7月25日開催「AI映画の現在」特集上映とトークセッション

PYRAMID AI、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2025にて特集上映＆トークセッション開催へ

株式会社ピラミッドフィルムは、2025年7月1日17時11分に発表した通り、生成AIを活用した短編映画の特集上映とトークセッションを行うイベント「AI 映画の現在」を、2025年7月18日（金）から開催されるSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2025にて実施します。このイベントは、埼玉県や川口市などが主催する映画祭の一環として行われ、生成AIが描く新たな映像表現にスポットを当てます。

本イベントの開催に先立ち、6月26日（木）には神楽座にて映画祭の記者発表が行われ、正式に発表されました。特集上映では、PYRAMID AIが企画・プロデュースした5本の短編映画が上映されます。これらの映画は、映画監督や脚本家がオリジナルで執筆した脚本を基に、生成AI技術を活用して映像や音響を制作したものです。

SKIPシティ国際Dシネマ映画祭とは

SKIPシティ国際Dシネマ映画祭は、2004年に埼玉県川口市で誕生し、デジタルシネマに特化した映画祭です。この映画祭は、映画産業の変化の中で新たなビジネスチャンスを捉えるために、若い才能の発掘と育成を主軸に成長してきました。

2025年に22回目を迎える本映画祭では、従来の「コンペティション」に加え、縦型映画専用スクリーンでの上映や、AI・XR・最新8Kカメラを活用した企画展を通じて、映像表現の新たな可能性を探求します。

企画イベント「AI 映画の現在」

「AI 映画の現在」では、監督がオリジナル脚本を執筆し、生成AIを用いて映像・音楽・音声などを制作した短編映画5作品が特集上映されます。これらの作品は、脚本開発から編集までをわずか3ヶ月で行うという、実験的かつ先鋭的な作品群です。

特に注目すべきは、串田壮史監督による『ラストドリーム』です。この作品は、韓国・富川（プチョン）ファンタスティック国際映画祭の「Bucheon Choice: AI Films」部門にも選出されており、国際的にも高い評価を受けています。

トークセッション：AI映画の舞台裏を語る

上映当日の7月25日（金）には、各監督とともに、PYRAMID AIのプロデューサー・生成AIスーパーバイザーによるトークセッションも開催されます。このセッションでは、AI映像生成の持つ創造性や可能性、さらにはその課題について監督やスペシャリストとともに探求します。

トークセッションには、以下のメンバーが登壇予定です：

• 串田壮史（監督）
• 尾関彩羽（監督）
• 小林亮太（監督）
• 士友哉（監督）
• 眞田康平（監督）
• 林宏介（PYRAMID AIプロデューサー）
• 石丸将太（PYRAMID AIスーパーバイザー）
• 依田純季（PYRAMID AIスーパーバイザー）

「AI 映画の現在」上映ラインナップ

以下は、上映される5本の短編映画の詳細です：

これらの作品は、AIと人間のコラボレーションによって生まれた新たな映像体験を提供します。

「AI 映画の現在」開催概要

イベントの開催概要は以下の通りです：

• 日時：2025年7月25日（金）17:30〜19:00
• 会場：SKIPシティ 映像ホール
• 内容：短編5作品の特集上映 ＋ 監督・AI制作陣によるトークセッション
• チケット予約：2025年7月1日（火）より開始
• 料金：無料（座席指定チケット情報は映画祭公式サイトにて確認）

公式サイトはこちらです。

PYRAMID AIについて

「AI 映画の現在」で上映される5本の映画は、映像制作会社ピラミッドフィルムが新たに立ち上げたAIクリエイティブ専門組織「PYRAMID AI」による初のAI映画作品群です。PYRAMID AIは、創業47年を誇るピラミッドフィルムが生成AI技術を本格活用するために設立した新組織です。

この組織は、映像制作、AIプロンプト設計、コンサルティング、生成支援などを通じて、AIとクリエイターの協働による新たな映像表現を追求しています。詳細はこちらをご覧ください。

まとめ

PYRAMID AIが主催する「AI 映画の現在」は、生成AIを活用した短編映画の特集上映とトークセッションを通じて、映画制作におけるAIの可能性を探る貴重な機会です。以下に本イベントの要点をまとめます：

このように、映画祭は新たな映像体験を提供し、AIと人間の協働による未来の映画制作を示す重要なイベントとなっています。