2025年7月25日発表:近藤雄一郎氏がインキュベイトファンドに参画、グロース支援強化へ
ベストカレンダー編集部
2025年7月25日 12:49
近藤雄一郎氏参画発表
開催日:7月25日
インキュベイトファンドの新たな展開
2025年7月25日、インキュベイトファンド株式会社が発表したニュースは、同社の成長戦略において重要な一歩を示しています。インキュベイトファンドは、今春に設立したグロースファンド「IF Growth1号投資事業有限責任組合」のジェネラルパートナーとして、元SMBC日興証券のCEOである近藤雄一郎氏を迎え入れました。この決定は、スタートアップ企業の持続可能な成長を支援するための新たな資本循環の選択肢を提供することを目的としています。
近藤 雄一郎氏の経歴と役割
近藤雄一郎氏は、1986年に日興證券(現在のSMBC日興証券)に入社し、営業部門や法人営業部門を経て、2007年には本社経営企画部長に就任しました。彼は、米国シティグループによる同社の100%子会社化や、SMBCグループへの統合プロジェクトで重要な役割を果たしました。
その後、金融市場本部や資本市場本部での執行役員、副本部長、常務執行役員を歴任し、2020年には代表取締役社長に就任しました。2024年からは同社の特別顧問に就任し、資本市場に対する深い見識と広範なネットワークを活かして、インキュベイトファンドにおいても重要な役割を果たすこととなります。
近藤氏のコメント
近藤氏は、インキュベイトファンド・グロースファンドの設立に関し、「非上場グロース市場における資本循環の新たな選択肢を提示し、スタートアップの持続的な成長を支援する」という意義を強調しています。彼は、レイターステージのスタートアップ企業に対して、キャピタルアロケーションや機関投資家の投資哲学、運用方針に基づくIR及びSR戦略の支援を行い、上場後も資本市場を活用した高成長を実現する企業を通じて、日本の再成長に貢献する意向を示しています。
インキュベイトファンドのビジョン
インキュベイトファンドは、「志ある起業家の挑戦を、愚直に支え抜く」というモットーのもと、創業期の投資・育成に特化した独立系ベンチャーキャピタルです。特に、シードスタートアップへの投資においては、国内最大規模の実績を有しています。
同社は、起業家の最も近いパートナーとして、新規事業の創造やベンチャー企業の立ち上げ、さらにはバリューアップに努めており、近藤氏の参加はその戦略の強化につながると考えられています。
ポール・マクナーニのコメント
インキュベイトファンドの代表パートナーであるポール・マクナーニ氏は、近藤氏を共同代表に迎えたことについて、「近藤さんの資本市場における豊富な経験と、様々な規模の日本を代表する企業を支援してきた実践的な経験は、インキュベイトファンドが支援する企業にとって非常に強力なものになる」と述べています。このようなリーダーシップのもと、インキュベイトファンドは次世代のグローバル・チャンピオンを輩出し、日本国内の産業変革を推進することを目指しています。
インキュベイトファンドの組織概要
インキュベイトファンドは、東京都港区に本社を置き、代表パートナーには赤浦徹、本間真彦、和田圭祐、村田祐介、ポール・マクナーニが名を連ねています。彼らは、スタートアップの成長を支援し、日本経済の発展に寄与することを使命としています。
会社情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 会社名 | インキュベイトファンド株式会社 |
| 所在地 | 東京都港区虎ノ門五丁目9番1号 麻布台ヒルズガーデンプラザB 5F |
| 代表パートナー | 赤浦 徹、本間 真彦、和田 圭祐、村田 祐介、ポール・マクナーニ |
| 公式サイト | http://incubatefund.com/ |
インキュベイトファンドは、今後もスタートアップ企業への投資を通じて、日本経済の再成長に貢献することを目指しています。近藤氏の参加は、その目標に向けた重要なステップであり、今後の展開に注目が集まります。
参考リンク: