7月8日開催「CULTIVATED MEAT JOURNEY 2025」培養肉の未来を体験

「CULTIVATED MEAT JOURNEY 2025」の開催について

2025年6月24日、ZACROS株式会社は、培養肉の未来を探るイベント「CULTIVATED MEAT JOURNEY 2025」を7月8日に大阪・関西万博の大阪ヘルスケアパビリオンで開催することを発表しました。このイベントは、大阪大学大学院工学研究科、株式会社島津製作所、伊藤ハム米久ホールディングス株式会社、TOPPANホールディングス株式会社、株式会社シグマクシス、ZACROS株式会社の6社が参加する「培養肉未来創造コンソーシアム」によって運営されます。

本イベントのテーマは「知る、感じる、考える。培養肉が創る未来の食」であり、参加者は培養肉の新しい可能性を体験することができます。具体的には、3Dバイオプリント技術を用いた培養肉の可能性に関する講演、実際に焼いた培養肉の香りを感じる体験、さらには登壇者による未来の社会における培養肉の実装に向けた宣言などが予定されています。

イベントの詳細情報

以下は「CULTIVATED MEAT JOURNEY 2025」の詳細情報です。

• イベント名称： CULTIVATED MEAT JOURNEY 2025 ～知る、感じる、考える。培養肉が創る未来の食～
• 日時： 7月8日（火）
• 第1回： 11：00～11：45
• 第2回： 14：30～15：40
• 第3回： 16：30～17：15
• 会場： 大阪ヘルスケアパビリオン リボーンステージ

リボーンステージは大阪ヘルスケアパビリオンに隣接した屋外ステージで、各回の座席数は約150席です。参加には予約は不要ですが、時間やアジェンダ、席数は変更される可能性がありますのでご注意ください。

大阪ヘルスケアパビリオンの魅力

大阪ヘルスケアパビリオンは、2025年の大阪・関西万博において、訪問者の多くを魅了するパビリオンの一つです。5月28日には来館者数が100万人を突破し、その人気の高さを証明しています。このパビリオンでは、培養肉の実物やミートメーカー（コンセプトモデル）が展示されており、「家庭で作る霜降り肉」というテーマのもと、未来のキッチンのイメージを表現しています。

展示されている培養肉は、個々の健康や好みに応じた霜降りステーキを家庭で作り出せる未来を示唆しています。来場者は、この新しい食の形を体験し、未来の食文化について考えるきっかけを得ることができます。

培養肉未来創造コンソーシアムの設立背景

「培養肉未来創造コンソーシアム」は、2023年に設立されました。設立メンバーには、大阪大学大学院工学研究科、島津製作所、伊藤ハム米久ホールディングス、TOPPANホールディングス、シグマクシスが名を連ねており、2024年にはZACROSも参加しています。このコンソーシアムは、人口増加に伴うタンパク質の供給不足や、温室効果ガスの排出による環境問題への解決策として、培養肉の可能性を探求しています。

コンソーシアムは、3Dバイオプリント技術を活用した培養肉製造技術の社会実装に向けて協力しており、大阪・関西万博での展示はその活動の一環です。

各運営パートナーの役割と連絡先

以下は、培養肉未来創造コンソーシアムの運営パートナーとその役割、連絡先です。

このように、各パートナーがそれぞれの専門分野で協力し合い、培養肉の社会実装を目指しています。

まとめ

「CULTIVATED MEAT JOURNEY 2025」は、培養肉の未来を考える貴重な機会です。大阪ヘルスケアパビリオンでの展示や体験を通じて、参加者は新しい食の可能性を実感し、未来の食文化についての理解を深めることができます。培養肉未来創造コンソーシアムの取り組みは、環境問題や食糧供給の課題に対する解決策として、今後の展望が期待されます。

以下に、この記事で紹介した内容をまとめます。

このように、培養肉の未来に関する情報を多角的に提供することができました。今後の展開に注目が集まります。