2025年6月 学生のクレジットカード利用実態と人気ランキング
ベストカレンダー編集部
2025年7月15日 10:52
学生クレカ利用調査
開催期間:6月4日〜6月11日
2025年6月度 学生対象・クレジットカードの利用実態アンケート
アドバイザーナビ株式会社(所在地:中央区日本橋、代表取締役:平 行秀)が実施した、2025年6月に行われた学生向けのクレジットカード利用実態に関する調査結果が公開されました。本調査は、2025年6月4日から6月11日までの間にインターネットを通じて行われ、123人の学生からの回答を基にしています。
調査の結果、学生が最も好んで利用しているクレジットカードとして、楽天カードが全体の70.7%を占める人気を誇りました。また、クレジットカード選びにおいては、入会金や年会費、ポイント還元率に特に重視する傾向が見られました。
学生のクレジットカード利用動向
調査結果から、学生のクレジットカード利用に関するさまざまなデータが得られました。以下に、主な結果をまとめます。
- クレジットカードを作ろうと思ったきっかけ:
- キャッシュレス決済が便利だから(54.5%)
- ネットショッピングをよく利用するから(49.6%)
- 年会費が無料だったから(48.0%)
- 保有カード枚数:
- 1枚(35.8%)
- 3枚以上(34.1%)
- 2枚(30.1%)
- 初めて作ったカードを今もメインカードとして利用しているか:
はい(72.4%)、いいえ(27.6%)
- クレジットカードの審査に通らなかった経験:
ない(82.1%)、ある(17.9%)
- 年会費の支払い状況:
- 払っていない(永年無料)(63.4%)
- 払っている(17.1%)
- 払っていない(条件達成で無料)(19.5%)
- クレジットカードの限度額:
- 30万円以下(24.4%)
- それ以上(50万円以上)(21.1%)
- 10万円以下、50万円以下(それぞれ18.3%)
- 限度額を増額したことがあるか:
はい(26.0%)、いいえ(73.2%)、増額できなかった(審査に落ちた)(0.8%)
- 毎月の利用額:
- 3万円以内(23.6%)
- 2万円以内(14.6%)
- 1万円以内(13.8%)
- クレジットカードの利用シーン:
- ネットショッピング(84.6%)
- 普段のお買い物(55.3%)
- 飲食店(47.2%)
- 利用頻度:
- 週に2/3回(41.5%)
- 一か月に数回(24.4%)
- 週に1回(20.3%)
シーン別おすすめクレジットカードランキング
次に、学生が選んだシーン別のクレジットカード人気ランキングを紹介します。これにより、学生がどのような基準でクレジットカードを選んでいるのかが分かります。
持っているクレジットカード
- 楽天カード(70.7%)
- PayPayカード(30.1%)
- 三井住友カード(NL)(26.0%)
クレジットカード選びの重視ポイント
- 入会金・年会費(68.3%)
- ポイント(マイル)還元率(61.5%)
- キャンペーン・特典(45.6%)
ポイントの貯まりやすさを重視するカード
- 楽天カード(56.1%)
- PayPayカード(12.2%)
- 三井住友カード(NL)・楽天カード アカデミー(8.9%)
学生向け特典の充実度で選ぶカード
- 楽天カード(43.9%)
- PayPayカード(14.6%)
- 三井住友カード(NL)・楽天カードアカデミー(10.6%)
海外旅行や留学向けのおすすめカード
- 楽天カード(33.3%)
- 三井住友カード(NL)(18.7%)
- JCB CARD W(8.1%)
調査結果のまとめ
2025年6月度の学生対象・クレジットカード利用実態に関する調査結果を以下の表にまとめました。
| 項目 | 結果 |
|---|---|
| 人気のクレジットカード | 楽天カード(70.7%) |
| クレジットカード作成のきっかけ | キャッシュレス決済が便利(54.5%) |
| 保有カード枚数 | 1枚(35.8%) |
| メインカードの利用状況 | はい(72.4%) |
| 年会費の支払い状況 | 払っていない(63.4%) |
| 限度額の増額経験 | はい(26.0%) |
| 毎月の利用額 | 3万円以内(23.6%) |
| 利用シーン | ネットショッピング(84.6%) |
| 利用頻度 | 週に2/3回(41.5%) |
この調査結果から、学生がクレジットカードを利用する際の傾向や選択基準が明らかになりました。特に、楽天カードの人気が高く、キャッシュレス決済の便利さがその要因の一つであることが分かります。また、学生は年会費やポイント還元率を重視しているため、今後のクレジットカード選びにおいてもこれらの要素が重要視されることが予想されます。