8月下旬発売『物語の世界をデザインする』背景デザインの必須指南書
ベストカレンダー編集部
2025年7月17日 11:40
物語の世界デザイン書籍発売
開催日:8月20日
『物語の世界をデザインする』の概要
株式会社ボーンデジタルは、2025年8月下旬に『物語の世界をデザインする 背景でストーリーを伝えるための必須常識 Framed Environment Design 日本語版』を発売します。著者は、アニメーションや映画などのビジュアルコンテンツ制作において数多くの実績を持つプロダクションデザイナー、マルコス・マテウ=メストレです。この書籍は、物語に引き込む舞台の作り方を解説し、背景デザインの重要性を強調しています。
特に、背景デザイナーとして著名なわいっしゅさんが推薦していることからも、本書の価値が伺えます。わいっしゅさんは、「背景デザイナーの羅針盤。世界を創造するための工程が網羅されています!」と称賛しています。
背景デザインの重要性
ビジュアルコンテンツ制作は、「世界」をデザインすることから始まります。物語の舞台となる世界を構想し、形にすることが求められます。この過程では、以下の要素が重要です。
- 場所や時代
- 時間帯
- キャラクターたちの感情
環境や背景は、物語をいきいきと感じさせるための大切な要素です。読者や観客がその世界に入り込み、ストーリーに没入できるような環境デザインの考え方や手順が本書ではわかりやすく解説されています。
デザインのプロセス
本書では、物語の世界をデザインするための具体的な手順が示されています。以下のステップが重要です。
- 脚本を読み解く
- 資料を集め、分析する
- 全体像から細部へとデザインを進める
これらのステップを通じて、物語の舞台を構築していきます。しかし、世界を構築するだけでは終わりません。背景を活かした「撮影可能なシーン」を考えることも重要なポイントです。
撮影シーンの考慮
環境デザインにおいて、以下の要素が特に重要です。
- カメラの目線で空間をどう見せるか
- 建物と周りの環境をどう組み合わせるか
- 光や天候の効果を演出にどう取り入れるか
これらの要素を考慮することで、よりリアルで没入感のあるシーンを作り出すことができます。
著者の紹介と実績
マルコス・マテウ=メストレは、数多くの著名な作品に関わってきた実力派のプロダクションデザイナーです。彼の代表的な作品には、以下のようなものがあります。
- 「バルト」
- 「プリンス・オブ・エジプト」
- 「サーフズ・アップ」
- 「ヒックとドラゴン2」
また、最近ではNetflixの『Ultraman: Rising』でプロダクションデザイナーを務めており、その豊富な経験を基に本書を執筆しています。
書籍の詳細情報
『物語の世界をデザインする』は、以下のような詳細情報を持っています。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 書籍タイトル | 物語の世界をデザインする 背景でストーリーを伝えるための必須常識 Framed Environment Design 日本語版 |
| 定価 | 5,500円(本体5,000円+税10%) |
| 発行・発売 | 株式会社 ボーンデジタル |
| ISBN | 978-4-86246-644-0 |
| 総ページ数 | 216ページ |
| サイズ | B5正寸、オールカラー |
| 発売日 | 2025年8月下旬 |
| 著者 | マルコス・マテウ=メストレ |
この書籍は、アニメーション業界の第一線で活躍するプロダクションデザイナーによる実践的な指針を提供し、環境や背景デザインの重要性を再認識させる内容となっています。
さらに、本書には豊富なビジュアルも収録されており、アイデアや解決策を視覚的に明確化しています。これにより、実践にすぐ役立つ一冊となることが期待されます。
最後に、本書で紹介された内容をまとめます。背景デザインは物語の重要な要素であり、プロダクションデザイナーとしての視点から、環境や背景がどのようにストーリーを支えるかを学ぶことができます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 書籍タイトル | 物語の世界をデザインする |
| 著者 | マルコス・マテウ=メストレ |
| 発売日 | 2025年8月下旬 |
| 定価 | 5,500円 |
| ページ数 | 216ページ |
| デザインプロセス | 脚本解読、資料収集、デザイン進行 |
| 撮影シーンの考慮 | カメラ目線、環境組み合わせ、光・天候効果 |
このように、本書は背景デザインを学ぶ上での貴重なリソースとなるでしょう。デザインのプロセスや実践的な手法を学ぶことで、より深い理解と応用が可能になります。