7/18開催|和ゲーと洋ゲーのUI/UXを徹底比較する無料オンラインセミナー

和ゲー洋ゲーUIUX比較

開催日:7月18日

和ゲー洋ゲーUIUX比較
和ゲーと洋ゲーのUI/UXって具体的に何が違うの?
日本のUIは情報密度が高く視覚的センスを重視し、洋ゲーはミニマリズムと機能性を追求。ゲーム体験やプレイヤーの操作感に大きく影響します。
このセミナーは誰向けで何が学べるの?
ゲームデザイナーや開発者向けで、日本と欧米のUI/UXの文化的違いやデザインの最適化、アクセシビリティの考え方など実践的な知見が得られます。

アメリカと東京で活躍するクリエイティブディレクターが解説するセミナー

株式会社クリーク・アンド・リバー社(以下、C&R社)は、2025年7月18日(金)に、ゲーム業界に携わるクリエイターを対象としたオンラインセミナー「和ゲーと洋ゲーのUI/UXを徹底比較~プロジェクトを成功させるための主な違いとベストプラクティス~」のアーカイブ映像を無料配信します。このセミナーは、今年5月に開催されたもので、全編英語で実施されましたが、同時通訳を通して日本語での視聴も可能です。視聴者はオリジナルの英語チャンネルまたは通訳チャンネルを選択することができます。

セミナーの詳細や申し込みは、以下のリンクから確認できます。
詳細・お申し込みはこちら
※申し込み締切は2025年7月18日(金)13:00です。

【ゲーム開発】アメリカと東京で18年以上活躍するクリエイティブディレクターが解説!7/18(金)セミナー「和ゲーと洋ゲーのUI/UXを徹底比較」のアーカイブ映像を無料配信!! 画像 2

日本と欧米のUI/UXデザインの違い

日本と欧米は歴史や文化的背景が異なり、それがUI/UXデザインにどのような影響を与えているのでしょうか。日本のUIデザインは密度と視覚的なセンスを重視する傾向があり、対照的に欧米のUIはミニマリズムと機能性を重視します。このセミナーでは、これらの文化的背景を踏まえた上で、日本と欧米のゲームにおけるUI/UXの違いを徹底的に比較し、どのようにプロジェクトに活かせるかを探ります。

セミナーでは以下のようなトピックが扱われます。

  • UI/UXの文化的基礎
  • メニュー vs. ダイエジェティックデザイン
  • 視覚的階層とプレイヤーフロー
  • 地域を越えた適応
  • アクセシビリティとインクルーシビリティ

UI/UXの文化的基礎

日本のUIデザインは、ユーザーに対して密度の高い情報を提供し、視覚的なセンスを重視します。一方、欧米のUIはシンプルさや機能性を追求します。この違いは、ゲームデザインにおいても顕著に現れます。具体的には、プレイヤーがどのように情報を受け取り、どのようにゲームを体験するかに影響を与えます。

このセミナーでは、文化的な違いがデザインにどのように反映されているのかを深く掘り下げ、どの要素がプロジェクトに活かせるのかを考察します。

メニュー vs. ダイエジェティックデザイン

日本のゲームでは、レイヤーメニューが多く使用されることが一般的であり、代表的な作品には『モンスターハンター』や『ペルソナ』があります。これに対し、洋ゲーではインワールドやHUDライトのデザインが好まれ、例えば『DEAD SPACE』や『The Last of Us』などが挙げられます。

このセッションでは、UIを「見えない」ようにする場合と、逆に目立つようにする場合の利点を比較し、どのようにデザインがプレイヤーの体験を向上させるかを検討します。

視覚的階層とプレイヤーフロー

日本のUIデザインは、プレイヤーが学習曲線を経てシステムを探求することを想定し、プレイヤーに報酬を与える設計がなされています。洋ゲーは、ユーザーを明確に誘導し、迅速な理解とオンボーディングを優先します。このセッションでは、優れたUIがどのようにプレイヤーの挑戦を促したり、決断を容易にしたりするのかを検証します。

地域を越えた適応とアクセシビリティ

日本のUIを欧米向けにローカライズする際には、視覚的な複雑さを減少させることが多く、ユーザビリティ規範を尊重しつつビジュアルアイデンティティを維持する方法について分析します。また、欧米のスタジオはアクセシビリティを初めからUIに組み込むことが増えており、日本のスタジオも徐々に進化しています。

このセッションでは、グローバルなユーザー向けに「インクルーシブUI」を作るための方法もお伝えします。

セミナーの講師と参加対象者

本セミナーの講師は、クリエイティブディレクターのマシュー・モス氏です。彼は東京とアメリカで18年以上の経験を持ち、ディズニー、ナショナルジオグラフィック、テレビ東京、LEGOなどの企業と協力してきました。マシュー氏は、ゲームのビジュアル開発において核心概念、技術、ミッションを調和させ、視覚的に魅力的なゲームを作り出すことを目指しています。

セミナーは以下のような方々に特におすすめです。

  • ゲームデザイナー
  • ゲーム開発者
  • キャラクターデザイナー
  • イラストレーター
  • クリエイティブディレクター

アーカイブ配信のため、視聴者からの質問には対応していませんので、あらかじめご了承ください。

セミナーの詳細と申し込み方法

セミナーのアーカイブ配信は、2025年7月18日(金)12:00から13:00までの予定で、オンライン(Zoom)で開催されます。参加費は無料で、定員は60名です。

申し込みは、以下のリンクから行えます。
詳細・お申し込みはこちら
締切は2025年7月18日(金)13:00です。

まとめ

今回のセミナーでは、日本と欧米のUI/UXデザインの違いについて深く掘り下げ、プロジェクトにどのように活かせるかを考察します。文化的背景を理解することは、ゲームデザインにおいて非常に重要な要素です。以下に、セミナーの主要なポイントを整理しました。

トピック 内容
UI/UXの文化的基礎 日本は密度と視覚的センス、欧米はミニマリズムと機能性を重視
メニュー vs. ダイエジェティックデザイン 日本のレイヤーメニューと洋ゲーのインワールドデザインの比較
視覚的階層とプレイヤーフロー 日本は学習曲線を重視、洋ゲーは迅速な理解を重視
地域を越えた適応 視覚的複雑さの減少とビジュアルアイデンティティの維持
アクセシビリティとインクルーシビリティ グローバルユーザー向けのインクルーシブUIの設計

このセミナーを通じて、ゲームデザインにおけるUI/UXの重要性を再認識し、今後のプロジェクトに活かすための貴重な知見を得ることができるでしょう。

参考リンク: