日本ベルックスが7月16日に生成AIチャットボットSELFBOT導入、問い合わせ効率化へ
ベストカレンダー編集部
2025年7月16日 14:53
日本ベルックスAI導入
開催日:7月16日
日本ベルックスが生成AIチャットボット「SELFBOT」を導入
日本ベルックス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:村上幾生)は、顧客対応の効率化を目的として、SELF株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:生見 臣司)が提供する生成AIチャットボット「SELFBOT」の導入を決定しました。この取り組みは、VELUXグループ内で初めての生成AIチャットボットの採用となります。
このチャットボットは、コーポレートサイト経由の問い合わせ対応を自動化・効率化し、高いセキュリティ要件をクリアした上でデンマーク本社の承認を受けて導入が決定されました。
導入の背景と目的
日本ベルックスでは、ウェブサイトを通じて多くのお問い合わせを受けており、その中にはサイト上の情報で解決できる内容も少なくありませんでした。しかし、従来のFAQ型やシナリオ型のチャットボットでは柔軟な対応が難しく、社内での対応負荷が課題となっていました。
こうした背景から、日本ベルックスは生成AIを活用し、これまでの問い合わせ履歴や自社サイトの情報を学習したチャットボット「SELFBOT」の導入を決定しました。社内データをそのまま学習させることで、高い精度での自動応答が確認でき、導入後すぐに実運用を開始できるほどの設定の容易さも決め手となりました。
SELFBOTの特徴と機能
SELFBOTは、ドキュメントやURLを自動学習させ、即座に回答に導ける次世代の高精度チャットボットです。以下にその主な特徴を挙げます。
- 独自のRAG技術: 生成AIの精度を高めるRAG技術により、ハルシネーションを徹底的に抑制し、カスタマーサポート業務の自動化に活用できる高精度な回答を実現。
- 使いやすい管理画面: トレーニング用のデータセット構築やシナリオ作成が不要で、専用の管理画面から既存のドキュメントファイルやWebページのURLをアップロードするだけで、社内データと連携したAIチャットボットを構築可能。
- 万全のセキュリティ: Azure OpenAI Serviceと連携し、会話内容がAIに学習される心配がなく、GoogleアカウントやMicrosoftアカウントによるSSO認証、IPアドレスによるアクセス制御などの機能を備え、高度なセキュリティを実現。
- 多彩なUI: Webサイトへの設置や専用画面での利用が可能で、表示形式を「バナー型」「アイコン型」「AIフォーム」から選べるほか、チャット画面の表示形式も「チャット型」「検索型」から選択可能。
- 多様な環境での利用: Microsoft TeamsやSlackなどのビジネスツールと連携し、GoogleサイトやSharePointで構築した社内ポータルサイトにも搭載できる。LINE公式アカウントとも連携可能。
日本ベルックスの企業情報
日本ベルックス株式会社は、デンマークに本社を置くVELUXグループの日本法人として、天窓(トップライト)および関連製品の販売・施工を行っています。自然光と風を取り入れることで快適で健康的な住環境を実現する製品を提供し、住宅から商業施設・公共建築まで幅広い導入実績を有しています。
持続可能な建築の推進を通じて、「光と風のある暮らし」を提案することを企業の理念としています。
今後の展望とセミナー情報
日本ベルックスは、実際の利用データをもとにさらなる改善・効率化を図っていく予定です。また、SELF株式会社では生成AI×RAG活用セミナーを定期的に開催しており、最新情報やRAGを活用したツールの導入・運用についての情報を発信しています。
セミナーに関する詳細情報は、公式ウェブサイトで確認できます。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 企業名 | 日本ベルックス株式会社 |
| 所在地 | 東京都渋谷区千駄ヶ谷1-23-14 |
| 設立 | 1981年3月12日 |
| 代表者 | 村上幾生 |
| ウェブサイト | https://www.velux.co.jp/ |
| 導入チャットボット | SELFBOT |
| 提供会社 | SELF株式会社 |
| セミナー情報 | https://self.systems/selfbot/ |
以上の情報をもとに、日本ベルックスが取り組む生成AIチャットボット「SELFBOT」の導入について、顧客対応の効率化やセキュリティの強化に向けた意義を理解することができる。今後の展開に注目が集まります。
参考リンク: