7月9日発売！季刊公募ガイド2025年夏号の注目特集と角野栄子インタビュー

季刊公募ガイド2025年夏号の発売について

株式会社公募ガイド社（東京都港区、代表取締役　浅田邦裕）は、国内唯一のコンテスト情報専門誌『季刊公募ガイド』の最新号、2025年夏号を2025年7月9日に発売します。

この号では、表紙イラストをイラストレーターの楓真知子さんが手がけており、視覚的にも楽しめる内容となっています。季刊公募ガイドは、創作活動を支援するための情報が満載で、特に公募情報が充実しています。

今号には257件もの公募情報が掲載され、様々なジャンルのコンテストに挑戦するクリエイターたちに向けた情報を網羅しています。

特集内容の詳細

今号の特集は「金太郎のストーリーはなぜ思い出せないか」というテーマです。日本の昔話の中でも「桃太郎」や「浦島太郎」のストーリーは多くの人に記憶されていますが、「金太郎」に関しては思い出せない人が多いことに着目しています。

調査によると、「金太郎」の話を覚えていないという回答は63.7%に達しており、これは非常に高い数字です。この特集では、なぜ「金太郎」が他の昔話と比較して記憶に残りにくいのか、その理由を探っていきます。

• ストーリーの構成: 「金太郎」の物語に必要な要素を分析し、物語を通じて伝えたいことがしっかりと構成されているかを考察します。
• 新しい「金太郎」の創作: 読者から募集した「金太郎」の「転」「結」を基に、新たな「金太郎」を創作する試みも行います。

この特集を通じて、物語の起承転結の重要性を再認識し、クリエイターたちが自身の作品に活かせるヒントを得られる内容となっています。

第2特集と角野栄子先生のインタビュー

さらに、今号では第2特集として「私の公募・創作ジャーナル」が取り上げられています。これは、公募や創作に特化した記録ノートを提供し、応募したいという気持ちを応援する内容です。

特に注目すべきは、角野栄子先生のインタビューです。彼女は「ちいさなおばけアッチ・コッチ・ソッチ」シリーズや『魔女の宅急便』などの名作を手がけ、子どもたちの心を掴んできた作家です。インタビューでは、彼女が大切にしている創作10か条を深掘りし、読者に向けた具体的なアドバイスが提供されます。

角野栄子先生のインタビューから得られるポイントは以下の通りです：

1. 受賞できる作品にするためのポイント
2. 物語の終わらせ方についての考え方
3. 大人目線でない作品作りの重要性

これらのアドバイスは、公募を目指す方にとって必見の内容となっています。

人気コーナーとその他の情報

季刊公募ガイドでは、人気コーナーも充実しており、さまざまなクリエイターの声をお届けしています。例えば、お笑い芸人で漫画家の矢部太郎さんによる連載「矢部太郎の創作ひとやすみ」では、癒される絵柄とやさしい語り口のエッセイが楽しめます。

また、岸本葉子選による1000字エッセイ公募「おい・おい」では、老いをテーマにした多様なエッセイが募集されています。第一回の結果発表も行われ、岸本先生の選評が次回の入選に向けたヒントとなることでしょう。

さらに、若手クリエーターへのインタビューも行われており、今回は元・虹のコンキスタドールの岡田彩夢さんが登場。彼女の「創作」にかける熱い思いが語られています。

雑誌の基本情報と会社概要

『季刊公募ガイド』は、1985年に創刊され、国内唯一のコンテスト情報専門誌として位置づけられています。この雑誌は、創作活動を楽しむための情報を提供し、小説や短詩、アート、漫画、写真などのコンテストに挑戦する人たちに向けたヒントをお届けしています。

雑誌の刊行形態は季刊で、毎年1月、4月、7月、10月の9日に発売されます。通常版の価格は880円（税込）です。詳細な情報は公式ウェブサイトで確認できます。

季刊公募ガイドは、創作活動を支えるための貴重な情報源であり、様々なジャンルの公募情報を通じて、クリエイターたちの創作意欲を刺激する役割を果たしています。興味のある方は、ぜひ手に取ってみることをお勧めします。