2025年6月30日開始|CoeFontがシャープ共創PROGRAMで次世代家電向けAI音声を提供
ベストカレンダー編集部
2025年6月30日 14:57
CoeFont共創実証実験
開催日:6月30日
CoeFontがシャープの「共創PROGRAM」に参加
株式会社CoeFont(コエフォント)は、2025年6月30日に、シャープ株式会社が主催する「SHARP共創PROGRAM」に採択され、次世代家電サービスの実証実験において高品質なAI音声を提供したことを発表しました。この取り組みは、家電と人との新たな“会話体験”を実現することを目指しています。
このプログラムは、スタートアップ企業や先進企業との共創を通じて、新しい価値を生み出すことを目的としたオープンイノベーションプログラムです。CoeFontは、感情表現やイントネーションに優れたAI音声をクラウド上で生成・活用できるプラットフォームを提供しており、これまでにメディアや教育、観光、公共分野など幅広い領域での活用が進んでいます。
次世代家電サービスの実証実験
CoeFontが提供するAI音声技術は、家電のユーザー体験(UX)を再定義することを目的としています。「聞くだけでなく、語りかけてくれる家電」というコンセプトのもと、ユーザーとの感情的な接点を持つ製品を目指して検証が行われました。
近年、音声インターフェースは単なる入力手段から、ユーザーと製品・サービスとの感情的な接点へと進化しています。CoeFontでは、AI音声を活用することで、ユーザーが日常生活の中で自然に家電と関わり、心地よい対話が生まれる体験を設計することを支援しています。
AI音声プラットフォーム「CoeFont」とは
CoeFontは、最新の技術を活用してスピーチを表現豊かで使いやすい声に変換する革新的なAI音声プラットフォームです。このプラットフォームは、Text-To-Speech(TTS)、VoiceChanger、通訳アプリケーションを含む幅広いコミュニケーションニーズに対応した多目的なソリューションを提供しています。
CoeFont Voice Hubを使用することで、ユーザーは10,000以上のAI音声の豊富なライブラリにアクセスでき、任意のプロジェクトやプレゼンテーションに適した多くの選択肢が用意されています。具体的な利用例としては、以下のようなシーンが考えられます:
- トレーニングセッション
- 社内アナウンス
- オーディオブック
- ライブミーティングやストリーミング
- 個人的な会話
CoeFontは、ユーザーがどんな言語でも効果的に自己表現できるようにするツールを提供しており、これにより多様なコミュニケーションシーンでの活用が期待されます。
株式会社CoeFontについて
株式会社CoeFontは、2020年に設立された東京科学大学認定ベンチャーであり、AIを活用したサービスの開発と提供を行っています。特に、AIを基盤とした音声合成技術に注力しており、倫理的で包括的なAI音声プラットフォームの開発に取り組んでいます。
CoeFontは、すべての国と地域で利用可能であり、今後もさらなる技術革新を通じて、ユーザーに新しい価値を提供し続けることを目指しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 企業名 | 株式会社CoeFont |
| 設立年 | 2020年 |
| プログラム名 | SHARP共創PROGRAM |
| 提供技術 | AI音声プラットフォーム「CoeFont」 |
| 利用分野 | メディア、教育、観光、公共分野など |
| 音声ライブラリ | 10,000以上のAI音声 |
このように、CoeFontはシャープとの共創を通じて、次世代家電サービスに向けた新たな可能性を切り開いています。AI音声を活用した家電のUX向上は、今後の生活において重要な役割を果たすことでしょう。
参考リンク: