7月29日開始ファミマのデカボスコア対象商品が12品に拡大

ベストカレンダー編集部

2025年7月29日 13:18

デカボスコア対象拡大

開催日：7月29日

ファミリーマートのレジ袋有料化って何がすごいの？

2020年7月の有料化から5年間で累計118億枚のレジ袋削減に成功し、CO2排出量も59％減らすなど環境に大きな効果をもたらしています。

デカボスコアって何？どう役立つの？

デカボスコアは商品のCO2排出量削減率を数値化した指標で、環境に配慮した商品選びを促進し、顧客が具体的に環境貢献できるようにしています。

レジ袋有料化からの成果

2020年7月、株式会社ファミリーマートはレジ袋の有料化を実施しました。この取り組みの結果、5年間で累計118億枚ものレジ袋が削減されました。この実績は、同社の顧客一人ひとりが環境を意識した選択を行った結果であり、日々の小さな行動が大きな環境インパクトを生んでいることを示しています。

レジ袋を辞退することで、CO2排出量を59%削減できるというデータもあります。このように、ファミリーマートの取り組みは、顧客の環境意識を高めるだけでなく、具体的な数値としてもその効果を示しています。

ファミリーマートでは、Earth hacks社が提供する「デカボスコア」を導入し、商品のCO2排出量削減率を可視化しています。この「デカボスコア」は、製品やサービスのCO2排出量をスコア化した指標であり、顧客が環境に配慮した商品選びを行う際の基準として活用されています。

この取り組みにより、顧客はレジ袋を辞退するだけでなく、購入する商品を「デカボスコア」対象品から選ぶことで、さらに環境保護に貢献できるようになりました。ファミリーマートは、商品選びを通じて顧客が環境に貢献できる社会を目指しています。

2025年7月からは、デカボスコアの対象商品が12品に拡大されることが発表されました。これにより、惣菜、スイーツ、飲料など、日常的に選ばれるアイテムが中心となり、顧客が環境貢献を意識した買い物をしやすくなります。

以下に、デカボスコア対象商品の一部を示します。

商品名	デカボスコア	削減ポイント
ファミマル新潟県津南の天然水 600ml	30％off	100％リサイクルペットボトルを使用
「ファミマカフェ」アイスコーヒー	4％off	ストロー不要のリッドでプラ使用を削減
ファミマ!!店舗アイスコーヒー・アイスカフェラテ	76％off	紙カップ＋環境配慮印刷を採用
たっぷりクリームのダブルシュー	9％off	包装の薄肉化＋一部に環境配慮素材を使用
クリームたっぷり！濃厚カスタードシュー	12％off	包装の薄肉化＋一部に環境配慮素材を使用
ファミマ・ザ・クレープ生チョコ	22％off	包装の薄肉化＋一部に環境配慮素材を使用
3種のミックスサンド	3％off	包装の薄肉化＋一部に環境配慮素材を使用
ジューシーソース焼そば	6％off	容器の薄肉化＋一部に環境配慮素材を使用
もちもち餃子と春雨の旨塩スープ（スープ各種）	36％off	プラスチック容器から紙容器へ変更
「ファミマカフェ」木製マドラー	72％off	プラスチックから木製素材に変更
コンビニエンスウェアインナーTシャツクルーネックしろ	15％off	環境配慮糸（RENU）を使用
コンビニエンスウェア発熱・保温インナー　REHEAT ラウンドネック	8％off	環境配慮糸（RENU）を使用

なお、上記の商品は店舗によって取り扱いが異なる場合があります。

ファミリーマートでは、デカボスコア対象商品の拡充に加え、食品ロス削減施策「涙目シール」のデカボスコア算出検討など、環境配慮の可視化を進めていく方針です。これにより、顧客が実感できる形での環境貢献を促進し、より持続可能な社会の実現に向けた取り組みを強化していきます。

ファミリーマートは「あなたと、コンビに、ファミリーマート」という理念のもと、地域に寄り添い、顧客一人ひとりと家族のように繋がりながら、便利さを超えた存在を目指していきます。

ファミリーマートがレジ袋有料化を実施してからの5年間で118億枚のレジ袋を削減したことは、顧客の環境意識の高まりを示す重要なデータです。デカボスコアの導入により、顧客は商品の環境貢献度を意識しながら買い物を行うことができるようになり、持続可能な社会の実現に向けた一歩を踏み出しています。

以下に、この記事で紹介した内容を整理しました。

ファミリーマートの取り組みは、今後も顧客と共に持続可能な未来を目指して進んでいくことでしょう。

参考リンク：