2025年7月7日開催｜UAEパビリオン七夕記念200万人達成イベント

UAEパビリオン、来館者200万人達成を祝う特別イベントを開催

2025年7月7日、アラブ首長国連邦（UAE）館は、大阪・関西万博において来館者数が200万人を達成したことを記念し、日本の伝統行事である「七夕」にあわせた特別イベントを開催しました。このイベントは、文化を超えた出会いや対話を育むUAEパビリオンの歩みを象徴するものであり、多くの人々の支持を得てきたことを物語っています。

特設スペースでは、来場者がUAEパビリオン特製の短冊に願いごとを記し、屋外に飾るという日本の伝統文化を体験しました。短冊は、竹の代わりにUAEの象徴であるナツメヤシの葉を使用し、願いが結ばれた前庭は夢と希望が交差する美しい風景へと変わりました。

UAEパビリオンの魅力

UAEパビリオンは「大地から天空へ（Earth to Ether）」をテーマに設計され、五感で楽しめる体験型空間を提供しています。来場者からは、ユースアンバサダーによるストーリーテリングや建築美、温かなホスピタリティに対して高い評価が寄せられています。これらの要素は、国際的な連携を重視し、誰もが参加できる対話の場を築こうとするUAEの姿勢を体現しています。

UAEパビリオンの公式代表であるシハブ・アルファヒム駐日アラブ首長国連邦特命全権大使は、「UAEパビリオンに200万人もの方々をお迎えできたことを光栄に思います。これは、世界からの関心や信頼、つながりの表れです。七夕の時期にこの節目を迎えられたことは特別な意味を持ちます」と述べています。

多様なイベントと文化プログラム

2025年大阪・関西万博の開催期間中、UAEパビリオンでは多様なイベントや文化プログラムが展開されています。専門家によるトークセッションや伝統文化のパフォーマンス、創造的なワークショップ、エミラティ料理の実演、UAEのアーティストによる展示、さらにはUAEと日本の協働をテーマにした対話の場などが企画されています。これらのプログラムは、来場者にUAEの文化や価値観、両国のパートナーシップへの理解を深める機会を提供しています。

UAE万博事務局は、グローバルな進歩に貢献することを目的とした国家的プラットフォームであり、教育、医療、サステナビリティ、宇宙探査といった分野における進歩を加速させる環境を創出しています。UAEのビジョンに基づき、すべての人々を包摂する発展を目指しています。

UAEパビリオンの設計と体験

UAEパビリオンは、ナツメヤシの木に着想を得て、伝統的なエミラティ建築様式「アリーシュ」を再解釈したものです。ナツメヤシの農業廃棄物と日本の匠の木工技術を融合させ、UAEと日本の文化が協働の精神のもとに結びついています。

パビリオン内には、本格的なエミラティ料理を楽しめるレストランや、UAEを拠点とするクリエイターによる厳選アイテムを取り揃えたショップ、さまざまなプログラムが展開されるワークショップスペースも併設されています。これにより、来場者はUAEの文化をより深く理解することができます。

UAEパビリオンの基本情報

UAEパビリオン「大地から天空へ」は、2025年4月13日から10月13日までの万博会期中、毎日午前9時から午後9時まで一般公開されています。パビリオンの詳細は公式ウェブサイトやSNSアカウントで随時発信されています。

UAEパビリオンでは、文化交流を通じた未来づくりへの想いを共有し、多くの人々に新たな体験を提供しています。今後も、UAEパビリオンは国際的な連携を重視し、すべての人に開かれた空間として、より良い未来を共に築いていくための発信を続けていきます。