2025年6月19日開設、BASSDRUMの新R&D拠点「52BASE」誕生
ベストカレンダー編集部
2025年6月19日 10:08
52BASE開設
開催日:6月19日
R&Dと共創のための新拠点「52BASE」を開設
2025年6月19日、国内屈指の技術者が集まるテクニカルディレクター・コレクティブ、BASSDRUM(ベースドラム株式会社)が、東京都墨田区に新たな拠点「52BASE(ゴーニーベース)」を開設しました。この拠点は、数々の大舞台を支える機材やシステム設計のスペシャリストである株式会社kizai(株式会社キザイ)と共に、R&D活動や共創の取り組みを深めるための場所となります。
「52BASE」は、テクノロジーの可能性を実際に見て、触れて、感じることができるスペースとして設計されています。BASSDRUMメンバーが独自に開発したプロトタイプや、これまで手がけてきたプロジェクトの成果物が展示され、来訪者の想像力を刺激するとともに、新たな発想や共創の起点となることを目指します。
「52BASE」の目的と機能
「52BASE」は単なる展示スペースではなく、アイデアの試作やプロジェクトの初期検証を行うための実験拠点としても機能します。ここでは「小さく試しながら共につくる」という理念のもと、様々な企業、団体、個人とつながり、テクノロジーの可能性を広げていくことを目指しています。
この拠点は、技術者やクリエイターが集まり、共同で新しいアイデアを生み出すための場としての役割を果たします。具体的には、以下のような活動が行われます:
- プロトタイプの展示と検証
- 共同プロジェクトの実施
- テクノロジーを活用した新しい体験の創造
「52BASE」の名称に込めた想い
「52BASE」という名称は、拠点が所在する施設内の区画番号「52」と、「基地」を意味する「BASE」を組み合わせたものです。この名称には、ものづくりと発想の起点としての想いが込められています。ロゴに描かれた「52」は、実際の倉庫の構造をモチーフにしており、クリエイティブな活動の拠点であることを示しています。
この新しい拠点は、単なる物理的な場所ではなく、技術者やクリエイターが集まり、新たなアイデアを育むためのコミュニティの中心となることを目指しています。
展示コンテンツの一例
「52BASE」では、様々な展示コンテンツが用意されています。以下にその一部を紹介します:
- TalkingHead
- 音声認識、音声合成、大規模言語モデルLLMを組み合わせたリアルタイムアバターコミュニケーションシステムです。
- カスタポン
- 背景やキャラクター画像を差し替えるだけで、イベントに合わせた演出や世界観を反映できるゲームアレンジシステムです。
なお、本拠点は原則として招待制となっており、訪問には事前の調整が必要です。
BASSDRUMと株式会社kizaiの紹介
BASSDRUMは、ウェブサービスやフィジカルプロダクト開発、イベント企画などの様々なプロジェクトを技術面からリードするテクニカルディレクターを集めた世界初のテクニカルディレクター・コレクティブです。クリエイティブとテクノロジーを横断的に理解し、両者のコミュニケーションを媒介しながら、プロジェクトのあらゆる局面において技術を武器にチームの実現力を最大化しています。
株式会社kizaiは、映像音響機材レンタルをはじめ、舞台制作進行、プロジェクションマッピング、中継配信などの幅広い技術力で数多くの舞台裏で活躍しています。大規模な国際的イベントから無観客配信まで、多様な現場のニーズに合わせたテクニカルサポートを行い、プロジェクトに合った空間シミュレーションを事前に行い、現場のノウハウを制作段階に反映させながら新たなクリエイティブの実現に貢献しています。
まとめ
「52BASE」は、テクノロジーを活用した新しい体験を提供するための拠点であり、R&D活動や共創の場としての機能を持っています。展示されるコンテンツや、BASSDRUMと株式会社kizaiの専門性が融合することで、訪問者にとって刺激的な体験を提供することが期待されます。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 拠点名 | 52BASE(ゴーニーベース) |
| 開設日 | 2025年6月19日 |
| 所在地 | 東京都墨田区 |
| 目的 | R&D活動、共創の促進 |
| 展示コンテンツ | TalkingHead、カスタポンなど |
| アクセス | 招待制 |
このように、「52BASE」はテクノロジーの可能性を広げるための重要な拠点となり、今後の活動に注目が集まることでしょう。