6月23日予約開始『内なる惑星』心理占星学の復刊情報

「書泉と、10冊　第2シーズン」第9弾の復刊情報

株式会社アニメイトホールディングスは、2025年6月23日（月）より、占い分野からの復刊として「内なる惑星　ルネサンスの心理占星学」を発表しました。この書籍は、トマス・ムーア著、鏡リュウジと青木聡による翻訳で、青土社から出版されます。本書は、過去に出版された名作の再販を目的とした「書泉と、10冊」プロジェクトの一環として位置づけられています。

「書泉と、10冊」プロジェクトの概要

「書泉と、10冊」は、株式会社書泉と出版社、著者の協力により、過去に出版されたが在庫がなく手に入りにくい名著を復刊するプロジェクトです。このプロジェクトは、2023年8月に始まり、すでに38冊の作品を復刊し、65,000冊以上を読者に届けてきました。

このプロジェクトは、ファンの熱望に応える形で進行しており、特に占い分野では、鏡リュウジ氏が翻訳した『世界史と西洋占星術』が早期に完売するなど、多くの支持を受けています。手林代表取締役は、今回の復刊にあたり、特に『内なる惑星』に強い思い入れを持っていると語っています。

復刊の背景と意義

復刊に至った経緯として、手林代表は「SNSなどで情報があふれる現代において、内面を見つめ直すことが重要だ」と述べています。彼は『内なる惑星』というタイトルに惹かれ、また本書の中にある「健やかな生活とは、音楽的な生活である」という言葉に感銘を受けました。このような観点から、読者に内面的な探求を促す本書の復刊を決定したとされています。

また、復刊にあたっては、翻訳者の鏡リュウジ氏のサイン本も販売される予定で、数量限定のため早期の予約が推奨されています。

書籍の内容と著者について

『内なる惑星　ルネサンスの心理占星学』は、マルシリオ・フィチーノの思想を基にした作品で、星と心の関係を探求しています。フィチーノは、15世紀のフィレンツェで活躍した哲学者であり占星術者で、彼の思想は現代の心理学にも影響を与えています。

本書は、以下のような目次構成になっています：

• 序文　古い旋律を奏でる（ノエル・コップ）
• はじめに
• 序章　魂の再発見
• 第１部　魂の詩学
• 第2部　惑星の輝き
• 第３部　魂の音楽
• 訳者あとがき

著者のトマス・ムーアは、作家であり心理療法家としても知られています。彼の作品は、心理学と宗教、音楽を融合させた内容で、多くの読者に支持されています。

翻訳者の鏡リュウジ氏は、占星術研究家であり、心理学的アプローチを日本に広めた功績があります。彼は多くの著書を持ち、占星術の新しい視点を提供しています。青木聡氏も臨床心理士として活躍しており、心理学の分野での貢献が期待されています。

予約情報と販売について

『内なる惑星　ルネサンスの心理占星学』の予約は、2025年6月23日（月）から開始されます。予約締切は2025年7月25日（金）で、商品のお届け予定日は2025年8月下旬ごろです。販売価格は4,840円（税込）で、書泉オンラインや書泉グランデ、芳林堂書店などで購入可能です。

予約ページのリンクは以下の通りです：

• 書泉オンライン
• 通常版
• サイン本

まとめ

『内なる惑星　ルネサンスの心理占星学』は、占星術と心理学を融合させた重要な作品であり、復刊を通じて多くの読者に新たな視点を提供することが期待されています。復刊にあたり、著者や翻訳者の熱意が感じられ、読者にとっても心の豊かさを得る一冊となることでしょう。

本書は、心の内面を探求するための貴重なリソースであり、興味のある方はぜひ手に取ってみることをお勧めします。