7月1日社名変更！アルプがScalebaseに刷新し経営体制も一新

アルプ株式会社が社名を「Scalebase株式会社」に変更

2025年7月1日、アルプ株式会社は経営体制を刷新し、新たに「Scalebase株式会社」として生まれ変わることを発表しました。新たに代表取締役CEOに就任する毛利悠記氏は、これまで執行役員CROとして会社の成長を牽引してきました。社名変更は、同社が提供するサブスクリプションビジネス向け販売管理システム「Scalebase」に由来し、より明確にその提供価値を示すものです。

経営体制刷新の背景

アルプ株式会社は、「あらゆる企業に、フルスイングを。」というミッションのもと、サブスクリプションビジネス向けの販売管理システム「Scalebase」を提供しています。このシステムは、見積作成から契約履歴管理、請求書発行、収益管理までを一気通貫で実現するプラットフォームです。2019年のローンチ以来、250社以上のサブスクリプション事業者に導入され、サブスクリプション管理件数は20万件を超え、前年比180%の成長を記録しています。

しかし、生成AIをはじめとする技術革新が進む中、事業環境は日々変化しています。このような環境に柔軟かつ迅速に対応し、顧客への提供価値を高めるために、経営体制の刷新が必要とされました。毛利氏は、プロダクト開発、販売、カスタマーサクセスの連携を強化し、顧客の事業成長を支援するための取り組みを進めていく方針です。

新経営体制の詳細

新たな経営体制は、2025年7月1日付で発表され、以下のような役職変更が行われます。

新体制のもと、毛利氏は「Scalebase」のさらなる進化を目指し、生成AI技術の活用を進めていくとしています。また、顧客の期待を超える価値を提供するために、ビジネスインサイトとプロダクト開発の連携を強化する意向を示しています。

両代表からのメッセージ

取締役の伊藤浩樹氏は、創業以来多くの顧客、株主、従業員に支えられて事業を成長させてきたことに感謝の意を表しました。約7年間にわたり、サブスクリプションビジネスの複雑な課題に向き合い、プロダクトを磨いてきた結果、深い信頼関係を築くことができたと述べています。新体制へのバトンタッチは、毛利氏のリーダーシップが不可欠であるとの確信から行われました。

一方、毛利悠記氏は、「Scalebase」がサブスクリプション事業の業務効率化や自動化に寄与し、多くの顧客から高い評価を受けていることを強調しました。今後は、生成AI技術を活用したさらなる効率化やデータドリブンな分析を通じて、顧客の事業成長を支援するプロダクトに進化させる決意を示しています。

Scalebase株式会社の概要

Scalebase株式会社は、2018年8月21日に設立され、東京都港区に本社を置くSaaSスタートアップです。「あらゆる企業に、フルスイングを。」をミッションに掲げ、サブスクリプション型ビジネスに特化した販売管理システム「Scalebase」と請求・決済システム「Scalebase ペイメント」を開発・運営しています。

「Scalebase」は、顧客ごとに異なる契約条件を柔軟に管理でき、従量課金や日割り計算の自動化を通じて、業務の一気通貫管理を実現します。また、重要な経営指標を可視化し、販売戦略の意思決定をサポートします。

プロダクトの詳細

Scalebase株式会社が提供する主なプロダクトは以下の通りです。

• 販売管理システム「Scalebase」: サブスクリプションビジネス向けの販売管理システムで、顧客ごとの契約条件の柔軟な管理や料金計算の自動化を実現します。
• 請求・決済システム「Scalebase ペイメント」: 法人向けの請求書発行、クレジットカード決済、口座振替などの決済業務を一元管理します。

これらのプロダクトは、企業が本来の価値提供に全力を注げるように、業務の複雑さを解消し、迅速な意思決定を支援することを目的としています。

会社概要

以下にScalebase株式会社の概要をまとめます。

このように、Scalebase株式会社は新たな経営体制のもと、サブスクリプションビジネスの成長を支援し、顧客の期待に応えるべく努力を続けています。今後の展開に注目が集まります。