関西・大阪万博で楽しむ砂ンプラリーの魅力と攻略法

砂ンプラリー開催

開催日:7月1日

砂ンプラリー開催
砂ンプラリーってどんなイベントなの?
砂ンプラリーは大阪・関西万博で開催されるスタンプラリーで、砂に関連する8つのパビリオンを巡りスタンプを集めると記念品がもらえます。
どうやって効率よく砂ンプラリーを回るの?
早朝の空いている時間にスタートし、来館者数制限のあるEU館を早めに訪問、近隣パビリオンを順に回るのが効率的な攻略法です。

関西・大阪万博での「砂ンプラリー」の概要

2025年7月28日、鳥取県は大阪・関西万博において「鳥取県ゾーン」を出展しました。このゾーンには、鳥取県の代表的な観光資源である「鳥取砂丘」の砂を再現した「鳥取無限砂丘」など、多彩な要素が盛り込まれています。特に、鳥取県ゾーンとヨルダン館の砂の展示が似ていることがSNSで話題となり、これを契機に鳥取県は「砂」に関連するパビリオン同士で連携を強化することを決定しました。

2023年4月23日(水)には、ヨルダン館と「サンド・アライアンス」を締結し、以降は加盟館が増加し、現在では8つのパビリオンが「サンド・アライアンス」を結成しています。このアライアンスの一環として、7月1日(火)から「砂ンプラリー(SAND QUEST)」がスタートしました。このスタンプラリーは、各加盟館を巡ることで参加者がスタンプを集め、特別な記念品を得ることができる内容となっています。

開始から3週間で約8,200人が参加!関西・大阪万博で人気の参加型コンテンツ砂を通じた出展地域間連合「サンド・アライアンス」加盟館を巡るスタンプラリー「砂ンプラリー」を“万博おばあちゃん”が制覇 画像 2

「砂ンプラリー」の参加者数と反響

「砂ンプラリー」は開始から約3週間で推計参加人数が約8,200人を超えるなど、大きな反響を呼んでいます。この取り組みは、万博を訪れる多くの人々に楽しんでもらうための工夫が凝らされており、参加者は各パビリオンを訪問することで新たな発見を得ることができます。

特に注目されたのは、山田外美代さん、通称「サンドおばあちゃん」が7月23日(水)に「砂ンプラリー」に挑戦したことです。彼女は各国の万博に足繁く通い、その経験を活かして加盟国拡大の協力を行ってきました。サンドおばあちゃんは、各パビリオンの特性を熟知しており、効率よくスタンプを集めていきました。

開始から3週間で約8,200人が参加!関西・大阪万博で人気の参加型コンテンツ砂を通じた出展地域間連合「サンド・アライアンス」加盟館を巡るスタンプラリー「砂ンプラリー」を“万博おばあちゃん”が制覇 画像 3

サンドおばあちゃんの攻略法

サンドおばあちゃんは、午前9時半にスタートし、比較的空いている時間帯を利用しました。万博公式パスポートを持ちながら「1時間で回り切る!」と意気込んでいました。最初に訪れたのは「サウジアラビア王国館」で、早い時間帯であればほとんど並ばずに入館できるため、展示を楽しみながら館内スタッフとの交流も図りました。

次に向かったのは「EU館」で、こちらは一日の来館者数に制限があるため、早めの訪問が推奨されています。サンドおばあちゃんは、効率的に館を巡りながらも、各パビリオンの魅力をしっかりと堪能しました。

開始から3週間で約8,200人が参加!関西・大阪万博で人気の参加型コンテンツ砂を通じた出展地域間連合「サンド・アライアンス」加盟館を巡るスタンプラリー「砂ンプラリー」を“万博おばあちゃん”が制覇 画像 4

訪問したパビリオンの詳細

  • サウジアラビア王国館 – 文化を感じる展示があり、アラビア語でサインをもらう交流も。
  • EU館 – 来館者数制限があるため、早めの訪問がカギ。
  • アルジェリア館 – 近隣パビリオンとしてスムーズに訪問。
  • モーリタニア館 – 文化や伝統を学ぶことができる。
  • ナウル共和国館 – 小規模ながらも個性的な展示が魅力。
  • ヨルダン館 – 人気のため行列ができているが、スタンプ収集は室外で可能。
  • モザンビーク館 – 日本語でのユーモア溢れる対応が魅力。
  • 関西パビリオン – 鳥取県ゾーンへの入館には予約が必要。
開始から3週間で約8,200人が参加!関西・大阪万博で人気の参加型コンテンツ砂を通じた出展地域間連合「サンド・アライアンス」加盟館を巡るスタンプラリー「砂ンプラリー」を“万博おばあちゃん”が制覇 画像 5

「砂ンプラリー」の最終目的地とセレモニー

サンドおばあちゃんは、全8パビリオンのスタンプを集めた後、10時40分に記念品交換所に訪れ、記念品として「EU館キャラクターステッカー」と「8パビリオン達成記念台紙」を受け取りました。全てのスタンプが埋まった公式パスポートを見て、達成感を感じている様子が伺えました。

その後、7月25日(金)には鳥取砂丘ビジターセンターを訪問し、9つ目のスタンプを押印しました。この訪問を祝うためにセレモニーが開かれ、平井知事が登場しました。知事は「多くの方が万博会場で砂ンプラリーを楽しんでいただき、鳥取砂丘にもぜひお越しいただきたい」とコメントしました。

開始から3週間で約8,200人が参加!関西・大阪万博で人気の参加型コンテンツ砂を通じた出展地域間連合「サンド・アライアンス」加盟館を巡るスタンプラリー「砂ンプラリー」を“万博おばあちゃん”が制覇 画像 6

砂ンプラリーの参加条件と記念品

「砂ンプラリー」は、公式パスポートを持っている方が参加対象です。集めたスタンプを関西パビリオン横の記念品交換所に持参することで、記念品と記念台紙がもらえます。ただし、記念品はお一人様1回限りで、数がなくなり次第終了となります。

記念品の内容や受領条件については、鳥取県の公式ホームページで確認することができます。

鳥取県ゾーンの魅力

鳥取県ゾーンのテーマは、「まんが王国とっとり」「鳥取砂丘をはじめとする特徴的な自然」「鳥取の文化がはぐくんだ豊かな食」です。まんが王国とっとりコーナーでは、著名な漫画家の紹介や、海外で出版された作品の展示が行われています。

また、「鳥取無限砂丘」では、虫眼鏡型デバイスを使用して、砂の上を歩くことで鳥取県の特産物や観光地が現れる仕掛けがあり、訪問者は没入感を楽しむことができます。プロジェクションマッピングも行われ、鳥取県の自然や文化を体験できる空間が提供されています。

まとめ

項目 内容
イベント名 砂ンプラリー(SAND QUEST)
開始日 2023年7月1日
参加人数 約8,200人(開始から3週間)
サンド・アライアンス加盟館数 8館
サンドおばあちゃんの挑戦日 2023年7月23日
最終スタンプ押印場所 鳥取砂丘ビジターセンター
記念品 EU館キャラクターステッカー、8パビリオン達成記念台紙

以上の内容から、関西・大阪万博における「砂ンプラリー」は、多くの参加者に楽しさを提供しており、地域間連携を促進する重要な取り組みとなっています。鳥取県ゾーンの魅力も相まって、訪問者は素晴らしい体験を得ることができるでしょう。