6月25日発売『まちは暮らしでつくられる』神山町移住女性の暮らしを紐解く

神山町移住女性書籍発売

開催日:6月25日

神山町移住女性書籍発売
神山町に移住した女性たちの話ってどんな内容なの?
本書は神山町に移住・Uターンした女性たちへのインタビュー集で、彼女たちの暮らしや地域との関係を通じて地方創生やまちづくりの本質を探っています。
この本を読むとどんなことがわかるの?
神山町の自然や文化、地域の人々とのつながり、アートや食文化など多角的な視点から、まちが暮らしの積み重ねでできていることに気づけます。

徳島県神山町に移住した女性たちの物語を紡ぐ『まちは暮らしでつくられる』

株式会社晶文社は、地方創生の先進県として知られる徳島県神山町に移住・Uターンした女性たちへのインタビューを集めた書籍『まちは暮らしでつくられる――神山に移り住んだ彼女たち』を2025年6月25日に発売します。著者は杉本恭子氏で、税込価格は2,200円です。この本は、神山町に10年近く通い続けてきた著者が、地域に根ざした生活を送る女性たちの声を通じて、地方創生やまちづくりの本質を探求しています。

神山町の魅力と女性たちのインタビュー

神山町は、清流・鮎喰川が流れる自然豊かな環境に位置し、地域の魅力を活かした生活が営まれています。本書では、移住した女性たちがそれぞれの経験を通じて語る日常の言葉が、「地方創生」や「まちづくり」といった大きなテーマを解きほぐす力を持っていることを強調しています。この本を通じて、読者は「まちは一人ひとりの暮らしでつくられている」というシンプルな事実に気づくことができるでしょう。

著者は、インタビューを通じて女性たちの人生のなりゆきを知り、彼女たちが神山に辿り着いた理由は一様ではないものの、共通する根っこの部分があると感じています。彼女たちの言葉に耳を傾けることで、神山の人々との関係が深まり、自らの生活や価値観についても再考する機会を提供しています。

本書の構成と内容

『まちは暮らしでつくられる』は、以下の目次で構成されています。

  1. はじめに
  2. 第一章 川を背骨にしたまち
  3. 第二章 山と人の暮らしをつなぐ
  4. 第三章 関係性をかきまぜるアート
  5. 第四章 神山の人たちに受け入れられて
  6. 第五章 「食べる」を真ん中に暮らす
  7. 第六章 育てるではなく、育つ場をつくる
  8. 第七章 まちのコモンズとなる場所
  9. おわりに──一人ひとりの人生がこのまちをつくっていく

この目次からも分かるように、本書は神山町の自然や文化、そして人々の生活に深く根ざしたテーマが取り上げられています。各章では、地域の特性や人々のつながり、アートの役割、食文化など、神山町の多様な側面が探求されています。

著者プロフィールと書誌情報

著者の杉本恭子氏は、大阪生まれで同志社大学大学院文学研究科新聞学専攻を修了しています。2009年からは京都を拠点にフリーランスのライターとして活動しており、アジールになりうる空間や自治的な場に関心を持ち、インタビューや取材を行っています。著書には『京大的文化事典 自由とカオスの生態系』があります。

書誌情報は以下の通りです。

書名 まちは暮らしでつくられる――神山に移り住んだ彼女たち
著者名 杉本恭子
定価 2,200円(本体2,000円)
判型 四六判並製
頁数 380頁
ISBN 978-4-7949-7478-5
発売日 2025年6月25日
発行 株式会社晶文社

本書は、神山町に移住した女性たちの生活とその背景を知る貴重な資料となることでしょう。地方創生やまちづくりに興味がある方にとって、読んでおくべき一冊です。

まとめ

『まちは暮らしでつくられる』は、徳島県神山町に移住した女性たちのインタビューを通じて、地方創生やまちづくりの本質を探る書籍です。著者の杉本恭子氏が地域の生活史を描くことで、読者は神山町の魅力や人々の暮らしに触れることができます。

以下に、本書の主要な情報をまとめます。

項目 詳細
書名 まちは暮らしでつくられる――神山に移り住んだ彼女たち
著者 杉本恭子
発売日 2025年6月25日
定価 2,200円(税込)
ページ数 380ページ
ISBN 978-4-7949-7478-5
発行 株式会社晶文社
書籍サイト こちら

本書を通じて、神山町の生活や文化に対する理解が深まることを期待します。

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