクインしており、手軽な自炊を支えるデリバリー活用が日常に根付いていることが伺えます。一方、スナックやアイスといった間食系の定番商品も根強く、メインの注文に合わせた「気分消費」や「ご褒美ニーズ」が続いています。

コンビニ部門：ローソンのホットスナックが人気

コンビニ部門では、Uber Eatsに加盟しているコンビニエンスストアの中で、ローソンが全国で約7,000店舗と非常に多く、今回のランキングでもローソンの商品が多数ランクインしました。特に、上位10商品のうち半数以上が「ホットスナック・揚げ物系」で、自宅やオフィスで手軽に楽しめるアイテムとして高い支持を集めています。

唐揚げ類は味のバリエーションが豊富で、リピート購入を促す要因となっています。また、コカ・コーラやポカリスエットなどの定番飲料も「ついで買い」のニーズからランクインしています。

• 1位: ホットスナック
• 2位: 唐揚げ
• 3位: おにぎり
• 4位: シュークリーム

これらのアイテムは、手軽に楽しめる「小腹満たし」や「おやつ」としてのニーズに応えています。

調査概要

今回の調査は、2025年1月1日から5月31日までの期間に行われ、以下の方法で集計されました。

1. 料理部門・デザート部門: 注文件数が多かった上位300件を集計し、上位20と上位10を抽出。
2. 食品・日用品部門: 注文件数が多かった上位500件を集計し、上位20を抽出。
3. コンビニ部門: 注文件数が多かった上位500件から上位10を抽出。

Uber Eatsは、注文者と加盟店舗、配達パートナーをリアルタイムでマッチングし、様々な商品を即時配達するオンラインデリバリーサービスです。2015年にサービスを開始し、日本では2016年から展開しており、現在は全国47都道府県でサービスを提供しています。

まとめ

これらのランキングから、Uber Eatsが日常生活においてどのように利用されているか、また、消費者のニーズがどのように変化しているかが伺えます。特に、健康志向や手軽さを重視した商品が多く支持されていることがわかります。