2025年7月25日開始 大阪・関西万博で給水スポット6台増設し熱中症対策強化
ベストカレンダー編集部
2025年7月25日 17:16
万博給水スポット増設
開催日:7月25日
大阪・関西万博会場における熱中症予防対策
2025年7月25日、株式会社OSGコーポレーション(本社:大阪市北区、代表取締役社長:山田啓輔)は、大阪・関西万博会場において熱中症予防とプラスチックごみ削減を目的とした給水スポットを増設することを発表しました。この取り組みは、来場者や運営スタッフに対して快適な環境を提供し、同時に環境保護に寄与することを目指しています。
2025年7月22日時点で、会場内の給水回数は550万回を超え、来場者から高い評価を得ています。猛暑が続く中、OSGコーポレーションは新たに6台の給水スポットを増設し、累計で52台となりました。この増設により、より多くの来場者やスタッフが水分補給を行える環境が整いました。
給水スポットの増設とその効果
OSGコーポレーションが設置した給水スポットは、来場者や運営スタッフが気軽に水分補給を行えるように配慮されています。特に、子供たちがマイボトルを持参し、自ら給水体験を楽しむ姿が見られるなど、非常に好評です。また、「給水も体験パビリオン」として紹介され、多くの人々に利用されています。
全国的に厳しい暑さが続く中、総務省消防庁の発表によると、2023年6月の熱中症救急搬送者数は1万7229人に達し、昨年の2倍以上の数値となっています。このことからも、万博会場内での熱中症予防対策がますます重要視されていることがわかります。
新たに設置された給水スポットの配置は以下の通りです:
- 西ゲートゾーン:1台
- セービングゾーン:1台
- エンパワーリングゾーン:1台
- 静けさの森ゾーン:3台
これに伴い、OSGコーポレーションは「大阪・関西万博給水スポットMAP」を公式ホームページにて更新しました。来場者はこのMAPを参考に、給水スポットを効率的に利用することができます。
サステナブルアクションとしての給水スポット
OSGコーポレーションが設置した給水スポットは、単なる水分補給の場にとどまらず、プラスチックごみ削減やCO2削減にも寄与しています。来場者や運営スタッフがマイボトルを使用することで、使い捨てプラスチックの使用を減らし、環境保護に貢献することができます。
2025年7月22日時点の給水回数から算出したCO2削減量は457,608kgに達しています。この数字は、給水スポットの利用が環境に与えるポジティブな影響を示しています。来場者が給水スポットを利用することで、持続可能な社会の実現に向けた一歩を踏み出すことができるのです。
「ステハジ」プロジェクトの概要
OSGコーポレーションが推進する「ステハジ」プロジェクトは、“使い捨ては恥ずかしい”という理念のもと、個人や団体が協力して海洋プラスチック問題や食品ロスなどの社会課題に取り組むものです。このプロジェクトには、407の団体が加盟しており、様々な啓発活動が行われています。
「ステハジ」プロジェクトの詳細は、OSGコーポレーションの公式ホームページで確認することができます。プロジェクトの趣旨や参加団体の情報などが掲載されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 給水スポット数 | 52台 |
| 給水回数(2025年7月22日) | 5,642,519回 |
| CO2削減量 | 457,608kg |
| 加盟団体数(2025年7月25日現在) | 407団体 |
以上のように、大阪・関西万博会場におけるOSGコーポレーションの取り組みは、熱中症予防と環境保護の両立を目指す重要な活動であり、今後もさらなる展開が期待されます。給水スポットの増設により、来場者が安心して水分補給を行える環境が整い、より快適な万博体験が提供されることでしょう。