2025年7月9日開始!キャロル・コレット来日展で銅版画の世界を体感
ベストカレンダー編集部
2025年7月7日 05:43
キャロル・コレット来日展
開催日:7月9日
キャロル・コレット来日展の開催概要
2025年7月9日より、アメリカの著名な画家キャロル・コレットの来日展が、全国25店舗で順次開催されることが発表されました。今回の展示は、彼女の作品を間近で観ることができる貴重な機会です。キャロル・コレットは、銅版画の第一人者として知られ、その作品には独特のノスタルジックな世界が広がっています。
本展は、株式会社アートプリントジャパンの主催により、柏髙島屋、池袋ロフト、新宿伊勢丹(A&F)、横浜ロフト、日本橋三越(FS)、丸井今井札幌、盛岡川徳など、主要な店舗で同時開催されます。全ての会場では、キャロル・コレットによるサイン会も予定されています。
作品の魅力と技術
キャロル・コレットの作品は、アメリカの古き良き田園風景や、旅先での美しい街並みを描写したものが多く、彼女の作品に触れることで、観る者は時間と空間を超えた旅を体験することができます。彼女の作品の中でも特に注目すべきは、以下の数点です。
- Ocean Breeze(ジクレー版画): マーサズ・ヴィンヤードのコテージや花々、海からのそよ風を感じさせる作品。
- In The Harbor(ジクレー版画): 漁船「リバティ」が描かれ、ニューイングランドの精神を表現。
- Saturday Afternoon(ジクレー版画): 日常の一コマを切り取った作品。
- July II(ジクレー版画): 夏の情景を描いた作品。
キャロルは、銅版に鋭いニードルで線を刻み、手彩色によって作品に命を吹き込む技術を持っています。この手法により、彼女の作品は唯一無二の存在となり、同じ作品が二枚と存在しない「ユニークなエディション」として高く評価されています。
キャロル・コレット氏のメッセージ
キャロル・コレット氏は、自身の創作の原点について次のように述べています。「私の創作の原点は、旅で出会った風景と、そこにある光です。銅板に線を刻むことは、記憶を刻むこと。色をのせることは、感動を再現すること。そのプロセスを、作品から感じ取っていただければ嬉しいです。」この言葉からも、彼女の作品に対する愛情と情熱が伝わってきます。
本展では、制作の背景や彼女の思いが込められた作品群が展示され、アートファンだけでなく、旅や美しいものが好きなすべての方にとって魅力的な内容となっています。
開催スケジュールとサイン会の詳細
キャロル・コレット氏が来場し、作品の裏板とサインシートに直筆サインを行うサイン会は、以下のスケジュールで開催されます。参加条件として、サイン会日時までに作品を購入された方が対象となります。
| 開催店舗 | サイン会日時 |
|---|---|
| 柏髙島屋 | 2025年7月9日 |
| 池袋ロフト | 2025年7月10日 |
| 新宿伊勢丹(A&F) | 2025年7月11日 |
| 横浜ロフト | 2025年7月12日 |
| 日本橋三越(FS) | 2025年7月13日 |
| 丸井今井札幌 | 2025年7月14日 |
| 盛岡川徳 | 2025年7月15日 |
なお、参加条件を満たしていれば、サイン会当日に参加できない場合でも、後日来店や配送にてサインを受け取ることが可能です。スケジュールは予告なく変更される場合があるため、最新情報は公式サイトでの確認をお勧めします。
キャロル・コレットの略歴
キャロル・コレットは、1945年にカナダのトロントに生まれました。若い頃からアートに興味を持ち、1967年にはオンタリオ美術大学を卒業し、ケベックでイラストレーターとして働き始めました。その後、ニューヨーク、ニューオーリンズ、ハワイなどを転々としながら、銅版画の制作に取り組みました。
彼女は1976年にスイスでヨーロッパの伝統的版画技術を学び、1984年にはボストン郊外にアトリエを移し、本格的に作品制作を開始しました。国際的な名声を得た彼女の作品は、ブルックリン美術館やプリンストン大学など、数多くの著名なコレクターによって収集されています。
まとめ
キャロル・コレットの来日展は、彼女の作品に触れる絶好の機会です。展示される作品群は、彼女の技術と情熱が詰まったものであり、観る者に深い感動を与えることでしょう。サイン会を通じて、直接彼女に会うことができる貴重なチャンスでもあります。
以下に、本展の開催概要をまとめます。
| 開催名 | キャロル・コレット来日展 |
|---|---|
| 開催期間 | 2025年7月9日より順次開催 |
| 開催場所 | 全国の「アートプリントジャパン」直営店25店舗 |
| 主催 | 株式会社アートプリントジャパン |
| サイン会 | 作品購入者対象、詳細は公式サイトで確認 |
キャロル・コレットの作品を通じて、心の旅を体験することができるこの展覧会にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。