exaBase生成AI、2年で10万人突破し業務効率化に貢献

exaBase生成AI利用10万人突破

開催日:6月1日

exaBase生成AI利用10万人突破
exaBase生成AIって何がすごいの?
exaBase生成AIは日本企業向けに高いセキュリティを備え、最新の大規模言語モデルや150以上の業務テンプレートを提供し、業務効率化に貢献しています。
どうして10万人も使ってるの?
多様な業務に対応したテンプレートや支援プログラムが充実し、実際にひと月で2,500人分の業務時間削減を実現。安心して使える点も支持されています。

exaBase 生成AI、利用ユーザー数が10万人を突破

株式会社エクサウィザーズのグループ会社である株式会社Exa Enterprise AIは、2023年6月に提供を開始した「exaBase 生成AI」の利用ユーザー数が10万人を突破したことを発表しました。このサービスは、日本企業が安心して利用できるセキュリティを備え、業務に役立つ最新のLLM(大規模言語モデル)やテンプレートを提供しています。

提供開始から2年が経過し、多くの企業がこの生成AIを導入することで、業務効率化を実現しています。具体的には、ひと月あたり2,500人分の業務時間削減を達成し、メッセージ送信数は300万回に達しました。この成果は、企業が真に利用できるサービスへと成長したことを示しています。

exaBase 生成AI、提供開始2年で利用ユーザー数10万人突破 画像 2

exaBase 生成AIの活用状況とユーザーの傾向

exaBase 生成AIを導入した企業では、業務での利活用が進んでおり、特に以下のような傾向が見られます。

  • ログインユーザーの25%が業務ノウハウを定型化したプロンプトテンプレートを利用
  • プロンプトテンプレートを週に3回以上使用するユーザーのWAU(Weekly Active Users)は80%に達する
  • プロンプトテンプレート利用者の80%が、要約や翻訳などの主要業務において1日に複数回利用

これらのデータから、150以上のプロンプトテンプレートを随時アップデートしてきたことが、企業における生成AIの活用促進に寄与していることが分かります。導入企業では、社内で生成AIの活用を促進する取り組みが積極的に行われており、様々な業務への広がりや効果が見え始めています。

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導入企業からのコメント

導入企業の代表者からは、以下のようなコメントが寄せられています。

イオン株式会社 CISO 吉田 俊介様
2023年よりグループ各社で利用を開始したところ、ご好評いただき、バックオフィス部門はもちろん、店舗商品部など現場でも利活用事例が生まれています。
名古屋鉄道株式会社 DX・マーケティング部 デジタルインフラ担当 佐藤 海人様
exaBase生成AIをはじめ、複数の生成AI環境を展開することで、様々な環境のグループ会社全体に生成AI基盤の展開を図ることが出来ています。現在検証中の「exaBase だれでも自動化」により、今まで以上の業務効率化実現を期待しています。
阪急阪神不動産株式会社 DX推進部 清家 邦晴様 近藤 憲明様
阪急阪神不動産ではexaBase 生成AIを2023年に導入。万全のセキュリティと使いやすさで必要不可欠なツールとして、今では当社のグループ会社を含めて、約20社・1200名超が利用し、業務効率を大幅に向上させることができました。
フジパングループ本社株式会社 システム部 ご担当者様
現場の気づきが自然と共有されることで、AI活用の輪が社内に広がっています。また自発的な提案や創造的な発想が次々と生まれる風土が定着しつつあり、会社の前向きな挑戦が促進されています。
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exaBase 生成AIの強み

exaBase 生成AIは、法人向けの生成AIサービスとして市場シェア1位を獲得しています。2025年7月時点で900社以上、10万以上のユーザーに利用されています。その理由として、以下の3つの強みが挙げられます。

  1. 日本企業が安心して利用できるセキュリティ
    国内サーバーで処理される複数のモデルを用途に応じて利用でき、1万人でも管理できるアカウント・ログ管理機能が搭載されています。日本マイクロソフトとの連携により、ピーク時でも高速かつ安定した生成が可能です。
  2. 業務ですぐに“使える”最新LLMやテンプレート
    最新モデルのOpenAI o3やClaude 4も利用でき、標準で150以上のプロンプトテンプレートを搭載しています。これにより、誰でもすぐに業務で使うことができ、費用対効果の算出や活用率向上データを見える化することで、生成AIの活用促進につなげることができます。
  3. 企業の要望に合わせた様々な活用支援プログラム
    企業によって生成AIの活用レベルや要望は様々であり、常駐支援も含めた多様な活用支援プログラムを提供しています。支援を通じて全社導入に繋がった事例も出ており、企業内での生成AIの活用が進むきっかけとなっています。
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今後の展開

今後、exaBase 生成AIはさらなる日本企業の生産性向上への貢献を目指し、以下の2点の取り組みを実施します。

  • AIエージェントによるexaBase 生成AIのさらなる進化
    社内の様々なAIエージェントを統括するための「バディエージェント」を搭載し、AIエージェントを活用する際の窓口としての役割を担います。業務特化したノウハウを持つ専用エージェントを多数準備し、ユーザーの業務に適したエージェントを選択できるサービスを提供予定です。
  • exaBase 生成AIと他AIプロダクトとの連携でさらに付加価値を高める
    企業の多様な課題に対応するため、新プロダクトの開発も進めています。RPAの構築・運用が容易に可能な「exaBase だれでも自動化」を2025年秋に提供開始予定で、すでにβ版での企業内検証が始まっています。
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まとめ

exaBase 生成AIは、提供開始から2年で10万人のユーザーを獲得し、業務効率化に貢献してきました。導入企業からの高い評価や、業務時間削減の実績は、このサービスの信頼性を示しています。今後もAIエージェントの進化や新プロダクトの開発を通じて、さらなる生産性向上を目指す取り組みが期待されます。

項目 内容
利用ユーザー数 10万人突破
業務時間削減 ひと月あたり2,500人分
メッセージ送信数 300万回
導入企業数 900社以上
プロンプトテンプレート数 150以上

このように、exaBase 生成AIは多くの企業において業務の効率化を実現しており、今後の展開が注目されます。

参考リンク: