2025年6月18日発売、極真空手レジェンド八巻建志の自伝刊行
ベストカレンダー編集部
2025年6月19日 05:42
八巻建志自伝出版
開催日:6月18日
極真空手のレジェンド、八巻建志の自伝が出版
2025年6月18日、株式会社双葉社から極真空手界のレジェンド、八巻建志の自伝『真、未だ極まらず』が出版されることが発表されました。この自伝は、八巻建志が空手を始めた少年期から、現役時代、引退後のアメリカでの生活、そして帰国後に極真会館に復帰するまでの道のりを綴ったものです。
八巻建志は、極真空手の中で唯一のグランドスラムを達成した選手として知られています。彼の空手人生は、ただの格闘技の枠を超え、ストイックな生き方や試行錯誤の連続、進化し続ける技術、そして鍛え抜かれた肉体の形成に至るまで、多くの人々に感銘を与えてきました。
自伝の内容と構成
自伝『真、未だ極まらず』は、八巻建志の人生の様々な側面を深く掘り下げています。特に、彼がどのようにして空手と出会い、どのようにしてその道を極めていったのかが詳細に語られています。
本書は以下の章で構成されています:
- いじめられっ子が空手と出会う
- 極真空手の頂へ、そして…
- かの地で自分流を貫く
- 己の拳で切り拓く
- 心の中には常に「極真」がある
- 「最強」を求めて生きる
- 空手の未来を照らす
各章では、八巻自身の思いや経験がリアルに描かれており、読者は彼の成長過程や哲学に触れることができます。特に、第一章では彼がどのようにして空手と出会い、いじめられっ子から成長していったのかが語られています。
著者と序文について
本書の序文は、著名な作家であり、格闘小説『餓狼伝』で知られる夢枕獏が執筆しています。彼の視点から見た八巻建志の空手家としての姿勢や、その影響力についての言及は、読者にとって興味深い内容となっています。
また、カバーや口絵の写真は、著名な格闘写真家である長尾迪が撮影したもので、八巻建志の現在の姿を捉えています。還暦を迎えた今もなお進化し続ける彼の姿は、多くの人々に希望と勇気を与えることでしょう。
八巻建志のプロフィール
八巻建志は、1964年に神奈川県で生まれた空手家です。1980年に極真会館城南支部に入門し、以降の現役時代には数々の偉業を達成しました。主な業績は以下の通りです:
| 業績 | 年 |
|---|---|
| 百人組手完遂 | 1995年 |
| 全世界選手権大会優勝 | 1995年 |
| 全日本選手権大会優勝 | 1989年、1994年 |
| 全日本体重別大会優勝 | 1993年 |
現役引退後の2001年にはアメリカに渡り、自らの道場を設立。3000人以上の生徒を指導し、育て上げました。彼の道場は、アメリカの格闘技界でも高く評価され、19年にはロサンゼルスのベスト道場アワードに選ばれるなど、その実績は広く知られています。
書誌情報と購入方法
自伝『真、未だ極まらず』の書誌情報は以下の通りです:
- 書名:八巻建志自伝 真、未だ極まらず
- 著者:八巻建志
- 定価:2,090円(税込)
- 判型:四六判
- ページ数:208ページ
- 発売日:2025年6月18日
- ISBN:978-4-575-31970-5
- 発行:双葉社
購入方法については、地域や書店によって発売日が前後する場合がありますので、事前に確認することをお勧めします。
まとめ
八巻建志の自伝『真、未だ極まらず』は、彼の空手人生を深く掘り下げた一冊であり、空手家や格闘技ファンにとって必読の書です。自身の経験を通じて語られるストイックな生き方や、空手への情熱は、多くの人々にインスピレーションを与えることでしょう。
以下に、この記事で紹介した内容をまとめます:
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 書名 | 八巻建志自伝 真、未だ極まらず |
| 著者 | 八巻建志 |
| 発売日 | 2025年6月18日 |
| 定価 | 2,090円(税込) |
| ページ数 | 208ページ |
| ISBN | 978-4-575-31970-5 |
この自伝を手に取ることで、八巻建志の空手に対する情熱や人生観に触れ、さらなる理解を深めることができるでしょう。