6月20日開始|ブラッコ・グループの健康とウェルビーイングウィークでの活躍
ベストカレンダー編集部
2025年6月25日 12:59
健康とウェルビーイングウィーク
開催期間:6月20日〜7月1日
ブラッコ・グループの活躍と大阪・関西万博での取り組み
2025年6月25日、イタリアのブラッコ・グループ(The Bracco Group)は、大阪・関西万博において「健康とウェルビーイングウィーク」に参加し、健康と長寿社会に関する重要な議論を推進しました。このイベントは、日伊の共同課題として、健康・持続可能性・長寿をテーマにしたフォーラム「AGEVITY JAPAN」において、戦略的なパートナーとしての役割を果たしました。
ブラッコ・グループは、イタリア館のゴールド・スポンサーとして、6月20日から7月1日までの期間中に開催される「健康とウェルビーイングウィーク」において、複数のイベントに積極的に関与しました。また、駐日イタリア大使館で開催されたヘルステクノロジー関連のワークショップにも参加し、現地のヘルスケア業界に向けて新たに立ち上げた「ブラッコ・ジャパン」についての情報を発信しました。
大阪・関西万博における重要なイベント
ブラッコ・グループの会長兼CEOであるディアナ・ブラッコ氏は、「大阪万博は、61カ国・地域が一堂に会し、健康・長寿・ヘルスケアに関する技術的なイノベーションについて議論を交わす貴重なプラットフォームである」と述べています。このイベントでは、イタリア館での展示を通じて、メイド・イン・イタリーのブランド力を示し、特に1585年に描かれた『伊東マンショの肖像』の詳細な画像診断を実施し、来場者に対してその魅力を伝えました。
また、ブラッコ・グループは「健康とウェルビーイング ウィーク」の一環として、イタリア館で開催された「Agevity Forum」に参加しました。このフォーラムでは、イタリアと日本の高齢化問題に関する意見交換が行われ、両国の研究者や医療従事者が集まり、貴重な知見を共有しました。
イタリアと日本の協力関係の強化
フォーラムには、イタリア総領事のマリオ・ヴァッターニ氏や、大阪大学の妻木範行教授、東京科学大学の林宣宏教授など、多くの著名な研究者や業界関係者が参加しました。マリオ・ヴァッターニ氏は、「イタリアと日本は多くの共通の課題を抱えており、特に高齢化に関連する問題についての協力が重要である」と強調しました。
ブラッコ・グループのイノベーション・ハブ責任者アレッサンドロ・マイオッキ氏は、「画像診断技術は医療のあり方を反応的から予防的へと進化させるための重要な要素である」と述べ、早期発見やカスタマイズ治療の重要性を語りました。
ブラッコ・ジャパンの設立と今後の展望
さらに、ブラッコ・グループは新たに設立された「ブラッコ・ジャパン」を通じて、日本市場への進出を強化しています。代表取締役の坂本哲章氏が率いるこの会社は、造影剤の製造と販売業務を行い、独立企業として新たなスタートを切りました。
ディアナ・ブラッコ氏は、「日本は高度に発展した医療制度を持ち、特に画像診断技術が広く活用されている市場である」と述べ、今後の展望を語りました。また、ブラッコ・ジャパンを通じて、医師や患者のニーズに応えるための高度な画像診断ソリューションを提供する意向を示しました。
まとめとブラッコ・グループの概要
ブラッコ・グループは、1927年の創業以来、ライフサイエンス分野で世界をリードする診断イメージング技術の企業であり、100カ国以上で展開しています。年間売上高の10%以上を研究開発に投資し、3800名の従業員と2000件以上の特許を保有しています。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 企業名 | ブラッコ・グループ(The Bracco Group) |
| 設立年 | 1927年 |
| 展開国数 | 100カ国以上 |
| 年間売上高 | 18億ユーロ |
| 従業員数 | 3800名 |
| 特許数 | 2000件以上 |
| 研究開発投資比率 | 年間売上高の10%以上 |
このように、ブラッコ・グループは大阪・関西万博において、健康とウェルビーイングに関する重要な議論を展開し、日伊の協力関係を深めるための取り組みを行っています。今後の活動にも注目が集まります。