2025年6月17日リリース、救急現場向けAI音声入力アプリ「コエレク」登場
ベストカレンダー編集部
2025年6月17日 14:57
救急情報一元化アプリ発売
開催日:6月17日

救急情報一元化アプリ「コエレク」の登場
2025年6月17日、Wonder Drill株式会社は、救急医療の現場で20年以上の経験を持つ医師が開発した救急情報一元化アプリ「コエレク」を正式にリリースしました。このアプリは、医療従事者が診療中に音声でメモを保存し、生成AIを活用してカルテを作成することができる画期的なツールです。これにより、記録にかかる時間を76%削減することが可能となり、現場の業務効率が飛躍的に向上します。
「コエレク」は、シンプルな操作で即日ダウンロードして使用できるため、誰でも簡単に導入可能です。従来のように患者から目を離す必要がなくなり、医療現場の働き方が大きく変わります。

「コエレク」の特長と機能
「コエレク」は、医療現場での課題を解決するために設計されたアプリであり、以下のような特長があります。
- 簡単な操作性: 録音・確認・保存の3つのタップだけで操作が完結します。
- 音声入力の活用: 患者情報の登録や問診内容を音声で入力できるため、タイムリーな記録が可能です。
- AIによるカルテ作成: 収録した会話をAIが自動的に構造化し、初期診療カルテを即座に作成します。
- リアルタイム情報共有: チーム全員が同時にカルテ案を閲覧・更新でき、情報の伝達にかかるタイムラグを解消します。
これらの機能は、医療従事者がより効率的に業務を行えるように設計されており、現場のストレスを軽減します。

使い方は簡単4ステップ
「コエレク」の使用方法は、以下の4つのステップで非常にシンプルです。
- 患者登録: 新規患者をワンタップと音声で登録します。
- 問診の録音: 録音ボタンをタップして、問診・所見をそのまま声で入力します。
- AI生成文書の確認: AIによって自動生成されたカルテ案を目視で確認します。
- 転記と最終修正: QRコードやクリップボードを利用して、生成されたカルテを電子カルテに即座に転記します。
このように、複雑な操作を排除し、誰もが簡単に使える設計が「コエレク」の特徴です。
先行トライアル施設からの評価
「コエレク」は、すでにいくつかの医療機関でトライアルが行われており、実際に使用した医療従事者からは高い評価を得ています。
- 勤医協中央病院 田口大 救急部長のコメント:
- 「コエレクを使ってしまうと、キーボードを打つ時代にはもう戻れない。一瞬で転記されるので、記録のストレスがほぼゼロに。」
- 函館五稜郭病院 小林慎 院長補佐のコメント:
- 「記録時間の削減に大きく貢献しています。救急外来の多数患者のマネジメントにも非常に便利です。」
これらの声からも、「コエレク」が医療現場においてどれだけの効果を発揮しているかが伺えます。
Wonder Drill株式会社について
Wonder Drill株式会社は、「医療現場の時間を生成する」ことを使命に掲げ、現役救急医が設立した医療DX推進企業です。医療現場での課題意識をもとに、AIを活用したプロダクト開発を行っており、Web講演会やハンズオンAI研修、病院DXコンサルティングまでをワンストップで提供しています。
同社は、現場発・現場着のアプローチで、全国の医療従事者が診療に集中できる環境づくりを支援しています。現在、1ヶ月の無料トライアルも実施中です。
会社概要
社名 | Wonder Drill株式会社 |
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代表取締役 | 平山 傑(救急科専門医・指導医/DXコンサルタント) |
設立 | 2024年6月 |
主業 | 医療AIソリューション開発・医療DXコンサル・生成AI研修 |
実績 | 病院DXコンサル30件超、Web講演会30回以上(延べ2万人超受講)、AIハンズオン講習3施設、コエレク開発・提供 |
連絡先 | support@wonder-drill.com |
「コエレク」は、医療現場における業務の効率化を図るために開発されたアプリであり、医療従事者にとって非常に有用なツールとなるでしょう。今後の医療現場での活用が期待されます。
以上の内容をまとめると、救急情報一元化アプリ「コエレク」は、音声入力を活用して医療記録の効率化を実現し、医療従事者の負担を軽減するために開発された画期的なアプリであることがわかります。医療DXの進展に寄与するこのアプリは、今後の医療現場において重要な役割を果たすことが期待されます。
参考リンク: