6月24日開始 戸田市でAI搭載ロボット実証実験が始動

戸田市AIロボット実証実験

開催日:6月24日

戸田市AIロボット実証実験
戸田市で始まるAIロボットの実証実験って何するの?
戸田市での実証実験はAI搭載ロボットが来庁者を自律走行で案内し、音声会話やディスプレイで市政情報を提供し、窓口業務の効率化を目指します。
Neiboマルチロボットの特徴はどんなもの?
Neiboマルチロボットは自律走行、顔認証、ノーコードアプリ搭載で日本語対応。音声と文字で対話し、来庁者に親しみやすい案内を行うロボットです。

戸田市と株式会社エクセディがAIロボットによる実証実験を開始

埼玉県戸田市は、2025年6月18日に株式会社エクセディと覚書を締結し、AI(人工知能)を搭載したロボットを活用した来庁者への窓口案内や市政情報の提供に関する実証実験を実施することを発表しました。この実証実験は、2025年6月24日(火)から始まります。

この取り組みは、戸田市役所の業務効率化や市民サービス向上を目指すものであり、AI技術の活用が期待されています。実験は約3週間にわたり行われ、来庁者に対してさまざまなサービスを提供します。

公開実証実験の詳細

実証実験は、以下のような詳細で実施されます。

  • 日時:令和7年6月24日(火)午後1時~2時
  • 場所:戸田市役所2階 ロビー

この実証実験では、来庁者に対して以下の業務が実施される予定です。

  1. 自律走行による目的地への案内
  2. 音声会話を通じた市政情報の提供
  3. ディスプレイによる目的地情報の表示

これにより、来庁者はよりスムーズに必要な情報を得ることができ、戸田市役所の業務がより効率的に運営されることが期待されます。

ロボットの概要と特徴

実証実験に使用されるロボットの名称は「Neibo マルチロボット」で、以下のような特長を持っています。

項目 詳細
本体サイズ W515mm × D575mm × H1225mm
重 量 72kg
モニター 21.5インチ(タッチパネル)

このロボットは、国内で自社開発・製造されており、日本語のインターフェイスデザインが施されています。AIを搭載しているため、文字と音声によるコミュニケーションが可能で、来庁者との対話を通じて情報提供を行います。

さらに、ロボットは自ら経路を考えながら走行する自律走行機能を持ち、あらかじめ記憶させた経路を走行するルート走行も可能です。また、AIカメラを用いた顔認証機能により、監視業務も行うことができます。

ノーコードアプリと音声会話機能

Neibo マルチロボットには、ノーコードアプリが搭載されており、直感的な操作でプログラムの作成や編集が可能です。これにより、専門的な知識がない人でも簡単にロボットの機能をカスタマイズすることができます。

また、音声会話機能を用いることで、老若男女問わず多くの方と対話をすることができ、より多くの市民に対して親しみやすいサービスを提供することが可能となります。このように、AI技術を活用したロボットによるサービスは、今後の市役所業務において重要な役割を果たすことが期待されます。

実証実験の意義と期待される成果

戸田市と株式会社エクセディの連携によるこの実証実験は、AI技術を活用した新たな市民サービスの提供を目指すものであり、地域の課題解決に向けた重要な一歩となります。特に、窓口業務における効率化や市民の利便性向上が期待されています。

実証実験の結果をもとに、今後の業務改善や新たなサービスの展開が進むことが期待されており、戸田市の未来に向けた一層の発展が見込まれます。

実証実験の概要 詳細
実施期間 令和7年6月24日(火)から約3週間
業務内容 自律走行案内、音声会話による情報提供、ディスプレイ表示
ロボット名 Neibo マルチロボット
ロボット特徴 自律走行、顔認証、ノーコードアプリ搭載

このように、戸田市と株式会社エクセディの取り組みは、AI技術を活用した新しい公共サービスの実現に向けた重要なステップであり、今後の進展が注目されます。