7月開催「そらあみを編もう」瀬戸内国際芸術祭2025連携企画
ベストカレンダー編集部
2025年6月24日 05:55
瀬戸内国際芸術祭2025企画
開催期間：7月19日〜7月21日
瀬戸内国際芸術祭2025パートナー企業連携企画
三菱地所株式会社は、瀬戸内国際芸術祭実行委員会と共催で、2025年に行われる「瀬戸内国際芸術祭2025」において、アーティスト五十嵐靖晃氏による作品「高松港プロジェクト」を展示します。このプロジェクトでは、五十嵐氏が主催するワークショップ「そらあみを編もう」を通じて、参加者が作品制作に参加し、瀬戸内の魅力を感じることができる3日間を提供します。
ワークショップの詳細
本ワークショップは、以下の日程で実施されます。
- 日程: 2025年7月19日(土)・20日(日)・21日（祝）
- 時間: 11:00-17:00
- 場所: 丸ビル1F「マルキューブ」（東京都千代田区丸の内2-4-1）
- 参加: 予約・参加費不要
「そらあみ」とは、五十嵐靖晃氏と地元漁師や地域の方々と共に漁網を編むワークショップです。このワークショップでは、志度・津田エリアと引田エリアで編まれた網を受け継ぎ、東京・丸の内で作品を完成させます。参加者は、地域の伝統や文化を体験しながら、アート制作に関与することができます。
トークセッションの開催
ワークショップに合わせて、以下のトークセッションも開催されます。
- 7月19日(土) 13:00-14:00 「瀬戸内・瀬戸芸の魅力」
- 7月20日(日) 13:00-14:00 「豊島・島キッチン」
- 7月21日(祝) 13:00-14:00 「さぬき市・東かがわ市の魅力」
- 7月20日(日)・21日(祝) 五十嵐靖晃氏とのトークセッションを開催予定
これらのトークセッションでは、アートや地域の魅力についての深い洞察が得られる機会となります。
アーティストの紹介
五十嵐靖晃氏は、1978年に千葉県で生まれ、東京藝術大学大学院修士課程を修了しました。彼は人々との協働を通じて、その土地の暮らしや自然と美しく接続させる表現活動を展開しています。アートを「自然と人間の関わりの術」と位置づけ、2005年にはヨットで日本からミクロネシアまでの約4000kmを航海した経験を持ち、海からの視点を活動の根底にしています。
代表的なプロジェクトには、以下のようなものがあります。
- 《くすかき》 (太宰府天満宮/2010~)
- 《そらあみ》 (瀬戸内国際芸術祭2013・2016・2019)
- 《時を束ねる》 (南極ビエンナーレ2017)
- 《海渡り》 (つなぎ美術館/2021～)
2024年には、千葉県立美術館開館50周年記念特別展「五十嵐靖晃 海風」を開催予定です。
同時開催イベントと特別編集タブロイド配布
本ワークショップに合わせて、以下の同時開催イベントが行われます。
- 瀬戸内国際芸術祭公式グッズ、物産展の開催
- 出店: (一社)さぬき市観光協会、東かがわ市、ベネッセハウス、アナザージャパン
- ハースト婦人画報社による、瀬戸内の魅力を発信する特別編集タブロイドの配布（先着100名様）
特別編集タブロイドは、ELLE JAPON、ELLE DECOR、ELLE gourmet、Harper’s BAZAAR art、婦人画報、25ansなどが協働で制作され、瀬戸内の魅力を広めることを目的としています。
高松港プロジェクトの背景
高松港プロジェクトは、2010年に始まった瀬戸内国際芸術祭以来、国内外からの来訪者が増加していることを受けて実施されます。高松港やJR高松駅、バスターミナルなどが集まる「サンポート高松」周辺では、新たな商業施設や県立アリーナ「あなぶきアリーナ香川」が新設されるなど、香川県は一層のにぎわい創出に取り組んでいます。
本プロジェクトでは、高松港が瀬戸内の食や産品、技術などの発信の場となり、芸術祭や四国を代表する国内外からの表玄関として、人々が交流する歓待の港となることを目指しています。
これまでのワークショップの成果
高松港プロジェクトでは、漁網で高松港を彩ることで、島に向かう人々を送り出し、帰り道の目印として人と人、海と島の記憶をつなぐことを目指しています。五十嵐靖晃氏は、2013年、2016年、2019年に沙弥島を始めとする与島5島や香川県西部の島々で、網を編みあげる大規模な作品制作を行ってきました。
また、2013年から2019年までの間、東部の島々（豊島・女木島・男木島・小豆島）での活動に加え、新会場の引田エリア、志度・津田エリアでも地元漁師や地域の方々、こえび隊と共に6つの網を作り上げました。これらの作品が丸ビルで編まれ、高松港に掲げられる予定です。
協賛と今後の展望
三菱地所グループは、高松空港株式会社が2019年から、三菱地所株式会社が2022年から瀬戸内国際芸術祭に協賛し、応援しています。今回の取り組みは、瀬戸内国際芸術祭2025の魅力や同芸術祭が目指すこと、各地域の取り組みや魅力を首都圏にて伝えることを目的としています。
このワークショップを通じて、瀬戸内の魅力あるまちづくりに貢献していくことを目指します。
まとめ
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| イベント名 | 瀬戸内国際芸術祭2025パートナー企業連携企画 |
| ワークショップ名 | そらあみを編もう |
| 日程 | 2025年7月19日(土)・20日(日)・21日（祝） |
| 時間 | 11:00-17:00 |
| 場所 | 丸ビル1F「マルキューブ」 |
| 参加費 | 無料 |
| トークセッション | 各日13:00-14:00に開催 |
| 主催 | 三菱地所株式会社、瀬戸内国際芸術祭実行委員会 |
このように、瀬戸内国際芸術祭2025における「そらあみを編もう」ワークショップは、アートと地域の文化を結びつける貴重な機会となります。参加者は、アートを通じて地域の魅力を再発見し、また新たな交流を生む場として期待されます。
