神奈川で8月14日から開催「平和への願い展」戦後80年の記憶を伝える

戦後80年・平和祈念特別企画「神奈川から紡ぐ平和への願い展」開催概要

神奈川県横浜市港南区に位置するかながわ平和祈念館にて、2025年7月17日に発表された特別企画展「神奈川から紡ぐ平和への願い展」が、2023年8月14日から20日までの期間に開催されます。この企画展は、戦後80年を迎えるにあたり、戦争の記憶と平和の尊さを次世代へ伝えることを目的としており、入場は無料です。

開催期間中は、特別イベントとして語り部講演会や遺族手記の朗読会、さらにはお茶と和菓子を楽しむことができる慰霊茶会も行われます。また、神奈川県戦没者慰霊堂本堂も開放され、様々な展示が行われます。これらのイベントはすべて無料で参加できますので、ぜひ足を運んでいただきたいと思います。

企画展の詳細

本展の開催期間は、令和7年8月14日（木曜日）から20日（水曜日）までの間で、毎日9時00分から16時30分まで開館します。ただし、8月15日には行事対応のため一部展示が制限されることがありますので、訪問予定の方はご注意ください。

会場は、かながわ平和祈念館（横浜市港南区大久保1-8-10）で、入場料は無料です。主催は神奈川県と一般財団法人神奈川県遺族会で、協力団体として神奈川県原爆被災者の会、神奈川中国帰国者定住サポートの会、神奈川県戦没者慰霊堂茶道奉賛会が参加しています。

展示内容

展示内容は多岐にわたります。戦争で亡くなった方々の遺品や、当時の方々の体験談を収録した証言映像、戦中・戦後の暮らしの様子を示すパネルなどが展示されます。具体的には、以下のような展示が行われます。

• パネル：約170点
• 実物資料：約100点

また、県や県遺族会による慰霊追悼事業の紹介や、県民から寄せられた「戦後80年・平和祈念メッセ―ジカード」も展示され、平和への願いが込められたメッセージが紹介されます。

開催期間中のイベント

企画展期間中には、様々なイベントが用意されています。特に注目すべきは以下の3つのイベントです。

1. 語り部講演会・遺族手記朗読会
   日時：8月17日（日曜日）
   内容：
   ①「戦争と家族の絆―父の遺言と母の手記を通して―」
   講演者：三杉克篤さん（秦野市）
   ②遺族手記「逢いたかった」朗読会
   読み手：一般財団法人神奈川県遺族会青年部
   場所：2階やまゆり
   主催：一般財団法人神奈川県遺族会
2. 慰霊茶会
   日時：8月17日（日曜日）
   定員：各回30名（先着順）
   場所：2階和室
   主催：神奈川県戦没者慰霊堂茶道奉賛会
   注意：整理券は当日9時から会場1階事務所で配布されます。
3. 神奈川県戦没者慰霊堂本堂開放
   日時：8月15日（金曜日）から20日（水曜日）
   各日9時00分から16時30分（15日は15時00分まで見学不可）
   場所：神奈川県戦没者慰霊堂（横浜市港南区最戸2-19-1）
   注意：かながわ平和祈念館から徒歩約2分の距離です。

取材について

取材を希望される方は、2日前までに問い合わせ先までご連絡いただく必要があります。会場内では、自社の腕章または名札を必ず着用することが求められます。

問い合わせ先は以下の通りです。

神奈川県福祉子どもみらい局

生活困窮者対策担当部長兼福祉部生活援護課長　垣中　電話　045-210-4900

生活援護課援護グループ　梶　電話　045-210-4903

まとめ

戦後80年を迎えるにあたり、神奈川県で開催される「神奈川から紡ぐ平和への願い展」は、戦争の記憶を次世代に伝える重要な機会です。展示内容やイベントは、参加者に深い感動と思索をもたらすことでしょう。以下に、本展の主要な情報をまとめます。

この企画展は、戦争の記憶を風化させないための大切な取り組みであり、参加者にとっても貴重な経験となることでしょう。