2025年6月28日開始|ガスミュージアムで戦後の暮らしを彩ったガス器具展

豊かな暮らしとガス器具展

開催期間:6月28日〜9月15日

豊かな暮らしとガス器具展
ガスミュージアムの企画展って何が見られるの?
戦後からバブル期までのガス器具の進化や当時のポスター、広告資料が展示され、昭和の暮らしの変化を具体的に体感できます。
この企画展はいつどこで開催されるの?
2025年6月28日から9月15日まで、東京・小平市のガスミュージアム ガス灯館2階ギャラリーで開催され、入場は無料です。

ガスミュージアム企画展「豊かな暮らしをかなえたガス器具たち」開催のお知らせ

東京ガス株式会社が運営するガスミュージアムでは、2025年6月28日(土)から9月15日(月・祝)までの期間にわたり、特別企画展「豊かな暮らしをかなえたガス器具たち」を開催します。この展示は、東京ガス設立から140年を迎える今年、昭和という時代の始まりから100年、そして戦後80年という節目の年にふさわしい内容となっています。

本展示では、戦後の豊かな暮らしを支えたガス器具に焦点を当て、当時のポスターや広告資料とともに、私たちの生活の変遷を振り返ります。ガス器具の進化がどのように私たちの生活を豊かにしてきたのか、具体的な展示物を通じて理解を深めることができます。

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展示の詳細情報

以下に、展示に関する基本的な情報をまとめます。

  • 会期:2025年6月28日(土) ~ 9月15日(月・祝)
  • 休館日:月曜日(祝日および振替休日の場合は翌日が休館)
  • 開館時間:午前10時~午後5時
  • 会場:ガスミュージアム ガス灯館2階 ギャラリー
  • 入場:無料
  • 公式ホームページ:ガスミュージアム公式サイト

このように、訪れる方々にとって非常にアクセスしやすい展示となっており、入場が無料であることも大きな魅力の一つです。

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展示内容の概要

本展示では、戦後の高度経済成長期からバブル期にかけてのガス器具を中心に、当時のポスターや広告資料を紹介します。特に、昭和40年(1965年)に登場した「バランス型ガス風呂釜」は、内風呂やシャワーの普及を後押しし、私たちの生活を大いに豊かにしました。

また、平成から令和の時代にかけては、ガス器具が安心・快適機能を備え、エネルギー効率や環境負荷に配慮した製品が登場しています。展示では、これらの変化を具体的な展示物を通じて感じ取ることができるでしょう。

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展示の主な作品

以下は、展示される主なガス器具の一部です。

年代 ガス器具名
昭和20年代 ガスパーコレーター 昭和25年(1950年)
昭和30年代 ガス自動点火七輪 昭和31年(1956年)
昭和40年代 バランス型風呂釜S 昭和44年(1969年)
昭和50年代・60年代 ガス最高速レンジ『コンベック』 昭和49年(1974年)

これらの展示を通じて、ガス器具の進化がどのように私たちの生活を変えてきたのか、実感することができるでしょう。

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ガスミュージアムの概要

ガスミュージアムは、1967年に東京・小平市に開設され、50年以上にわたり日本の都市ガス事業に関する貴重な資料を展示・収蔵しています。展示棟は、明治42年(1909年)に建てられた東京ガス本郷出張所を移設復元した「ガス灯館」と、明治45年(1912年)に建てられた東京ガス千住工場計量器室を移設復元した「くらし館」の二棟から構成されています。

「ガス灯館」では、鹿鳴館で使用されたガス灯や様々なデザインのガス灯が展示されています。また、「くらし館」には、150年にわたるガス事業の歩みや、明治時代に実際に使われていたガス管、ガスメーター、ガス栓などの展示があり、都市ガスの供給防災の変遷についても学ぶことができます。

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アクセス情報

ガスミュージアムへのアクセスは以下の通りです。

  • 西武新宿線 花小金井駅北口「花小金井駅入口」バス停より、錦城高校前経由で東久留米駅西口行き
  • JR中央線 武蔵小金井駅北口より、錦城高校前経由で東久留米駅西口行き
  • 西武池袋線 東久留米駅西口より、錦城高校前経由で武蔵小金井駅行き

「ガスミュージアム入口」バス停下車後、徒歩約3分。西武新宿線の小平駅からは徒歩約20分(2km)です。駐車場は無料で利用可能です。

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文化庁「食文化ミュージアム」認定

ガスミュージアムは、文化庁による「食文化ミュージアム」に認定されています。この認定は、日本の多様な食文化の継承・振興を目的とした取り組みの一環です。食文化ミュージアムのホームページでは、ガスかまどからダイニングキッチンへの進化が紹介されています。

展示には、ガス器具の実物や写真、版画などがあり、日本人の食生活に不可欠な「ガスかまど」をはじめ、昭和初期の調理器具も展示されています。戦前からのガス調理レシピも収蔵されており、ガスエネルギーと日本の食文化の歩みを知ることができます。

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まとめ

ガスミュージアムの企画展「豊かな暮らしをかなえたガス器具たち」は、戦後の日本の暮らしを支えてきたガス器具の進化を振り返る貴重な機会です。展示を通じて、ガス器具がどのように私たちの生活を豊かにしてきたのかを学ぶことができるでしょう。以下に、展示の主なポイントをまとめます。

項目 詳細
会期 2025年6月28日(土) ~ 9月15日(月・祝)
入場料 無料
主な展示作品 ガスパーコレーター、ガス自動点火七輪、バランス型風呂釜Sなど
アクセス 西武新宿線 花小金井駅よりバスで約3分

このように、多くの方々にとって興味深い内容が詰まった展示となっています。

参考リンク: