7月27日開催「サロン・ド・ピアノ」始動で長崎に新文化拠点

サロン・ド・ピアノ始動

開催日:7月27日

サロン・ド・ピアノ始動
ロビーピアノ事業って何?
ロビーピアノ事業は、旧長崎市公会堂から移設されたスタインウェイ&サンズ製のピアノを市民に開放し、自由に演奏できる文化交流の拠点を作る取り組みです。
オープニングイベントはいつどこであるの?
オープニングイベントは2025年7月27日(日)午前10時から11時まで、ベネックス長崎ブリックホールの1階エントランスホールで開催され、無料で観覧できます。

ロビーピアノ事業「サロン・ド・ピアノ」の始動

長崎文化振興共同事業体が運営するベネックス長崎ブリックホールでは、旧長崎市公会堂から移設されたスタインウェイ&サンズ製のピアノを活用したロビーピアノ事業「サロン・ド・ピアノ」を開始します。この事業は、ながさきピース文化祭を契機に、市民に開かれた音楽文化の拠点を創出することを目的としています。

「サロン・ド・ピアノ」では、1階エントランスホールに設置されたピアノを市民に開放し、誰もが自由に演奏できる環境を整えます。これにより、地域の文化交流が促進され、世代や立場を超えた音楽の楽しみが広がることが期待されています。

オープニングイベントの詳細

このロビーピアノ事業のオープニングイベントは、令和7年7月27日(日)に開催されます。イベントの概要は以下の通りです。

  • イベント名:ロビーピアノ事業オープニングイベント「サロン・ド・ピアノ」
  • 日時:令和7年7月27日(日)
    開会:午前10時 閉会:午前11時
  • 会場:ベネックス長崎ブリックホール 1階エントランスホール
  • 観覧:無料・整理券不要
  • 主催:長崎市/長崎文化振興共同事業体

プログラムには、開会宣言や来賓祝辞、リボンカットセレモニー、そしてピアノの公開演奏が含まれます。演奏予定の曲目には、ドビュッシーの「月の光」やショパンの「ノクターン第5番」などがあります。

演奏者と曲目

オープニングイベントでは、以下の演奏者による多彩なプログラムが予定されています。

演奏者 曲目
中村卓士(Pf) ドビュッシー「月の光」
中村卓士 × 時津仁美(Vn) クライスラー「美しきロスマリン」「愛の喜び」
田川慎一郎(Pf) フンメル「エコセーズ」
堀内伊吹(Pf) ショパン「ノクターン第5番」
堀内伊吹 × 中村拓士 坂本龍一「八重の桜」

これらの演奏を通じて、地域の文化を次世代へと継承する重要な一歩となることが期待されています。

関連イベント「アウトリーチコンサート vol.2」の開催

オープニングイベントの午後には、「アウトリーチコンサート vol.2」が開催されます。このコンサートでは、東アジア各地から集まった若者約40名が、音楽合宿を通じて交流を深め、その成果を披露します。

このイベントは、令和7年10月18日に雲仙市で開催予定の「湯の香立ち、音の花ひらく in UNZEN 東アジアユースオーケストラ演奏会」に先立つプレイベントとして位置付けられています。

  • 日時:令和7年7月27日(日) 午後2時30分
  • 会場:ベネックス長崎ブリックホール 1階エントランスホール
  • 観覧:無料・整理券不要

このコンサートでは、オープニングイベントに出演予定の中村卓士(ピアノ)と時津仁美(ヴァイオリン)が共演し、ユースオーケストラの魅力を一足先に体感できる機会を提供します。

今後の展開と文化活動の拠点づくり

「サロン・ド・ピアノ」事業は、今後もロビーピアノを活用した演奏会や子どもたちの発表の場、市民によるワークショップを通じて、文化活動の交流拠点として展開していく計画です。

音楽が日常生活に溶け込むことで、誰もが自然に“奏でるよろこび”を感じられる場を育てていくことを目指しています。長崎の文化を市民とともに築き上げることが、地域の誇りを次世代へとつなげる重要な取り組みとなるでしょう。

なお、ピアノの演奏は事前予約制となっており、詳細については会館のホームページを参照することが推奨されています。

まとめ

今回の「サロン・ド・ピアノ」事業の始動にあたり、長崎文化振興共同事業体は、地域の音楽文化の振興を目指しています。以下に、今回のイベント情報をまとめます。

項目 詳細
イベント名 ロビーピアノ事業オープニングイベント「サロン・ド・ピアノ」
日時 令和7年7月27日(日) 午前10時~11時
会場 ベネックス長崎ブリックホール 1階エントランスホール
観覧 無料・整理券不要
関連イベント アウトリーチコンサート vol.2(午後2時30分~)

このように、文化芸術を通じて地域の交流が深まることが期待される「サロン・ド・ピアノ」とその関連イベントは、長崎の文化振興に寄与する重要な機会となるでしょう。

参考リンク: