7月6日開店「Niwa Fukuoka」福岡大橋に新感覚カフェ誕生

「Niwa Fukuoka」福岡市大橋のOHASHI HILLにグランドオープン

2025年7月6日（日）、福岡県福岡市大橋に新たなカフェ「Niwa Fukuoka」がオープンします。このカフェは、株式会社Willが運営する「珈琲回廊」のプロデュースによるもので、お茶をメインにした新しい形のカフェ体験を提供します。

「Niwa Fukuoka」は、近代的な商業施設「OHASHI HILL」の中に位置し、日本の美意識を継承した静謐な庭のような空間を演出しています。この施設は、地域に親しまれてきた「ゆめアール大橋」の跡地に建設され、都市の利便性と暮らしの温かさが交差する場所として期待されています。

OHASHI HILLの魅力と「Niwa Fukuoka」の特徴

「OHASHI HILL」は、福岡市南区に新たなふれあいの場として2025年4月に完成しました。地域の人々が集まり、交流を深めることができる複合商業施設として設計されており、まちと人、日常と文化がゆるやかにつながる拠点となっています。

「Niwa Fukuoka」のカフェでは、屋上広場や大橋の街並みとつながるように設計されています。カフェカウンター前の床には緩やかな傾斜が設けられており、高低差による空間の奥行きを感じることができます。お客様は、まるで丘を歩いているかのように、自然と視線が抜けていく景色を楽しむことができ、空間そのものを体験として味わえるのです。

環境に配慮したデザイン

「Niwa Fukuoka」では、土壁に廃棄される珈琲の粉末を再利用した仕上げ材を使用しています。細かく乾燥させた粉を左官材に混ぜ込むことで、微細な質感と自然な色味を加え、やわらかな陰影を生む壁面を実現しました。このような素材の再活用は、空間に温かさと環境への配慮をもたらしています。

こだわりのメニューと商品

「Niwa Fukuoka」では、お茶や珈琲の時間を持ち帰れるように、茶葉やドリップバッグを中心に商品を取り揃えています。自宅用にはもちろん、気の利いた手土産としても選びやすいラインナップが魅力です。

特に、海外でも高い評価を受ける福岡・八女産の茶葉を使用した緑茶や、すっきりとした後味が特徴の和紅茶ソーダなど、多彩なドリンクメニューが揃っています。また、Niwaオリジナルブレンド豆を使用したドリップコーヒーやコールドブリューなど、お茶と珈琲の個性を引き出した飲み物が豊富に取り揃えられています。

甘味メニューの充実

お茶や珈琲に寄り添うように仕立てた甘味メニューも用意されています。テリーヌやプリン、羊羹など、香りや余韻との調和を大切にしたシンプルで品のある仕上がりが特徴です。これらの甘味は、飲み物と共に楽しむことができるため、訪れる人々にとって特別な体験を提供します。

店舗概要とアクセス情報

「Niwa Fukuoka」の店舗概要は以下の通りです。

このように、「Niwa Fukuoka」は福岡市南区に新たなカフェ体験を提供する場として注目されています。お茶や珈琲を通じて、地域の人々や訪れる人々との交流を深めることが期待されています。

株式会社Willとその背景

「Niwa Fukuoka」を運営する株式会社Willは、熊本県熊本市に本社を置く企業で、代表取締役社長の村井隆太氏が率いています。村井氏は、熊本出身で1991年生まれ。大手アパレル企業を退社後、熊本に戻り自身のアパレルショップとオーダー焙煎のコーヒーショップを開業しました。

2019年には「珈琲回廊」をオープンし、地震で被災した築120年の町屋をリノベーションした店舗づくりを行い、熊本の城下町に賑わいをもたらすことを目指しています。現在は、実店舗運営を活かした飲食店プロデュース業や商品プロデュース業、ブランディング構築、運営アドバイザリー業を展開し、直営3店舗、直営3ブランド、プロデュース店舗10店舗の監修・運営を行っています。

まとめ

「Niwa Fukuoka」は、福岡市南区に新たにオープンするカフェであり、環境に配慮したデザインとこだわりのメニューが特徴です。地域とのふれあいを大切にしながら、お茶と珈琲を楽しむことができる空間を提供します。以下に、店舗の概要や特徴をまとめます。

このように、福岡市に新たな文化的な交流の場が誕生することに期待が寄せられています。