2026年1月開始の東京海上日動新型保険にパイオニアの通信型ドラレコ採用
ベストカレンダー編集部
2025年7月14日 13:25
新型自動車保険採用
開催日:1月1日
パイオニアの通信型ドライブレコーダーが東京海上日動の新型自動車保険に採用
2025年7月14日、パイオニア株式会社は、同社の通信型ドライブレコーダーが東京海上日動火災保険株式会社(以下「東京海上日動」)の新型ドライブレコーダー付き自動車保険「ドライブエージェント パーソナル(DAP)特約」の新型モデルに採用されたことを発表しました。2026年1月から提供が開始されるこの保険は、映像やデータを活用した迅速で安心な事故対応をサポートすることを目的としています。
「ドライブエージェント パーソナル(DAP)」は、契約者に通信機能付きドライブレコーダー端末を貸与し、事故の予防や万全なサポートを提供するテレマティクスサービスです。特に、オペレーターへの自動連絡、迅速な救急対応、事故映像の自動記録・転送機能などを通じて、安心で快適なカーライフを実現します。
詳細情報については、東京海上日動の公式サイトをご覧ください。
通信型ドライブレコーダーの特長
今回採用されたパイオニアのドライブレコーダーは、コンパクトなカメラユニットと助手席の足元に取り付けるバッテリーユニットから構成された2カメラタイプです。このデザインにより、運転席の視界を妨げず、シンプルな機能を持ちながらも高い性能を発揮します。
以下は、パイオニア製通信型ドライブレコーダーの主な特長です。
- コンパクトな2カメラタイプ: 前方・車内カメラを搭載したコンパクトなカメラユニット(高さ約55mm×横幅約90mm)と、タッチパネル液晶ディスプレイを搭載した薄型のバッテリーユニット(厚さ約30mm)のセパレート構成。
- 事故発生時・緊急時の迅速な対応: 衝撃検知時に自動で事故受付センターへ連絡する自動連絡機能や、映像の自動記録・送信、位置情報の転送、緊急時にオペレーターにつながるSOS発信などの通信機能を搭載。
- 安心なカーライフを実現: 音声ガイドや急操作警告、運転アラート、専用スマホアプリによる安全運転診断レポートなどの運転サポート機能に対応。
- クラウドシステム連携: 専用のクラウドシステムと連携し、端末管理機能やOTAでの機能拡張により、常に最適な状態で端末を使用可能。
ハードウェアの詳細
パイオニアの通信型ドライブレコーダーは、以下のハードウェア情報を持っています。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| カメラユニット サイズ | 縦 約55 mm、横 約90 mm、厚さ 約30 mm |
| バッテリーユニット サイズ | 縦 約100 mm、横 約65 mm、厚さ 約30 mm |
| 画素数 | 約200万画素 |
| 画角 | 前方・車内カメラ:水平 130°以上 |
| 位置測位 | GPS、GLONASS、QZSS |
| 最大録画時間 | 約7.5時間(車内カメラOFF時:約15時間) |
テレマティクスサービスの新たな価値
この協業は、テレマティクスサービスを通じて保険およびモビリティ分野に新たな価値をもたらすものです。パイオニアは、車載用カメラとAI技術を活用した「モビリティAI&コネクティビティソリューション」の開発・提供を通じて、ドライバーの安心・安全、快適性、利便性の向上を支援しています。
乗用車、商用車、二輪車など多様なモビリティに最適化された高性能・高品質なソリューションを提供し、企業の多様なニーズに対応してまいります。
パイオニアの強みとして、車載カメラAIソリューションに関する詳細は、以下のリンクからご確認いただけます。
まとめ
パイオニアの通信型ドライブレコーダーが東京海上日動の新型自動車保険「ドライブエージェント パーソナル」に採用されたことにより、事故時の迅速な対応や安全運転のサポートが強化されることが期待されます。以下に、本記事で紹介した内容を整理しました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 採用企業 | 東京海上日動火災保険株式会社 |
| 保険名 | ドライブエージェント パーソナル(DAP)特約 |
| 提供開始日 | 2026年1月 |
| ドライブレコーダーのタイプ | 2カメラタイプ(前方+車内) |
| 最大録画時間 | 約7.5時間(車内カメラOFF時:約15時間) |
| 主な機能 | 自動連絡機能、映像の自動記録・送信、運転サポート機能など |
このように、パイオニアと東京海上日動の協業は、今後の自動車保険市場において重要な役割を果たすことでしょう。
参考リンク: