2025年7月4日発表:SouSouが1.8億円資金調達で終活DXを加速

SouSou資金調達

開催日:7月4日

SouSou資金調達
SouSouって何のサービスなの?
SouSouはマイナンバーカードを活用したデジタル終活サービスで、本人性担保や逝去判定のデジタル化、外部サービス連携により、終活手続きを自動化・簡略化するプラットフォームです。
今回の資金調達は何に使われるの?
約1.8億円の資金はSouSouの機能拡充、マーケティング、新サービス開発、採用・組織強化に使われ、業界横断の連携を強化してサービスの社会実装を加速させます。

エンディングプラットフォーム「SouSou」、業界横断の事業連携による資金調達を実施

株式会社そうそうは、2025年7月4日に業界横断の事業連携を通じて、総額約1.8億円の資金調達をプレシリーズA(ファーストクローズ)で実施したことを発表しました。この資金調達により、同社の累計調達額は約3億円に達しました。今回の調達は、ライフエンディング領域における先端技術の活用と事業連携を通じて新たな価値創出を目指す取り組みの一環です。

リード投資家としては、ライフエンディング領域への投資を行うLifeShift Innovation1号ファンドが名を連ねており、国内最大級の葬儀社であるアルファクラブ武蔵野株式会社や大手ヘルスケアグループの株式会社CHCPトラスティとの連携が注目されています。

エンディングプラットフォーム「SouSou」、業界横断の事業連携による総額約1.8億円の資金調達をプレシリーズA(ファーストクローズ)で実施 画像 2

資金調達の背景と目的

高齢化社会が進展する中で、人生の終わりを迎える際の課題が浮き彫りになっています。特に、遺族が直面する手続きの負担や情報の分断、個人の意思が適切に残されないといった問題が多く存在します。これらの課題に対し、「SouSou」は法的根拠のある電子署名やデータの安全な保管・開示、逝去疑義の自動検知といったテクノロジーを駆使し、安心して人生を終えられる社会の実現を目指しています。

「SouSou」は、単なる資金確保ではなく、出資元との具体的なサービス連携を通じた事業連携型資金調達を実施することで、より実効性のあるプラットフォームの構築を進めています。

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資金調達概要

今回の資金調達に関する詳細は以下の通りです。

  • 調達金額:約1.8億円
  • 調達方法:第三者割当増資
  • 引受先:LifeShift Innovation1号ファンド、アルファクラブ武蔵野株式会社、株式会社CHCPトラスティ(敬称略・順不同)
  • 資金用途:エンディングプラットフォーム「SouSou」の機能拡充、マーケティング、事業連携による新サービスの開発、採用・組織強化
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今後の展望と期待される効果

今回の資金調達は、株式会社そうそうのビジョン実現に向けた第一歩と位置付けられています。具体的には、以下のような効果が期待されています。

  1. ライフエンディングデータ(意向・逝去情報)と出資企業のアセットを連携させることで、新たな付加価値を創出する。
  2. 業界内外のパートナー企業と連携したユースケースの開発と社会実装の加速を図る。

さらに、本年8月末にはセカンドクローズでの資金調達も予定されており、今後も多様なパートナーとともに「誰もが安心して人生を終えられる社会」の実現に向けて取り組む方針です。

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引受先のコメント

各引受先からは以下のようなコメントが寄せられています。

LifeShift Innovation1号ファンド 代表取締役 牟禮知仁氏
日下社長にお会いし、「SouSou」プラットフォーム構想を伺った瞬間、心が震えるような衝撃を受けました。これはライフエンディング業界の常識を覆す革新的な挑戦です。
LifeShift Innovation1号ファンド 髙橋美緒氏
ライフエンディング領域における課題解決と新たな価値創出に取り組む株式会社そうそうのビジョンに共感し、出資を決定しました。
アルファクラブ武蔵野株式会社 取締役 小川誠氏
「SouSou」のデジタル逝去判定は、葬儀業界においても活用が期待され、社会インフラとしての可能性があります。
株式会社CHCPトラスティ 代表取締役 沢村祐子氏
「SouSou」は、没後手続きの効率化だけでなく、想いをつなぐ温かい仕組みを備えた革新的なサービスです。
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エンディングプラットフォーム「SouSou」とは

「SouSou」は、マイナンバーカードを活用した新しいデジタル終活サービスです。エンディングノート等の終活に必要な様々な機能を、アプリ利用料金完全無料・ワンストップで提供しています。具体的な特徴としては、以下の3つがあります。

  • 本人性/真正性の担保
  • 逝去判定のデジタル化
  • 外部サービス(データ)連携

これにより、様々なパートナー企業との連携を通じて、ご逝去後の各種手続きの自動化・簡略化を目指しています。

「SouSou」の詳細については、公式サイトや紹介動画も参照できます。以下のリンクからアクセス可能です。

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まとめ

株式会社そうそうは、エンディングプラットフォーム「SouSou」において、業界横断の事業連携を通じた資金調達を実施し、今後のサービス拡充に向けた第一歩を踏み出しました。高齢化社会における終活の重要性が増す中で、「SouSou」は安心して人生を終えられる社会の実現に向けて、様々な技術とパートナーシップを活かして取り組んでいく姿勢を示しています。

項目 詳細
調達金額 約1.8億円
調達方法 第三者割当増資
引受先 LifeShift Innovation1号ファンド、アルファクラブ武蔵野株式会社、株式会社CHCPトラスティ
資金用途 SouSouの機能拡充、マーケティング、新サービス開発、採用・組織強化
特徴 本人性の担保、デジタル逝去判定、外部サービス連携

このように、株式会社そうそうが進める「SouSou」は、今後のライフエンディング業界において重要な役割を果たすことが期待されています。

参考リンク: