6月18日開始：HomeLinkが遠藤照明の無線調光に対応し健康光環境を実現

スマートホーム統合アプリ「HomeLink」と遠藤照明の連携

2025年6月18日、株式会社リンクジャパンが提供するスマートホーム統合アプリ「HomeLink」が、業界大手の株式会社遠藤照明の無線調光システム「Smart LEDZ Base」に対応しました。この連携により、ユーザーはスマートフォンから直感的に室内照明を操作できるようになります。

この新しいサービスは、遠藤照明の次世代調光調色シリーズ「Synca」と連携しており、時間帯や使用目的に応じた最適な光環境を実現することが可能です。これにより、健康的な室内環境を作り出すことが期待されています。

「Synca」シリーズの特長と健康への影響

遠藤照明の「Synca」シリーズは、ろうそくの炎（1800K）から青空の光（12000K）まで、幅広い光色を設定できるのが特長です。昼間は白色系のあかりで作業や読書の集中力を高め、夜は暖色系のあかりでリラックスした雰囲気を演出します。これにより、ユーザーはさまざまなシーンに応じた光環境を簡単に作り出すことができます。

また、体内リズム（サーカディアンリズム）を整えるためには、適切な時間に適切な量の光を浴びることが重要です。健康維持には、睡眠障害や肥満、うつ、認知症といった疾患の予防が不可欠です。「HomeLink」アプリでは、サーカディアンリズムに合わせた照明の調光・調色を自動で実現し、集中力の持続やなめらかな睡眠導入をサポートします。

「HomeLink」アプリの機能

「HomeLink」アプリを利用することで、照明だけでなく、エアコン、ブラインド、床暖房、電気錠などの家電・住設機器との制御を組み合わせることができます。これにより、ユーザーは自分のライフスタイルに合わせた多彩な使い方を楽しむことができ、より快適な生活空間を実現します。

• 照明のオン／オフ
• シーンに応じた光環境の調整
• 時間帯に合わせた明るさ・光色のスケジュール運用

開発の背景と今後の展望

今回の連携は、業界大手の遠藤照明とリンクジャパンが共同で進めたもので、今後もさらなる共同開発を通じて、より快適で便利な暮らしをIoTの側面からサポートしていく方針です。特に不動産デベロッパーやハウスメーカーにとっては、高品質な照明器具とスマートホーム機器を組み合わせた新しい住宅の提案が可能となります。

今後は、遠藤照明の他の製品ラインナップにおいても「HomeLink」アプリへの対応を検討し、健康的で豊かな光を備えた住宅を提案することを目指しています。

「HomeLink」アプリの特長

「HomeLink」は、直感的に家中を管理・操作できるスマートホーム統合アプリです。リンクジャパンが提供している自社製品のみならず、多くの他社製品・サービスとも連携できるため、ユーザーは多様な機能を一つのアプリで利用することができます。

例えば、以下のような自動化が可能です：

1. 家に近づいたら照明をON
2. 室温が23度に上がったらエアコンをON
3. 湿度が50%に下がったら加湿器をON

株式会社リンクジャパンの概要

株式会社リンクジャパンは、AIとIoT技術を駆使したホームIoTプラットフォーム「HomeLink」を開発・提供しています。このプラットフォームは、家電や建具の管理・操作、エネルギーマネジメント、ヘルスケアサービス、在宅介護・オンライン診療など、さまざまな機能を住宅に追加することができます。

最終的には、ライフスタイルに合わせて住宅をアップデートし、100年住宅の実現を目指しています。

このように、スマートホーム統合アプリ「HomeLink」と遠藤照明の連携により、ユーザーはより快適で健康的な生活を手に入れることが期待されています。技術の進化により、今後の住宅環境がどのように変化していくのか注目されます。