7月8日発売 島田依史子の自叙伝が電子書籍で登場
ベストカレンダー編集部
2025年7月8日 15:23
自叙伝電子書籍発売
開催日:7月8日
映画の原案となった自叙伝の発売について
2025年7月8日、学校法人文京学院(理事長:島田昌和)は、文京学院創立者である島田依史子の自叙伝『信用はデパートで売っていない 教え子とともに歩んだ女性の物語』の電子書籍版をAmazonにて発売することを発表しました。この自叙伝は、2025年10月24日(金)に全国ロードショーされる映画『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』の原案となっています。
本書は、島田依史子が戦前・戦後という激動の時代において、知識や経済的な支援の乏しい多くの女性たちに寄り添い、彼女たちの未来を切り拓くために奔走した教育者としての姿を描いています。島田依史子は、女子実業教育や専門学校、短期大学での英語教育など、時代の壁を果敢に乗り越え、独力で女子教育の場を切り拓いた希代の女性教育者です。
自叙伝の内容と背景
自叙伝『信用はデパートで売っていない 教え子とともに歩んだ女性の物語』は、島田依史子の意志と覚悟を本人の言葉で綴った貴重な一冊です。彼女は、当時の常識や偏見にとらわれることなく、女性たちが自立できるように教育の場を提供し続けました。
本書は、学校法人文京学院が2024年に創立100周年を迎えるにあたり、その歴史を振り返る重要な資料でもあります。文京学院は、幼稚園から大学まで幅広い学びの場を提供し、多くの人材を社会に送り出していますが、その原点ともいえる島田依史子の想いを辿ることができる内容となっています。
自叙伝の基本情報
- 書名: 信用はデパートで売っていない 教え子とともに歩んだ女性の物語
- 著者: 島田依史子
- 定価: 1,100円(税別)
- 発売開始日: 2025年7月8日
- Amazon販売ページ: こちらからアクセスできます
- 出版社: 講談社エディトリアル
著者のプロフィール
- 生年月日
- 明治35(1902)年2月16日
- 学歴
- 東洋家政女学校、共立女子職業学校卒業
- キャリア
- 18歳で文部省中等教員検定試験に合格し、22歳で島田裁縫伝習所を開設。戦後は文京学園理事長に就任し、文京女子短期大学学長も兼任。
- 受賞歴
- 昭和47年に勲四等宝冠章を受章
- 没年月日
- 昭和58年8月23日、81歳で死去
映画『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』の概要
自叙伝の原案を基にした映画『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』は、2025年10月24日(金)に全国ロードショーされます。この映画は、島田依史子の人生や教育理念を描いた作品であり、主演には豆原一成(JO1)と市毛良枝が名を連ねています。
映画の制作には、著名な監督や脚本家が関わっており、音楽も安川午朗が担当しています。以下に映画の主要スタッフとキャストの情報をまとめます。
映画のスタッフとキャスト
| 役割 | 名前 | 代表作 |
|---|---|---|
| 主演 | 豆原一成 | 『劇場版 仮面ライダーリバイス バトルファミリア』(22)、『BADBOYS -THE MOVIE-』(25) |
| 主演 | 市毛良枝 | 『ラーゲリより愛を込めて』(22)、『明日を綴る写真館』(24) |
| 監督 | 中西健二 | 『青い鳥』(08)、『花のあと』(09) |
| 脚本 | まなべゆきこ | 『おと・な・り』(09)、『オオカミ少女と黒王子』(16) |
| 音楽 | 安川午朗 | 『ふしぎな岬の物語』(14)、『孤狼の血』(18) |
| 制作プロダクション | PADMA | |
| 原案総責任 | 島田昌和 | |
| 配給 | ギャガ |
まとめ
島田依史子の自叙伝『信用はデパートで売っていない 教え子とともに歩んだ女性の物語』は、教育者としての彼女の生涯を深く理解するための重要な資料です。2025年7月8日からAmazonで電子書籍版が発売され、また、2025年10月24日からは映画としても公開される予定です。
自叙伝と映画の両方を通じて、島田依史子の教育理念や彼女が成し遂げたことを再確認する機会が提供されます。以下に本記事で紹介した内容を表にまとめます。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 自叙伝タイトル | 信用はデパートで売っていない 教え子とともに歩んだ女性の物語 |
| 発売日 | 2025年7月8日 |
| 映画タイトル | 富士山と、コーヒーと、しあわせの数式 |
| 映画公開日 | 2025年10月24日 |
| 主演キャスト | 豆原一成、市毛良枝 |
| 監督 | 中西健二 |
| 出版社 | 講談社エディトリアル |
このように、島田依史子の自叙伝とその原案となる映画は、彼女の教育理念や歴史を知る上で非常に重要な作品となっています。興味のある方は、ぜひ自叙伝を手に取っていただき、映画の公開を楽しみにしていただければと思います。
参考リンク: